日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 「朋遠方より来たるあり、また楽しからずや」 体験入門あり。#田川郡福智町武道館 2024・1・28

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風門館徒然 「朋遠方より来たるあり、また楽しからずや」 体験入門あり。#田川郡福智町武道館 2024・1・28

 

令和6年1月28日。日曜日。午前の部。雨・晴れ・曇り。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・千木丸氏・弦音丸氏 体験入門1名あり。

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・退足

第10法:差足、第11法:小走、第12法:天狗飛

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

小太刀:叩き・切羽根

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 蜘蛛手12手のうち8手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

馬乗り返し2種

寝技・袈裟蜘蛛掛稽古 10秒×3本

立て膝相撲 10秒×3本、足絡みなど稽古

 

受け返し稽古 5種。特に退き足を使ったコンビネーション

風門館護身体術 弓月手繰里取表裏

 

鍛錬手合L1 60秒×2R

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

門司区から体験入門があった。60過ぎで、空手の経験者、現在はブラジリアンを稽古しているとのこと。

 

電話で、ざっくりそう聞いていたので、空手も初段か2段くらいの人だろうと、深く考えていなかった。

 

ところが、説明をしている時に、何と、某有名流派の五段ということが分かって、正直びびった。その流儀の五段であれば、私程度が教える場合では無いので、正直戸惑ったが、更に話していると、昔、私と試合をしたことがあると言う。

 

え?五種類のルールで15本トーナメントに上がり、100本近く、他流試合を取ったたために、何時、どこで誰と試合をしたのか記憶が定かでない。しかも、面付きの場合。相手の顔が見えてないので、判然としないことが多い。

 

しかし、話しているうちに、どんどん記憶が鮮明に蘇り、確か、試合中、先生と応援団が言ってたのを思い出した。当時、すごくでかくて、圧が強かったので印象に残っている。今回話しを聞いて、なるほど○○流だから、出てきていたのかと納得がいった。

 

あの頃、共に30代。まだまだ、いけてると思って、他流試合を闘う一群の群れが、九州にはいた。私もX先生もその群れの一人であることを誇りに思っていた。

 

1990年代。総合格闘技勃興の時代。流派の看板を背負って、我々は他流試合の戦場(いくさば)をかけずり回っていた。

 

あの時代を共有した者同士は、不思議と流派の垣根を越えて、一体感というか連帯感がある。「あの頃は楽しかったですね。」と話されていたが、まさに、同感。あの頃の高揚感は、未だに忘れられない。

 

<昔の栄光にすがって生きてる>と某ブログで批判的に書かれてるらしいが、ほっとけといいたくなる。あの高揚感だけは、やった者にしか分からない。

 

やったことのない奴からとやかく言われる筋合いはない。

 

空手五段で、ブラジリアンをやっているなら、もろ日本拳法道ど真ん中だ。ぜひ、門司区あたりで支部を設立して欲しいとお願いした。

 

最近、ネットでいくら宣伝しても新しい人の問い合わせ・体験入門すら無いので、やる気が失せていたが、そうするとこういう不思議な現象が起こる。

 

備中の古術稽古会もそうだし、今回のX先生の訪問もそうだ。神様は、やる気を失いつつある私をなぜか逃がさない。こうやってエネルギーを注入されて、また、人集めに奔走することになる。

 

しかし、楽しい一日だった。

 

稽古内容は、上に書いた通り。

 

この日、千手丸師範補は、道着に着替えて、準備運動を始めた時点で、会社から電話がかかり、そのまま、休日出勤。これが、働くサラリーマンの現実である。

 

仕事の関係上、今回、佐賀の唐拳杯は、無理と判断して、見送りを決定している。従って、2月一杯は、護身用の手を増やすことに決定。

 

もう少し小太刀の稽古が出来るので、私としては楽しみ。

 

また、せっかく、X先生が来たので、空手にはないだろう古術特有の足掛け技や、手繰里取り系の手業を堪能してもらった。

 

名前を聞けば空手関係者なら誰でも知っている某有名流派・五段のX先生に、鎌倉古流豊前伝福光派古術の手業になるほど感心してもらえたので、門中に対しても鼻が高かった。何しろ日本五大捏造流儀の一つと言われている福光派だが、意外と、色んな流派の五段クラスの師範には、評判が良い。

 

どうも、古術は玄人受けする流儀のようだ。

 

最後に、鍛錬手合L1。

 

最近、鍛錬手合のレベルを微妙に調整している。風門館の平均年齢は、今や、52歳。

護身実用と健康・安全面を両立するには、どうすれば良いか?常にそれを研究している。

 

鍛錬手合L1は、素面・素籠手。面は寸止め、他は、ライトコンタクト。実用時には、手にグラブははめていない。素手で相手の袖を掴む技術は効果的だ。

 

グラブなしの技術にも慣れていく必要性がある。今年から導入してみたが、評判は良かった。

 

風門館の基本は、護身にある。競技武道の参加も、護身実用のための一つのツールだと言うのが風門ポリシーである。

 

従って、40歳以上への競技参加を推奨しないのも、一番は、安全性の問題が大きい。しかし、護身用の乱取りなら、試合に出なくてもいくらでも工夫の使用がある。

 

そのルールでチャンピンを目指すのが格闘技。勝ち負けよりも多様なルールで試合することの方が、護身実用には有利と考えるのが護身術だと私は解釈しているし、そう説明している。

 

いつも、いっているが、競技ので勝ちたかったら、そのル-ルだけの練習専一にするのが当たり前だ。

 

小太刀の稽古をしながら、試合でも勝ちたいとかは、そもそも、不可能である。しかも、週一回2時間。その週一回も満足に来られない状況では、試合に出ること自体があぶない。

 

護身・健康でやりたいなら、風門で良いが。競技で勝ちたいなら、専門のジムに行った方が良いことは分かりきっている。

 

風門館は、競技よりも、護身や健康法やりたい、専門的な技術よりも気軽に稽古したいという人のために場を設けている。

 

今後も、その方針は堅持したい。

風門館徒然。掻取 蜘蛛手10種・小太刀叩き切羽根 #田川郡福智町武道館 2024・1・21

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https://www.youtube.com/shorts/9TV6gBl512Y

 

令和6年1月21日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・千木丸氏・八咫丸氏・弦音丸

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・退足

第10法:差足、第11法:小走、第12法:天狗飛

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

小太刀:叩き切羽根、肩透かし

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 蜘蛛手12手のうち8手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

馬乗り返し2種

寝技・袈裟蜘蛛掛稽古 10秒×3本

立て膝相撲 10秒×3本、足絡みなど稽古

 

日本拳法道形 各自稽古

退足からの回し蹴り2種

コンビネーションフリー

目慣らし60秒×3本

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

手鎖に未練があるが、福智町武道館日曜コースは、基本、日本拳法道中心のクラス。

護身は、毎週一手としている。残念だが、しょうがない。

 

佐賀の唐拳杯の日程が決まったようで、試合に向けての稽古を、徐々に増やさなければならない。

 

護身と競技武道を週一回2時間で行うのは、本来無理があるが、私は、形稽古だけでは、万が一の護身実用には使えないと考えている。

 

これは、形稽古の流儀を批判している訳ではないので、誤解の無いように。あくまでも、私の主観で有り、その私の考えの上に、風門館は、日本拳法道と豊前伝福光派を併修している訳である。

 

私は、警察の逮捕術そのもの習ったわけでは無いが、自分なりに護身と言うことを考えながら武道稽古をやっていたら、自然と現在の形がベストだと思うようになった。そして、きがついてみると、警察の逮捕術に極めて近いことをやっている訳だから、そこには、必然的な解が含まれていると感じている。

 

解は、複数あるだろうが、少なくとも風門なりの解が、現在の日本拳法道を主として、古術を併せるという形なのだ。

 

さて、稽古内容は、上に書いたとおりだが、二時間で、全てやっている訳ではない。

 

特に、古術に関しては、列記しておかないと私が今どこをやっているのかが分からなくなるので書いている。稽古禄は、私にとっての今後の指導内容・スケジュールを示している。

 

今、重点的に取り組んでいるのが寝技。私は、柔道の経験が0なので、風門館では、寝技は、古術の手業を以て、それに当てている。柔道ともさほどの違いはないが、日本拳法道ルールでは、寝技10秒なので、それに特化した稽古を続けている。

 

今いる門人のほとんどが、コロナ期間中に入ってきたため、当て、投げは教えたが、寝技はほぼ教えていない。

 

私も得意な方ではないが、基本的な手業、稽古法など指導しておけば、後は、乱取りの中で意外と自然に覚えるものだ。

 

取りあえず、蜘蛛手8手。段階的に教授している最中である。

 

また、千手丸師範補ももう4段。競技部門は、師範補に任せ、私と木霊丸師範は、古術の小太刀を合間、合間に稽古している。

 

備中の空丸師範が、古術の継承に取り組んでいてくれるのだ、私と木霊丸師範は、備中に送る動画を撮るための稽古を合間合間にしている。

 

それが楽しみなので、稽古のモチベーションとなっている。

 

競技を引退してからも、何かと、天が私を芸法の世界から離さない。古術者は、受け身思想である。問あれば発し、求められれば応える。

 

求められることの中に、神意を見る。神のまにまに

 

週一回、天神地祇に感謝しながら、生きて死んでいく。満足している。

風門館徒然。新年初稽古2 小太刀・手鎖・掻取 #田川郡福智町武道館 2024・1・15

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https://www.youtube.com/shorts/qPj-ZDaFsDY

 

風門館徒然。新年初稽古2 小太刀・手鎖・掻取 #田川郡福智町武道館 2024・1・15

 

令和6年1月15日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・千木丸氏・弦音丸

 

稽古内容 体術護身・得物護身

 

豊前福光派古術 得物第4法 双手術 手鎖

一文字、斜文字、縦文字、肩担、叩き表裏

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・退足

第10法:差し足、第11法:小走、第12法:天狗飛

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

 

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 五手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

 

立て膝相撲 20秒×3、足絡みなど稽古

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

新年、二回目の稽古だが、3名、初稽古組がいたので、そのまま、前週と同じ内容にした。

 

佐賀の唐拳杯が、今年は3月か4月上旬と聞いているので、シーズンオフのこの時期くらいは、古術の稽古をしたい。

 

特に、手鎖とかは、30年以上稽古していないし、第一、子供の頃にある種の余興的な扱いとして学んだだけである。逆に、あのくらいの稽古で、しかも、長いことやってないのに、けっこう出来るもんだなと自画自賛している。

 

古術の優れた所は、得物と体術が、基本、似た原理で動く。従って、元手と体術をマスターすると、あらゆる得物が基本的に使えるようになっているところにある。

 

手鎖なども、道具としての特性さえ理解できれば、体捌きなど同じ原理で動くから、古術者なら、わけなく出来る。

 

最近は、小太刀を少し稽古しているが、元手が出来れば、小太刀が出来、小太刀が出来れば、元手が出来るようになっている。

 

そして、小太刀でも、元手でも、出来れば、鉈や斧、鎌、棒太刀など、即座に使える。身の回りの生活用具、作業用具を得物として使うように工夫された古術福光派の真骨頂である。

 

後半は、寝技。片膝相撲は、受け身不十分でも怪我をしにくいので、いい稽古法だ。私自身は、組み討ち・寝技のみの乱取り稽古などしたことがないが、乱取りの方が、速習性があるのは否めない。

 

現在の風門館の門中・門人は、木霊丸氏以外は、基本、日本拳法道ルールを稽古に来ている人なので、こういう稽古もやらざるを得ないし、また好きなようである。

 

立て膝相撲は、力走りを読む鍛錬法としても優れているし、受け身の修得法としても優れている。寝技の基本は、回数をこなすことだから、案外とこの中から寝技達人が誕生する可能性もある。

 

まずは、10秒で制されないことから始め、やがて、10秒で制するようになること。

 

それ以上の寝技については、ブラジリアン等の専門に行くように話している。

 

木立先生は、当身と立ち関節以外は、各自工夫としていた。

 

私は、その組み討ちと寝技については、福光流を使って他流試合をこなし、また、指導者として門人を育てた。

 

私も、門人も、対柔道などで、日本拳法道ルールという枠組みの中では、それなりの結果を残している。

 

出来ることは出来る。出来ないことは出来ない。

 

宗家の教えを私も忠実に守りたいと考えている。

 

 

風門館Q&A 普通の人のための護身教室とは、どういう意味ですか?

 
#風門館Q&A #普通の人のための護身教室
とは、どういう意味ですか?
 
風門館は、週一回2時間の稽古が精一杯という、極普通の社会人や、習い事や塾で忙しい小・中学生を対象にしているからです。
 
従って、達人を目指したり、プロを目指すような稽古はできませんし、私自身、達人でも無く、草の根アマチュアであるから、そういう指導自体不可能です。
 
しかし、護身と言っても、そこまで、高度な技能が要求されるものでしょうか?第一、仕事が精一杯の社会人にとって、高度な技能を修得するために、本業が疎かになれば、失職という最悪の事態を招きかねません。いや、招くでしょう。
 
護身のために失職し、食えなくなるというのは、本末転倒で有り、食=職こそ、最大の護身と考える風門館にとっては、最悪なケースです。
 
職=食を確保しながら、護身法として、健康法として、あるいは修身の法として、ゆっくり無理なく稽古したい。そういう人のために、稽古する場を提供しているのが風門館の役割だと認識しています。
 
我々は、警察官、自衛官、警備会社でもありません。普通に仕事をしている市井に暮らす凡夫に過ぎません。
 
だから、万が一に備えての護身と言っても、当然、修練に割ける時間はわずかしかありません。
 
その中で、どうすれば、最小限度の時間で、より、効率の良い護身法を修得できるのか?そこが、風門館にとっての最重要課題です。
 
プロになりたいとか、達人になりたいという人は、そういう専門の場がいくらでもある時代ですから、そこへ入門すれば良い。
 
しかし、月1ペースで、護身実用の稽古が出来る場というのは、ありそうでないものです。
 
しかも、我々、風門館は、そのために、都度払い・700円を維持しています。なぜなら、月1ペースの人にとっては、月謝制は負担が重いからです。
 
700円の内訳は、200円が場所代。500円が指導料としていますが、その500円は、全て、宣伝のための広告費に使っています。
 
昨年度、フライヤーを6000枚作りましたが、それで2万飛びました。
 
なんで、そこまでするのかというと、我々の稽古場を維持したいからです。人がいないとこの普通の人のための護身教室そのものが維持できません。
 
仕事が忙しい社会人、受験で忙しい中学生・高校生、習い事で忙しい小学生。
 
護身術とか武道だけを専一にやれる人がどのくらいいるのでしょうか?逆に、今の時代、武道・格闘技を週3回も稽古できるというのは珍しい環境では無いでしょうか?
 
普通に忙しい大人から子供ための護身教室・武道教室を作りたい。そういう思いで活動しています。
 
我々は、利益を追い求めているわけでは無いので、常に、10人ほど会員がいれば、余裕で運営が出来ます。
 
田川郡福智町武道館から、車で30分圏内で、我々と同じ人間は必ずいると思って、35年、風門館を運営してきました。
 
今後も、やれるところまで、普通の人のための護身教室を維持したいと考えています。
 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

風門館徒然 令和6年度 新年稽古始め 小太刀・手鎖・掻取

 

風門館徒然 令和6年度 新年稽古始め 小太刀・手鎖・掻取

 

令和6年1月7日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:木霊丸氏・八咫丸氏

 

稽古内容 体術護身・得物護身

 

豊前福光派古術 得物第4法 双手術 手鎖

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足、第9法:入身・退足

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 五手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・逆蜘蛛・八咫烏

 

立て膝相撲 20秒×3、足絡みなど稽古

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

 

正月早々、能登地震津波、羽田、小倉と立て続けに、災害・事故・火災が起き改めて、万が一はいつ来るのか予想も出来ないと思った。

 

そして、またしても、列車内で、女性が刃物で人を刺傷するという事件も発生。我が国はどうなってくのか?と問わざるを得なかった。

 

我々、庶民に出来ることは限られている。復興に備えて、金を回し、日々の生活を積み重ねること。それが一番の義援だと私は考えている。

 

稽古始めは、参加者3人と少なかったが、稽古は充実していた。競技に出る者と出ない者が同じメニューをしても仕方が無い。

 

風門館は、<護身・健身・修身>の三位一体を掲げて活動している。競技は、護身実用の鍛錬法の一つの手段で有り、そこでの、勝ち負けに、私自身はそれほどの拘りは無い。

 

それよりも、広く浅く、色々な手を使える方が、凡夫にとっては実用的だというのが私なりの考えだ。

 

今回、手鎖も紹介程度の稽古をしたが、一人稽古には適しているので、今後も機会があれば、また、紹介したいと思っている。

 

競技色が強くなれば、当然日本拳法道にぐっと傾くが、護身用となると、今度はぐっと鎌倉古流福光派に傾く。

 

そのバランスをどう取るかは、門中各位の決めることであるので、福岡武道館に出るのかどうか?そこで、私なりに伝授する手業を区分けしようと考えている。

 

最も、健身が一番の人には、あまり手鎖など好まない人も多いので、そこは、コース別で指導していくこうと考えている。

 

いつも長々とした稽古禄。同じ事ばかり書いている稽古禄になるが、運営方針の共有化は必須なので、道場で話す時間も無いので、この稽古禄を通して、私の考えを伝えているところである。

 

徒手総合武道である日本拳法道だけでも、大変なのに、得物も含む古術となると全伝修得には膨大な時間がかかる。まして、週一回二時間。しかも、毎週稽古に来られない人を対象に運営しているので、とにっかう、各自が何をやりたいのかと、風門館は、あくまでも、護身実用を研究する場ということも知ってもらわなければならない。

 

そこらあたりの説明が難しいが、特に何かを強要しようとは思っていなが、格闘技ジムとは目指す方向性が違うから、私程度の未熟な腕で、運営をしている。

 

今週も、今年初稽古が3名参加する。小太刀・手鎖などは、いつも出来ないからこそ、節目節目には、こういう武芸もあると言うことを知ってもらうのもいいのではないかと考えている。

風門館 令和6年度 2月の稽古日程

令和5年度 第2回NKD日本拳法道競技連盟 技術セミナー&ライトスパー交流会

風門館 令和6年度 2月の稽古日程

 

○風門館福智町武道館

福岡県田川郡福智町金田1313番地1 

毎週日曜日 10:00~12:00

 

2月4日・11日・18日・25日 予約済み

 

○風門館八幡道場 

北九州市八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00

 

 

都度払い700円。入会金などなし。無料体験入門1回あり。

 

少年部・女子部・一般部・壮年部・護身部(壮年男子50歳以上・女性対象)募集中

 

防具式徒手総合武道・日本拳法道を中心に、風門館護身体術・鎌倉古流豊前伝福光派古術などをコース別に稽古します。

 

選手希望・健康目的・護身のためなど、各自の目的に沿ったメニューを組みますので、安心して来てください。無理・無茶はしない道場です。

 

日本拳法道コース

 

日本拳法道ルール・グローブ空手などの大会出場を目指すコースです。壮年部(40歳以上男子)と女子部は、日本拳法道の段級取得を目指します。併伝武術:鎌倉古流豊前伝福光派古術の段級も並行して允可されます。

 

○体術護身コース:護身と健康を目的としたコースです。乱取りは、目慣らし程度のマススパーしかしません。安全で痛くないコースです。50歳以上壮年男子と女性を対象とします。日本拳法道コースとほぼ同じメニューをこなしますが、乱取りや基礎体力はほぼなく、小太刀の稽古をその分行うのが特色です。

 

現在、少人数で稽古しているため、急遽中止もあり得ます。見学・体験入門に際しては、必ず事前に予約を入れてください。連絡無く、来訪されて、休館への苦情は受け付けません。

 

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

風門館徒然 令和五年度 稽古納め 雀足 忘年会

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https://www.youtube.com/shorts/hXDU_7-dyQA

 

風門館徒然 令和五年度 稽古納め 雀足 忘年会

 

令和5年12月24日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:千手丸氏・千木丸氏・弦音丸

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術 得物 小太刀・バチ術 

素振り足 

第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:歩足、第4法:舞足表裏

第5法:刺足、第6法:雀足、第7法:踏足、第8法:追足

 

小太刀脇勝 1本目:刺し、2本目:初花、3本目:肩車、4本目:風車 5本目:縦車 初手・藤一文字、8本目:叩き 真名手・舞足陰陽

 

豊前福光派古術 素手第四法 腰取 三手

帯取返・抱車・抱捨身

 

豊前福光派古術 素手第5法 掻取 五手

 

袈裟蜘蛛・白拍子取・裏拍子取・袈裟絞・横蜘蛛・平蜘蛛・八咫烏

 

日本拳法道形 

横受けの形・差し受けの形(初段) 押受けの形・挟み受けの形(三段)、

 

鍛錬手合L1 1分×2R

 

風門館事務局 0947・32・3550 kirara.1958ss@gmail.com

代表福光まで

 

年末は、慌ただしい。最近、スマホで、ネットに接続する関係で、どうしても、稽古禄が遅くなる。

 

しかし、この稽古禄は、古術福光派にとっては、生命線だから、ここだけは、稽古を続けるかぎり全うしたい。

 

現在、風門館は、日本拳法道ルールを中心に、募集しているため、ルール内で使える古術の手業は教えるが、それ以外の護身用の手、特に、得物術は、全く教えていなかった。

 

ただ、<護身・健身・修身:三位一体>を掲げる風門館としては、競技武道だけ稽古するのは筋が違うと思っている。

 

年明けには、三月、佐賀で唐拳杯が開かれる。それに向けて、競技用の稽古が占めていくのは当然としても、シーズンオフくらいは、小太刀をやりたいと考えている。

 

他にも、上に記したように、多くの手業を伝えた。冬の間は、寝技を稽古する。ところが、この3年間、コロナ騒動で、冬の度に閉館が続いた。そのため、現在の黒帯は、基本的な寝技を全く知らない。

 

元々、日本拳法道は、当て身から入るので、寝技はどうしても後回しになるが、対柔道・対ブラジリアンを想定するなら、最低限、10秒は持ちこたえる技術がいる。

 

それ以上は、専門家に習いなさいと言っている。

 

話しが、前後するが、私個人は、小太刀の稽古をすると心地よい。

 

競技のこともあるので、小太刀の稽古も後一度、稽古始めにするのが最後かなと思うと寂しいが、門中の各自やりたいこともある訳だから、そこは、希望を最優先にしたいと考えている。

 

何はともあれ、振り返れば、令和5年。2月のと唐拳杯in佐賀。6月のタフスin久山。10月の風門祭in福智町武道館。11月の本番。第34回福岡武道館大会と4本トーナメントがあり、全体会に風門館から選手を送り込めた。平均年齢52歳の田舎道場としては、快挙だ。

 

大会の度に、怪我人も出したが、入院するような大怪我は出さずに済んだ。本当に、天神地祇に感謝するしかない。もちろん、門中各位の頑張り、努力の賜であることは言うまでも無い。

 

護身用の手も毎週一手は必ず稽古しながら、競技もやっているのだから、ありそうで無いと自負している。

 

稽古納めは、出席3名と少なかったが、たぬきの里という喫茶店で、忘年会も出来た。

 

年明け、やれることをやりながら、指導もするが、私自身の護身用の手業稽古としての古術と日本拳法道形完全マスターの目標に向かって私なりにマイペースで稽古したい。

 

何やら、腹の出た、開脚も出来ない、さび付いた体と書かれているらしいが、だから?という気分だ。

 

私は、別に武道家とか名乗ったこともない。単なる市井に暮らす一凡夫として、万が一の際に、無抵抗で死ぬのは嫌だから稽古しているだけだ。

 

それが、私の考える護身である。ゴシラー1.0ではないが、生きるために抗いたいのであって、それは、出来るとか出来ないとか以前に、自分の思想の問題なのだ。

 

他人から、ああだこうだと言われる筋合いはない。

 

職業武道家ではない。都度払い。700円のうち、200円は、場所代。残り500円は、指導料という名目だが、実際は全て運営費に使っている。

 

手出しが無ければ良い。その程度のレベルでやっている。それで良ければどうぞ。一緒に稽古しましょうというのが、風門館のスタンスだ。

 

権威が欲しければ、権威ある人の元で。

 

都度払い700円で、護身実用としては、コスパが良いと思うなら風門館へ。

 

選ばれなくて、消滅したらそれまでのこと。その日が来るまで、一日でも延命して、自分の稽古を続けたい。それだけの動機でやっている。

 

昔の栄光にすがって生きて何が悪いのか?そのために危ない他流試合を百本取ったのだ。

 

年を取って、動けなくなったら、自慢してやる。それのどこが悪いのか?

 

マチュアの他流試合は、金を払って、危ない橋を渡る。基本、自己顕示欲を満たすため以外に、逆に動機がないと思うが。

 

昔の栄光が、すごい人から言われるならともかく。リスクを取ったことも無い人間からは言われたくない。

 

そんなこんなで、今年も暮れていくが、いい仲間に恵まれ、私は幸せ者だと思っている。