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風門館徒然 50代のための組手法 風門館変手STYLE ほぼ完成 #田川郡福智町武道館 2024・5・12

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風門館徒然 50代のための組手法 風門館変手STYLE ほぼ完成 #田川郡福智町武道館 2024・5・12

 

令和6年5月12日。日曜日。午前の部。雨。田川郡福智町武道館

 

行者:千手丸氏・八咫丸氏・B氏

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

組討 豊前福光派古術 素手第3法 組討  

負車・肩車・礼儀取・片膝銀杏返

口伝:輪津羽之事

 

受け返し稽古 5月のテーマ 追足・追突・追蹴 

基本の受け返し 継ぎ足 前後・左右

三連継足前後・三連継足左右

 

鍛錬手合L1 着胴・着籠手・面寸止め・首からライトコンタクト・打撃のみ 

90×2R B氏×千手丸氏・八咫丸氏 

鍛錬手合L2(変手スタイル)90秒1R 千手丸氏VS八咫丸氏

 

木霊丸氏5R 千手丸氏11R・千木丸氏6R・八咫丸氏10R・弦音丸氏5R・上羽丸氏3R・A先生8R

 

風門グループ稽古場所

風門館田川道場 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00

キッズからシニアまで

風門館八幡道場 八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00

*中学生以上

日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3木曜日

19:30~21:00 キッズからシニアまで

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

稽古直後に書かないから、記憶が既に不明瞭。しかし、重要なことを書き記す。

 

風門館は、<護身・健身・修身>三位一体を掲げて活動している。これは、風門館の実相で有り、根幹で有り、全てである。

 

日本拳法道は、競技武道だが、私にとっては、それは、護身・修身のためのツールに過ぎず、そこでの勝ち負けは、さほど気にしていない。極論を言うと、護身実用のための速習手段の一つに過ぎないと考えている。

 

だから、単純に、護身目的であるならば、競技の必要性は、絶対条件とは思っていない。しかし、一方、速習性においては、乱稽古・更に他流試合経験は、大きいのは事実だとも思っている。

 

本来、風門館の前身である風門同志会の頃は、30代までは、現役。40代で乱稽古は卒業。後は、形稽古で護身用として、福光流を学べば良いと割と軽く考えていた。

 

ところが、最近、40代以上が、どんどん入門してくる現状に於いて、乱稽古と安全性の両立をどう図るのかという難問に出くわし、頭を抱えていた。

 

そもそも、護身実用と健身は、矛盾する課題に決まっている。

 

その、矛盾を、どうバランスするのか。この3年ほど、40代~50代のために、護身実用と健身が同時に図れる着地点をどこにあるのか?それを、門人諸氏と探ってきた。

 

で、結局いきついたのが、この風門館変手STYLE・鍛錬手合L2である。

 

面は、フレームで当て止め。しかし、強打は反則とせず、注意に留める。首から下は、ライトコンタクト。投げは、腰に乗せない。担がない技は、全て可。寝技は10秒。関節と締めはなし。

 

本来の日本拳法道ルール・鍛錬手合L5から、さほど遠くなく、しかも、安全性は、相当に高い。

 

フレームで当て止めとは言っても、強打も故意で無ければ、可だから、防御もなおざりにはできない。投げも、足技は全て可であるから、大外も可。また、古術で言う、置車・置倒・双手刈も可であるから、受け身が取れないと危険である。しかし、首の骨折は限りなく低い。

 

寝技10秒だから、そのまま、L4・L5と繋がっていける。

 

時間は、90秒・延長30秒。

 

ほぼ、壮年男子ルールである、鍛錬手合L4の手前だから、これを日常的にやっていれば、50代でも、壮年男子ルールに出ようと思えば、いつでも出られる。

 

また、護身実用として考えれば、打撃・投げ・寝技の防御が必須だから、打撃だけとか・投げのみとか、寝技のみへの偏重が防げる。

 

我ながら、完成域に近いと思う。

 

立ち技のみ、寝技のみなら、そもそも、日本拳法道の必要性はない。我々の本分は、護身実用として、いかに、安全に乱取り稽古が出来るのかということから出発している。

 

しかし、40代以上に、日本拳法道ルールをそのままm、求めるのは過酷すぎる。特に、50代の門人にとって、いかに安全に、しかいs、緊張感をもってやれる組手法は、必須だった。

 

その、要望、必要性に応えて、風門館が、ここ3年ほど開発してきた、L4と、それを補足するためのL2は、ヒット商品だと思っている。

 

門中諸氏の汗と痛みの結晶である。厚く感謝する次第である。

 

いいものを生み出した時の感動は忘れられない。こういう新しいことが出来る門風が、日本拳法道連盟の良さなのである。

 

元々、何でもあり。

 

しかし、矩をこえない。武術としての本質を忘れない。いい流儀だと思う。