日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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第1回CRASSO狂武蔵杯・アマKB特別ルール。47歳・新人瀬川3級デビュー。久山町下山田公民館 2023・6・11

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第1回CRASSO狂武蔵杯・アマKB特別ルール。47歳・新人瀬川3級デビュー。久山町下山田公民館 2023・6・11

 

普通に考えると、47歳・入会1年と3ヶ月で、いきなり、リングデビュー。しかも、アマKBルールは、厳しい。

 

しかし、当然、私なりに、出ても大丈夫だという計算の上で送り込んでいるので、特段無謀なことをしている訳ではない。

 

再三、繰り返しているが、日本拳法道連盟では、基本、40歳以上の競技出場は推奨していない。

 

やはり、年齢の壁というもんは大きい。勝てる・負けるとかの話しでは無く、事故るか事故らないか。また、事故った場合の回復力、反応のコンマ何秒かの差で、大きな事故につながる可能性もあるので、他のスポーツと違って、アマチュアであっても、武道・格闘技は、ゲームで勝ち負けでは終わらない厳しさがある。

 

それで、送り出す私の方も常に極度の緊張を強いられる。

 

瀬川3級。体重・キャリアはほぼ同じ相手との試合だったが、年齢が20違う。この差はでかい。

 

しかも、風門館の場合。1年3ヶ月といっても、コロナで閉館、仕事とのやりくり、そういうものを乗り越えてなので、実質は、週一回でも2時間でも、1年未満ではなかろうか?

 

さらに、2時間の稽古の内、前半1時間は、短刀取り・組み討ち、後半1時間で打撃となるから、打撃のみのKBジムに、立ち向かうこと自体、奇跡的な事例である。

 

しかし、やれるという計算があってのことだったので、門人に無理強いしているわけではない。何より、本人の強い希望があって、実現した試合だ。

 

内容は、素晴らしかった。20歳若いKBの選手相手に2分1R最後まで、敢闘した。

 

特に評価したいのは、最後まで相手のパンチが見えていたことと心が折れていなかったこと。

 

風門館の修養訓、<我々風門は一矢報いるを以て風門之意地となす。>を肉体言語で表現してくれた。風門館の面目躍如である。

 

風門館には、40代後半、未経験で入門する者が多い。40歳以上の試合強要とかはないが、未経験でも、1年半あれば、打撃に関しては、それなりの組み手が出来るようになる。

 

また、風門祭では、壮年男子のための変手ルールも開発してるので、稽古だけで無く、安全に他流試合を闘ってみたいという人のニーズにも答えられるようにしている。

 

もちろん、40歳以上は、健康法として取り組んでもらっても何の問題も無い。

 

護身武道・生涯武道・競技武道、この三位一体を図り、安全性・継続性・護身実用性の相矛盾する三者をうまくバランスを取ろういうのが、そもそもの風門館設立の趣意である。志を同じくするものの来館を待つ。

 

風門館事務局  kirara.1958@gmail.com 代表福光まで。