令和元年11月4日。日曜日。晴れ。田川市総合体育館
稽古内容 体術総合
寝技対策。裏拉ぎ・三角締め・腕拉ぎ・馬乗り返し。
当身。懸かり稽古(追突き対策)ミット。マススパー
行者:千手丸氏・若羽丸氏。
大会前最後の稽古。寝技は、下から狙う、三角・裏拉ぎ・腕拉ぎのコンビネーション。
馬乗りの返しから、馬乗りを取るパターンも稽古。
当て身は、唐武会のS氏対策。あの怒濤の連突ラッシュをどう止めるか。
これに、老兵三名と昔の少年部の一人をかり出して、4名で、どんどん懸かり稽古。
おかげでひどいめにあった。
競技武道の良さは、チーム一体となってやること。競技は個人競技に見えるが、その一人の選手を支えるために、チームで支える。この一体感がジンと来る。
<今だけ、自分だけ、金だけ>のグローバリストには絶対味わえない仲間意識・連帯感。そういうものが今の日本には、必要だと思ってやっている。
風門は、競技の結果より、その向こうに見える、もっと大きなもののために闘っている。
ラストは軽いマススパーで締める。マスとは言いながら、千手丸氏の突きも重くなってるから、軽いのがポンと入ってもかなり効いた。ほんと強くなったよなあとしみじみと思いにふけった。28で入門してきて、今41?。最初は、彼が試合に出るようになるとは全く思っていなかったが、今や風門の立派な顔。
秋月流の宮崎宗範や、雷電流の雷電師範からも、私とは別系統の技を学んでいるので、知見は広がり、深くなる一方であろう。
稽古終了後は、九州豊前英彦山中腹にある<かじか庵>で、風門恒例のスッポン食し、その血で血盟する<出陣の儀>
日本拳法道連盟がジリ貧の今日。我々、風門は、最後まで、日本拳法道を守っていく。
他流派の力を借りながらではあるが、日本拳法道福岡武道館を守るために、今年も一機出撃させる。風門の意地を今週の日曜日。福岡武道館で見せる。
そのために、千手丸氏の一年があった。チーム風門2019。これが、我々の最高の生き方である。