https://www.youtube.com/watch?v=FeldHFEltW0&t=22s
動画:令和4年 第7回風門祭日本拳法道錬成大会 一般男子有段之部決勝戦
第8回 風門祭日本拳法道練成大会 開催にあたって
○趣旨
本年度、2月の佐賀で開催された唐拳杯、6月のCRASSO久山大会と、ようやく日本拳法道乱捕り競技法(一般で言う、従来の“セイフティ格闘フェスタ”ルール)の大会も、増えつつ有り、真に喜ばしい限りです。
しかも、3年間の長きに渡って、コロナに苦しめられ、開催を延期し続けた、福岡武道館大会も、「第34回日本拳法道格闘技選手権大会」・「格闘FESA2023」として、令和5年11月12日(日)、我々風門の聖地・福岡武道館にて、見事復活の狼煙を上げることが決まりました。
しかしながら、令和元年度に、第33回大会を終え、その後のコロナによる大会延期の影響は計り知れず、選手の育成は困難を極めています。
私が初めて参加した第4回・5回の無差別大会で、30人。第7回から13回頃の体重別では、一般だけでも80人規模の大会が、今や参加選手の激減により、ワンマッチを組むのが精一杯という現状は、憂慮すべきものがあります。
このままでは、我々風門の聖地である「日本拳法道福岡武道館大会」の開催そのものが危ういのとの危機感を持っていました。しかし、この度、日本拳法道ルールを愛する諸会派・団体が集まって、新たに競技運営主体としての「NKD日本拳法道競技連盟」が結成され、競技としての日本拳法道は命脈を保つことが確定しました。私も、関係者の一員として、安堵しているところです。
となると、今後は、この競技の人口をいかに増やすかが重要な鍵となります。平成27年度より、「日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟風門館」は、「福岡武道館の本戦にはまだ早い選手や、このルール初参戦の選手のための、“新人戦”」的な位置付けとしてこの「風門祭」開催してきました。
その風門祭も早いもので、本年で、「第8回」を向かえることとなりました。
昨年度より、新種目として壮年男子・40歳以上を対象とする「風門祭変手スタイルルール」を開発し、その後も、ルールの整備を続けた結果、見応えのある試合が展開されるようになりました。
この変手スタイルの登場により、40歳以上の未経験で始めた人や、あるいは、一度引退したが、もう一度試合に出たい人に、「試合に出る興奮と緊張」を安全に味わってもらうことができるようになりました。
風門祭を通して、日本拳法道ルールを知っていただき、このルールにおける新人発掘や、他の各種総合・MMAルールへの橋渡しができれば幸いだと考えております。
趣旨に賛同していただき、且つ、ルール厳守・礼節保持の方なら、他武道や格闘技の方の出場も歓迎しております。また、勝敗よりも、経験の場数を増やすための練成大会であることをくれぐれもご理解の上参加ください。
なお、風門館では、この大会を通して、「大和心復興・士道精神涵養」の場として、今後もその歴史を刻んでゆきたいと思っております。参加選手、および、スッタフの皆様、ともに、「士道に背くまじき事」を神前に誓い、同じ武士道を歩く者として、正々堂々とした勝負を望むところであります。
日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館
館長 福光三郎左衛門進 拝
風門館事務局 0947・32・3550 kirara.1958@gmail.com 代表福光まで。