日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 素振り足  

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・引身

第10法:差足、第11法:小走、第12法:天狗飛

 

小太刀・拍子取:叩き・切羽根

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 蜘蛛手12手のうち8手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

馬乗り返し2種・裾固

 

豊前福光派古術素手第1法 当身 小袖取12法

第1法・外掴 第2法・羽根掴

 

風門館徒然 掴み有りの研究。投げ・寝技10秒解禁。鍛錬手合L2.5 #田川郡福智町武道館 2024・3・3

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/shorts/T5NYvnpP9xE

 

令和6年3月3日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:千手丸氏・千木丸氏・八咫丸氏 

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 素手第2法 取手 拍子取:霞取籠手返

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 

 

寝技返し 馬乗り返し2種・横蜘蛛返

 

豊前福光派古術素手第1法 当身 小袖取12法

第1法・外掴 第2法・羽根掴

 

着胴蹴込み稽古 左蹴足6種 

鷺立ち直蹴り・送り足直蹴り・差し足直蹴り・抜き胴入り身・抜き胴差し足・浮き身回し蹴り 

 

鍛錬手合L2.5 素面・素籠手取り 面空撃、他ライトコンタクト 掴みあり。投げ可、寝技10秒 90秒×2R

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

以前は、稽古が終わると同時に、稽古禄を書いていたが、最近、筆が進まない。結果として、たかが2週間前のことが、正確に覚えていない。

 

やることは多いし、伝えることも多い。競技もやれば、護身もやる。その上、週1回2時間。しかも、社会人ばかりだから、全員、週1で来ることは無い。その日に来たメンバーの熟練度を考慮しながら、必要な稽古をしなければならないから、けっこう頭を使う。

 

しかし、そこが楽しみでもある。

 

まず、護身。この稽古の前週だっただろうか、北海道のコンビニで刃物による刺殺事件が起きた。死亡した人は、バックヤードで刺されているので、いわゆる<逃げてください>が通用しない現場で起きたことになる。

 

日本の治安状況の悪化に怒りを禁じ得ないが、無策な政府を弾劾していても、すぐには解決しない。その間、万が一の際には、なんとか生き残るための技術は必要だと考えている。

 

だから、風門館では、拍子取りの稽古も必ず一手行う。制圧が目的ではない。包丁相手なら、とにかく、腹を刺されないことが重要だ。刺されたとしても、真っ直ぐに刺されずに、少し体を捻れば、手術で生き残る可能性は高くなる。

 

ゴジラ-1.0」ではないが、生き残るために抗え。それが風門館の護身に対する基本的な考えだ。

 

3月からは、拍子取りとして、霞取籠手返の伝授を開始した。2ヶ月ほど、この一手の稽古を行う予定である。

 

また、ここ最近、素面・素籠手取りの研究を続けている。最初は、皆、戸惑っていたが、ここ何度かで、どんどん慣れてきて、けっこう高度な乱取りが出来るようになった。特に、この日は、全員黒帯以上だったので、投げ・寝技10秒も解禁したL2.5で取ってみた。

 

私としては、小袖取りからの捌きを期待しての組み手法だったが、やはり、柔道的な組み手になるから、やはり、空道スタイルが自然なんだろうと改めて思った。

 

競技が近くなれば、当然グラブ使用の乱取り中心になる。気温が上がるまで、もう何度か、素面・素籠手による掴み有りの研究を続けたいと考えている。

風門館徒然。手捌き・籠手相撲・左ミドルの研究。田川郡福智町武道館 2024・2・25

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/watch?v=OiVJOsaOAbw

 

令和6年2月25日 午前の部 晴れ 気温低し 田川郡福智町武道館

 

行者:千手丸氏

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

整体法・手捌き5法・首之鍛6種・10回×2

籠手相撲

打ち込み稽古 左中段回し蹴り・左右直蹴り・差し足・置き足 60分

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

少年部が欲しいが、なぜか少年部が入ってこない。社会人、それも平均年齢53歳の壮年部だけで稽古している珍しい道場だから、こういうマンツーマン稽古もたまにある。

 

こういう時は、人が多いと出来ないことを指導する。師範補も、もう四段。格闘技をやってる道場ならともかく、武道を名乗っている以上、簡単な整体法くらいは知っておきたいところだ。

 

まず、そこから始めた。

 

次に、手捌き。私の指導している風門館では、前半に、護身用と組み討ち系を稽古するが、そのほとんどは、古術由来の技法だ。

 

その護身技・組み討ち技法を使いこなすためには、手捌きという基本が出来ていないと本当には使いこなせない。ただ、この手捌きは集団指導になじまないという欠点がある。

 

感覚・感触の問題が大きいので、実際に手を取って稽古をつけてもらわない限り伝わらない。だから、人の少ない時に伝授するが、そういう機会は滅多に来ないので、結局、常に稽古に来ている者だけが受け継いでいくことになる。

 

まあ、そんなもんだろう。そして、手捌きをやると、籠手相撲も教えておこうとなるから、それだけで、前半終了。この籠手相撲も、初めて人に教えた。古術の優れている所は、術技にありというより、教伝体系が効率的に出来ているところにある。また、無理の無い稽古法を豊富に持っているので、私のような虚弱体質でも続けることが出来た。

 

一族相伝と言うことは、本来芸法向きで無い人間にも修練させる必要性から生み出されたのだろう。これが、門人を広く取る流儀なら、ばんばん、ふるいにかければ済む話しなので、こういう稽古法は生まれなかったと思う。まさに、弱者のための芸法流儀だと自画自賛した。

 

後半は、打撃。特に師範補の場合、試合経験が豊富なので、理論的には正しいのだが、46歳の年齢では使えなくなっている差し足からの左ミドルが課題となっている。

 

セオリー通り、左ミドルを相手の肋骨に当てて、右のカウンターを防ぐと言うのが身についているのだが、いかんせん、股関節の硬さとともに、角度が15度くらいになってしまって、効き目がなくなっている。

 

直線上でこれをやると左の前拳カウンターを喰らって、そこから押し込まれて負けるパターンが続いている。

 

重さを生かして、直前上をラッシュしていたときは、それが武器にもなっていたが、46歳という年齢、相手が重い場合、相手のリーチがながなどの場合、通用しないパターンが増えた。

 

差し足で蓮に入り身するミドルへマイナーチェンジの必要がある。それをやっていたら、あっという間に60分。

 

武道の稽古も目的によって違う。健康法として楽しむのなら、あんまり細かいことは言わなくていいが、46歳で現役を続けるとなると相手とガンガン撃ち合うスタイルでは、体がもたない。

 

抜き胴・出鼻技・カウンター・入り身・円身。そして、師範補最大の武器である、右の直突きをどう極めるか。左鉤突きととともにまだまだ、修練の必要性と研究の余地がありすぎる。

 

また、回りが健康法でやっているので、どうしても稽古もぬるい稽古になってしまう。直蹴りでも、急所を正確に蹴っていない。そのため、相手に押し込まれる場面が多々ある。

 

日本拳法道ルールは、Safety Martial Arts を標榜しているが、防具がある分、安全性が高いことはたしかだが、KOしても、問題なしルールなので、ポイントで勝とうとか思って試合に出る人間はいない。

 

1秒でも早く、KOしたい。そんな気持ちで選手は闘っているので、試合に臨む以上は、常に緊張感を持って稽古しなければ、大怪我につながる。

 

また、年齢が高くなれば、どうしても体の方は、ガタが来る。絨毯爆撃のような量で圧倒する組み手は厳しくなる一方だ。

 

だから、入り身・蓮身・円身で、相手とすれ違い様に切りつけるような太刀筋の通った切れ味のある手業が必要となる。

 

そのために、日常の稽古の時から、急所を胴の上からでも正確に狙い、何となく打ち・蹴りではなく、一本・一本が、切れ味のある、怖い技を持つ必要がある。

 

コロナで三年大会が中止され、昨年は、一気に、年4度の大会に出場するというと言う環境の激変の中、よく稽古している。

 

しかし、昨年の4度の大会出場のために、どうしても、勝つための試合では無く、スケジュールをこなすための試合になったことは否めない。

 

私を含め、反省すべき所は多々ある。仕事・年齢の壁・ただ一人の現役。色々な不利な環境下であるが、自分が選んだ以上、責任も自分が取らなければならない。

 

他流試合に慣れてきて、以前ほどの緊張感がないのも一因だろう。そういう時が危ない。

 

解決策は一つ。凡事徹底。普段の稽古こそ、丁寧にやる。そこが一番大事なことだ。

 

当分、左ミドルの研究と鍛錬を徹底的に行う予定だ。

 

なお、動画は、昨年の第8回風門祭のPV。10月8日に撮ったものをやっと編集した。

 

風門館壮年部の生き生きとした激闘・敢闘をまとめながら、やはり、このさわやかな競技には、ほんとうに魅力があると感じた。

風門館徒然 全員で日本拳法道形・横受けの形(初段審査)。田川郡福智町武道館 2024・2・18

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/shorts/QCbtmlj2BXU

 

風門館徒然 全員で日本拳法道形・横受けの形(初段審査)

 

令和6年2月18日。日曜日。午前の部。晴れ。暖冬。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・千木丸氏・弦音丸氏 

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・引身

第10法:差足、第11法:小走、第12法:天狗飛

 

小太刀・拍子取:叩き・切羽根

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 蜘蛛手12手のうち8手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

馬乗り返し2種・裾固

 

豊前福光派古術素手第1法 当身 小袖取12法

第1法・外掴 第2法・羽根掴

 

日本拳法道形 初段の形 横受けの形 

 

受け返し稽古 5種 面突・3拍子。2・2拍子・3・2拍子

 

鍛錬手合L1 素面・素籠手取り 面空撃、他ライトコンタクト 掴みあり。瞬時の投げ可、立ち技のみ 60秒×3R

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

2月中旬にも関わらず、暖かい。1年で辛いのが、この1月~2月の寒さと、夏の酷暑だ。

 

1回2時間。700円で運営しているが、このうち、200円は、場所代。残り500円を指導料という形の運営費に当てている。

 

なぜ、安く済むかというと電気など一切使用しないからだ。従って、冬は寒く、夏は暑い。電灯も付けないから、曇りの日は薄暗い。

 

その代わり、安くてすむ。私は、無い物ねだりをする人間が嫌いだ。クーラーや暖房に包まれて稽古したかったら、ジムにいけば良い。それだけのことなんだが、たまに、寒いとか暑いとか文句を言う人間がいるから理解できない。

 

環境が良ければ、それ相応の負担があるのは当然だ。逆に言うと、うちのように安い道場だと、その値段に見合った環境になるのは当然だろう。

 

その上で、都度払い。700円を選ぶかどうかを選択すれば良いだけの話しである。

 

稽古に全く関係ない話をしたが、風門館は、安売り競争をしているわけ無いと言うこと述べたかっただけである。

 

さて、稽古内容は上述した通り。暖かくなったので、そろそろ、小太刀の稽古も終わりかなと思うと寂しい。

 

護身用の拍子取りは今後も稽古するが、受身を取るために、また組討を再開しなければならない。風門館の場合。総合武道をやっているので、やることが多くて忙しい。

 

ただし、現役を1名抱えているので、3月になったら、組討を再開しようと予定している。

 

また、4月に昇級・昇段審査を予定しているので、日本拳法道形の稽古も必須だ。毎週、後半1時間を当身の稽古にあてている。その中で、日本拳法道形をやると時間を取られて、受け返し稽古の時間がなくなる。

 

逆に言うとそれだけこのシンプルな形が出来ないから不思議だ。もう35年指導しているが、なぜ、この形が出来ないのか未だに謎だが、不思議と出来ない。

 

結局、形が出来ないというのは、木立派拳術の要点が分かっていないということなので、年二回の昇級・昇段審査に併せて形の稽古を集中してやるが、結局、雑な稽古をしているということが露呈する。

 

普段、防具を着けているので、何となく早撃ち競争、当て打ち競争、絨毯爆撃競争になってしまい、急所を正確に打つということがなおざりになっている。

 

日本拳法道形をやると、その基本が雑なんだと言うことがはっきりと分かるので、地味だが、実に重要だと思っている。

 

過去、何度も述べてきているが、日本拳法道競技は、ルールさえ守れば、技の出自は一切問われない。

 

だから、空手+柔道とか、KB+ブラジリアンとかでも、強い人が勝つ。単純明快な世界だ。競技者としてはそれで良い。

 

しかし、我々日本拳法道連盟は、木立派日本拳法道という一つの流儀でもある。競技が強くてもそれは、それ。日本拳法道が出来る訳ではない。

 

ここらあたりの理屈が、他流試合経験者で無いと伝わらないのだが、流儀としての日本拳法道を守るというのも風門館の大きな仕事の一つだから、形を細かく、丁寧に指導する。

 

そして、この日本拳法道形で基本を作れば、後の応用やコンビネーションは、このネットの時代、いくらでも手に入る。

 

素人ほど、上辺に引かれるが、重要なことは土台である。ボクシングなら、ボクシングの基本があるように、日本拳法道の根幹技術・理合いの全てが形の中に込められている。

 

4月まで、延々と形の稽古を続ける。

風門館徒然 理想の組手法 鍛錬手合L1 小袖取12法 #田川郡福智町武道館 2024・2・11

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https://www.youtube.com/shorts/BOJ845_HnQY

 

令和6年2月11日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:千手丸氏・八咫丸氏 

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・退足

第10法:差足、第11法:小走、第12法:天狗飛

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

小太刀:叩き・切羽根

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 蜘蛛手12手のうち8手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

馬乗り返し2種・裾固

 

豊前福光派古術素手第1法 当身 小袖取12法

第1法・横掴 第2法・羽根掴

 

受け返し稽古 5種 面突・3拍子。2・2拍子・3・2拍子

 

 

鍛錬手合L1 素面・素籠手取り 面空撃、他ライトコンタクト 掴みあり。瞬時の投げ可、立ち技のみ 90秒×1R

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

上級者二人であったため、かなり高度な稽古をした。内容も豊富。全ては書き切れないので要点のみ記す。

 

日本拳法道ルールは、非常に優れた乱取り法だが、唯一欠点があるとするなら、グラブ使用であること。

 

グラブのみの組手しかしていないと、護身として有効な、小袖取りなどの掴み技が発達しなくなる。

 

そこら辺の兼ね合いが難しいのだが、護身として考えるならば、小袖取りからの引き崩しは、非常に実用的だ。

 

捌きルールに近い感じになるが、実用性は高いと思う。

 

古術には、小袖取りという技術があり。これも12法伝わっている。相手の当身を小袖を取って引き崩し、そこから極めに入る。

 

私は、形として学んだが、現代の過剰防衛に厳しい時代の護身法としては、優れていると考えている。

 

普段、試合のための稽古に追われ、この35年間。のべ800人教えたが、この小袖取りはほぼ教えていない。

 

3月の佐賀を見送ったので、次の6月までは、まだ、ゆとりがある。

 

平均年齢52歳。現役は千手丸師範補一人の現状で、競技に勝つための稽古をしても仕方が無い。

 

他のメンバーは、健康法や護身法として稽古している。となると、やはり、この小袖取りを体系的に教えた方が先行き各自が指導者として立つためには有効だろう。

 

先週は、素面・素籠手というと、どうしてもフルコン風になってしまったが、今回は、先に小袖取りのうち、基本の2法を伝授し、この組手法の狙いを説明した後で行ったら、非常に良い出来だった。

 

負荷も少なく、また、面は寸止めとは言え、素面・素籠手だと緊張感も生まれる。この組手法であれば、古術の極意である、<宇気断ち>の修得も意外と早い。

 

護身実用としても有効で有り、気走り読みの鍛錬法としても優れている。競技武道であっても、離合いの武道の究極は出鼻技にある。

 

出鼻を躊躇無く叩ける。そこにも、この組手法は通じている。

 

やることが膨大だが、当面は、護身実用のための稽古を続けたい。

 

 

風門館徒然 鍛錬手合L1 素面・素籠手 田川郡福智町武道館 2024・2・4

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/shorts/j97RrgEStro

 

令和6年2月4日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・八咫丸氏・弦音丸氏・上羽丸氏 

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・退足

第10法:差足、第11法:小走、第12法:天狗飛

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

小太刀:叩き・切羽根

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 蜘蛛手12手のうち8手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

馬乗り返し2種

寝技・袈裟蜘蛛掛稽古 10秒×3本

立て膝相撲 10秒×3本、足絡みなど稽古

 

受け返し稽古 5種 面突・3拍子。2・2拍子・3・2拍子

風門館護身体術 弓月手繰里取表裏

 

鍛錬手合L1 60秒×3R

鍛錬手合L1.5 60秒×3R

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

稽古禄を、その日のうちに書かないと、内容が詳しく思え出せない。稽古内容は、ほぼ変わらず。三月の佐賀の大会を見送ったので、当面は、小太刀の稽古も続けたい。

 

さて、最近、鍛錬手合のレベルを見直している。私は、このブログでも再三書いているが、万が一の際の護身の芸として、武道稽古をやっているし、大会参加もその修練の一環であって、そのルールにおけるチャンピンを作るつもりは毛頭無い。

 

だから、鍛錬手合も護身実用を念頭に置きながら、都度都度に見直している。

 

どんな組み手法も一長一短がある。競技で勝つことが目標なら、そのルール専一で稽古しなければならない。

 

しかし、目的が護身実用であるならば、色々なルールに出て、色々な他流試合をこなすほうが経験値が上がると私は考えている。

 

万が一の際には、当たりのことだが、手にグラブはしていない。素手による乱取り経験は、必須だ。特に、相手の袖を掴む技術。これと当て身が合わさると非常に有利になる。

 

投げるのでは無く、掴んで引き回す。芦原会館の捌きは、理に適っていると思う。

 

この日から、本格的に素面・素籠手の乱取りをやらせたために、私の意図が伝わらず、フルコン風になってしまっているが、それも慣れだ。

 

私は、硬式空手の大会にも4度出て、貴重な体験を積んだ。グラブとは違う、素面による攻防は、グラブとは違う技術。新しい技術では無く、マナイーチェンジした技術が必要になる。

 

千手丸師範補・八咫丸初段とも、いずれ指導者としてやっていかなければならない。掴む技術・掴んで引き回す技術・掴みと当て身を併せる技術。そういう諸々の研究を競技の無い時期にやってもらいたい。

 

最後になるが、実戦と競技は違うとよく言われる。そういうことは承知しているが、逆に万が一実戦となったら、加害者になる覚悟が必要だということも承知の上で言ってるんだろうかと疑問に思う人がいる。

 

何となく、深く考えず、高名な武道家が著作などで言ってることをそのまま鸚鵡返しに繰り返しているケースがある。

 

今の時代、よほどのことがないと正当防衛が認められない。過剰防衛どころか、逆にこちら側が傷害罪になる可能性もある。

 

従って、よほど特殊な経歴の持ち主でない限り、そうそう実戦などできる時代では無い。

 

もし、サラリーマンで、実戦体験があると言う人がいたら、私などからすると<?>である。

 

街中で実戦あんど経験したことのあるサラリーマンは、極めて希だと思う。傷害罪に問われると普通は首だろ。

 

だからこそ、ルールのある試合でしか試せないのだ。

 

その競技武道・格闘技のアマチュア草の根の大会でさえ、怪我を覚悟しなければ、コートやリングには上がれない。

 

考え方はいろいろあるだろうが、私は、乱取り経験なしの場合。護身実用で使うには不確定要素がありすぎると思っている。

 

だから、競技至上主義でも無く、かといって形稽古のみでもない現在の風門館を作った。

 

これは、私のような平凡なサラリーマンで、週1回・2時間の稽古が精一杯という人間にとっては、正解だと思っている。

 

明日の稽古もまた、工夫を積み重ねて解をみつけたい。

 

 

風門館 令和6年度 3月の稽古日程

1989・5・20 日本拳法協会・森先生(中央)と木立先生(右)

日本拳法道連盟は、日本拳法協会・森良之助先生の支援の元、福岡で結成されました。当時の状況を知る者もいなくなりましたが、我々の源流の一つに日本拳法協会の術技・理論があることを忘れてはなりません。

 

風門館 令和6年度 3月の稽古日程

 

○風門館福智町武道館

福岡県田川郡福智町金田1313番地1 

毎週日曜日 10:00~12:00

 

3月3日・10日・17日・24日・31 予約済み

 

○風門館八幡道場 

北九州市八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 

19:30~21:00

 

 

都度払い700円。入会金などなし。無料体験入門1回あり。

 

少年部・女子部・一般部・壮年部・護身部(壮年男子50歳以上・女性対象)募集中

 

防具式徒手総合武道・日本拳法道を中心に、風門館護身体術・鎌倉古流豊前伝福光派古術などをコース別に稽古します。

 

選手希望・健康目的・護身のためなど、各自の目的に沿ったメニューを組みますので、安心して来てください。無理・無茶はしない道場です。

 

日本拳法道コース

 

日本拳法道ルール・グローブ空手などの大会出場を目指すコースです。壮年部(40歳以上男子)と女子部は、日本拳法道の段級取得を目指します。併伝武術:鎌倉古流豊前伝福光派古術の段級も並行して允可されます。

 

○体術護身コース:護身と健康を目的としたコースです。乱取りは、目慣らし程度のマススパーしかしません。安全で痛くないコースです。50歳以上壮年男子と女性を対象とします。日本拳法道コースとほぼ同じメニューをこなしますが、乱取りや基礎体力はほぼなく、小太刀の稽古をその分行うのが特色です。

 

現在、少人数で稽古しているため、急遽中止もあり得ます。見学・体験入門に際しては、必ず事前に予約を入れてください。連絡無く、来訪されて、休館への苦情は受け付けません。

 

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。