令和元年8月4日 日曜日。午前の部。晴れ。於田川郡大任町B&G
行者:木霊丸氏・千手丸氏・常磐丸氏
稽古内容 体術総合・得物護身
薙鎌:素振足
豊前福光派古術素手第三法組討花手(初伝) 木霊丸氏・常磐丸氏・H氏・宮崎宗家
1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落、3本目:鉢回、5本目:大外掛
6本目:裾払
1本目:帯車、2本目:抱車、3本目:掬車、4本目:輪羽車、5本目:掬掛
6本目:小手拉。
豊前福光派古術得物第3法本手(薙鎌)素振足12法
1本目:袈裟車(追い足)、2本目:折袈裟(追い足)
3本目:袈裟真向(車返し・折り返し)・追い足
4本目:踏み袈裟・踏み真っ向(車返し・折り返し)踏み足
5本目:入身:蓮身 (抜き胴・袈裟胴・平斬り・薙払)
6本目:平構 (平真向・平突)踊り足
受け返し
パリング・ブロック、前後・蓮身。三拍子・二二拍子 6種
回し蹴り防御30本
マス・スパー(打撃のみ)2分1R×3 千手丸氏・常磐丸氏・H氏・宮崎宗家
昨日は、珍しい客人が、一気に二人来て、嬉しい悲鳴を上げた。一度に書けないので、本日はH君の話。
土曜日の夜、Sさんと言う年配の人から電話があって、明日稽古を見学したいととのことだった。そしたら、SではなくHの聞き間違えで、やってきたのはH君とお父さんであった。
引っ越しの関係で、福岡に来たので、今後、稽古に来たいということで、いきなり、大型新人獲得になった。H君。実は、昨年の日本拳法道福岡武道館大会(格闘フェスタ2019・第32回セイフティ選手権)の重量級準優勝者で、千手丸氏と闘っている。
彼は、柔道・ブラジリアン・拳法打撃と、オールラウンドにこなせる逸材であり、即戦力過ぎて、風門としては、大歓迎である。
千手丸氏のスパーリングパートナーにいつも困っている風門としては、まさに天からの慈雨。千手丸氏には強い引きがあると感じた。
稽古に、早速、参加してもらった。彼は、柔道二段を持っているのだが、古術の組討は、見た目は柔道だが、理合は合気術に近い。過去、柔道出身者を何度も指導してきたが、なまじっか見た目が柔道に見えるため、かなり混乱するらしい。かと言って、合気道の出身者も何人か指導したが、こちらも意外とできない。
やはり、古術は、古術と言うことなのだろうと思う。
しかし、H君の参加は大きい。これで、風門もはずみがつく。
秋月流の宮崎宗家も今後合流ということになっている。宮崎宗家のことは、また、長くなるので、稿を改めて書きたい。