書評:「しょぼい起業で生きていく」
どうしたら、好きに生きられるのか?これは、俺的にも多大に関心のある分野。ということで、こういう起業系の本も、適当に読む。
まあ、どれも一理あるな的な本が、多いんだけど。これは、リアリティがあって面白かった。
店を借りて、そこに住むとか。着眼点が面白い。そして、何より、印象に残ったのが、再三、言及される。<信用>・<草むしりから始める>という、地道な言葉。
真理をついてると思う。
また、<DO!>を強調してるところが気に入った。俺も<アイデア出すだけマンが大嫌いだ。
当たり前のことだが、俺たち競技武道系の人間にとって、口だけ人間は全く信用されない。コートの上で、取りあえずどう闘ったのか。勝ち負け以前に、試合に出たことも無い人間から、指図されるのが一番頭にくる。
そこらへん。<DO!>を重んずる俺の心に響いた。
思ったより、ほんとに、<えらいてんちょう>だった。
俺が、OH!YES!福光屋を始めたのは、俺のリア友で釣り好きBさんに俺の適当な自給自足的&物々交換的経済の話しをしたら、乗ってきたのがきっかけだ。その直後にこの本と出会って、やっぱり<DO!>よねと思って、マジで活動することにした。
俺も、だいたい、ゆる~く。適~当。が好き。そして、信用の重さを十分承知している。
いい本だった。いつでも貸し出しOK!