日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門チャレンジ2023 現役最高年齢。51歳・上羽丸6級。現役続行。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。

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風門チャレンジ2023 現役最高年齢。51歳・上羽丸6級。現役続行。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。

 

<一年の計は、元旦にあり。>と言う。風門館でも、稽古始めには、各自の今年1年の目標を聞くことにしている。

 

しかし、ここ3年。コロナ騒動のせいで、稽古始めが、まともに出来ていなかった。公共施設を使って活動しているため、緊急事態宣言が出る度に、休館、再開を繰り返して、会員9人いるから、よくやってる方だ。

 

さて、51歳。上羽丸氏。昨年の第7回風門祭に出場予定だったが、その5・6日前発熱。幸いコロナではなかったが、万が一を考えると出場を控えた方が良いと思うのが、良識ある大人の判断だ。

 

大会に向けて、2ヶ月間以上の特練をこなしただけに、無念でしょうがなかったことと思う。

 

しかし、その無念を晴らすために、今年、再度チャレンジするとのことで、意気軒昂である。

 

壮年男子変手之部は、元々、上羽丸氏のような、50歳以上の試合をしたい壮年部のために、新たに作ったルールだ。

 

この新種目を作るために、当然、上羽丸氏の意見を聞きながら修正を加えて、かなりのところまで来た。

 

試合に出たいが、怪我が怖いというのは、壮年競技者にとっては、切実な問題である。

 

防具を着けてのセミコンタクトルール。世の中的にも、ライトコンタクトルールの大会が増えている。

 

安全性・継続性・実用性を考えた時。50歳以上の人でも、取り組めるルールは必須だ。

 

今年も、上羽丸氏の意見を聞きながら、変手之部も、もっと盛んにしたい。

 

しかし、ほんとに元気が良い。51歳でもこれだけ動けるというのは、武道・格闘技をやりたい壮年の方には、よい刺激になるのではないだろうか。

 

壮年部中心の風門館に取っても、上羽丸氏の現役生活は、良い手本となっている。

 

風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。 

風門館徒然。活況。田川郡福智町武道館。2023・1・15

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令和5年1月15日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。

 

行者:木霊丸氏・千手丸氏・常磐丸氏・弦音丸氏・上羽丸氏。

 

稽古内容 体術護身・体術総合

 

豊前福光派古術素手第二法 取手 

拍子取り(奥伝) 天秤・(大被・奥掛け・片鶴)

豊前福光派古術素手第三法 組討 

基本コース 腰車・鉢返・鉢落・鉢回

選手コース 負車・大外刈・払車・横掛横捨身・膝付背負い

受け返し稽古 風門館基本7種×10

マススパー1分3R

鍛錬手合L2 上羽丸氏90秒1R・弦音丸氏2分1R*千手丸氏

鍛錬手合L2分1R 常磐丸氏*千手丸氏

 

この日は、6人集まり活況だった。6人いると、活気が出るので、十分な人数。常にこのくらいの稽古者が欲しいところである。

 

しかし、風門館は、元々、月1回ペースが精一杯という多忙な社会人のための稽古場として開設した経緯がある。そのため、月謝制度を取っておらず、来たとき払い700円で、運営している。

 

従って、元々、週1回は、来れないことを前提にしているので、それで、一回の稽古人数を6人にするには、その3倍。18人程度が会員として必要になる。

 

当面の目標は、15人。現在登録会員は、9人なので、無理な数字でも無いと思うが、現実は厳しい。

 

さて、内容だが、2月5日の唐拳杯へ向けて、千手丸氏のための稽古メニュー中心で組んでいる。

 

風門館の目標は、他流試合をしても、無事に帰還すること。闘って、怪我をしない。簡単そうだが、言うほど容易では無い。

 

週1回2時間の稽古、全員サラリーマン。しかも、平均年齢49歳。従って、総力戦でサポートに回っている。

 

大会前に必須なのは、やはり乱取りである。各自できるレベルで、千手丸氏のスパーリングパートナーを務めている。

 

58歳と64歳の私たちまで、動員されている。

 

風門館の総力戦である。しかし、この大会に出る選手のスパーリングパートナーを務めることで非常に実力がつく。

 

他流試合を闘う選手の気持ちの張りは、半端ではない。その相手を務めるのだから、鍛錬手合のレベルは無理なくと言っても、けっこ激しくなるのが普通だ。

 

特に、L2以上になると、防具装着・面当て止め・打撃のみとは言え、手足のぶつかり合いで痣が出来るのは怪我のうちにも、入れない。

 

一昨年末に、武道・格闘技未経験で、入門した弦音丸5級も、4月頃には、3級茶帯。風門祭も経験したので、戦力となっている。また、51歳の上羽丸6級も、ボクシング経験があるので、他流試合向けの稽古には非常に都合が良い。

 

後、2週で、本番。

 

リングで防具総合というのも初めて見る風景だが、貴重な経験となるであろう。

 

風門館事務局。0947・32・3550 代表福光まで。

風門チャレンジ2023 二段を目指す。常磐丸氏編。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。

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風門チャレンジ2023 二段を目指す。常磐丸氏編。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00。

 

常磐丸指導員補(初段)の目標は、二段を目指すと言うこと。妥当な目標だろう。

 

ただし、誤解の無いように説明しておくが、日本拳法道の弐段は、30代の人にとっては、それなりに厳しい。

 

40歳未満で、一度も福岡武道館に立ったことのない者には、基本、二段は允可しないのが原則である。

 

規則として明文化されている訳ではないが、日本拳法道そのものは、本来競技武道で有り、そもそも、防具付きで安全性を担保した上で他流試合を行うと言う理念の元結成されたいきさつがある。

 

だから、慣習として、他流試合歴には、拘る。

 

常磐丸氏の場合。まだ、30代後半なので、競技実績がないと、よほど、形と技が出来るか、よほど熱心に稽古し、組織拡大に貢献するかしないと難しい面がある。

 

初段を取ってから、一度も公式戦をやっていないのだから、最低でも風門祭への出場は必須だろう。

 

後、2年ほどして、40歳になれば、試合NGでも、二段にはなれるので、気長にやるか。試合に出るかの二択である。

 

私としては、どちらを選んでもらってもいいのだが、30代で、公式戦不参加の二段は道場長とし推薦はし難い。

 

日本拳法道連盟の段位取得は、そんなにハードルが高い訳ではないが、それでも、本来は競技武道であると言うことは忘れてはならない事実だ。

 

40歳未満の段位は、競技歴が多いに影響するということを知った上で、自分の答えを見つけてもらいたいと考えている。

 

風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。

風門チャレンジ2023 千手丸指導員。現役続行。唐拳杯出場。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00

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風門チャレンジ2023 千手丸指導員。現役続行。唐拳杯出場。田川郡福智町武道館。毎週日曜日。10:00~12:00

 

千手丸指導員の目標も明確である。現在45歳なので、私としては、現役を引退して、指導のみにと思うのだが、彼の場合。

 

50歳まで現役でいることを目標としているので、怪我の無いようにと祈りながら、応援している。

 

今年は、まずは、2月5日。佐賀県で開催される、第1回唐拳杯日本拳法道九州選手権出場をクリアーすること。

 

寒い時期なので、怪我をしないことを絶対条件に修練を続けている。

 

また、本来なら、3年前に4段師範補となっていたところ、コロナ騒動で、据え置きになているので、4月頃をめどに、4段を受けさせたいと思っている。

 

後は、今年の秋。既に3年間、中止となっている第34回日本拳法道福岡武道館大会が開催されるかどうか。

 

どうなるにせよ。第8回風門祭を10月に予定している。また、6月には、タフス道場が、防具総合のオープンを開くそうなので、そこも、狙っている。

 

引退まで、悔いの無いよう、現役生活が送れるよう、二人三脚で、共に務めてゆきたい。

 

また、これは、また聞きなので、どうなるか分からないが、沖縄拳法空手が、大会をオープンで開くという噂がある。

 

もし、オープンで開くなら、千手丸指導員を出してみたいと考えている。

 

何にせよ。残り少ない現役生活だから、悔いの無いようさせたい。

 

風門館事務局。0947・32・3550 代表福光まで。

風門チャレンジ2023。白帯女子・面付きマススパー。初挑戦。田川郡福智町武道館。1月8日。

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風門チャレンジ2023。白帯女子・面付きマススパー。初挑戦。田川郡福智町武道館。1月8日。

 

風門館では、年頭にあたって、各人の目標。武道修練の目的を確認するところから始める。

 

稽古始めというのは、体を動かすことだけではない、まず、意志を動かせるところから始めるべきだと私は考えているからだ。

 

指導するにあたって、修練の目的が漠然としている人。明確に言葉に出来ない人は、実は、心も明確になっていない。だから、迷走しがちだ。そういう人の指導はしにくい。

 

試合に出たい。出て勝ちたい。この二つでも稽古内容は違ってくる。また、健康法として取り組みたい。体と心をリフレッシュしたいという目的でもかまわないし、段を取りたいという目標でもかまわない。

 

とにかく、何が目的で、風門館で週一回2時間。修練を積むのか。そこが明確で無いとこちらとしても指導がしづらい。

 

また、各自の目的はどのいうなものでも良いが、風門館は、護身実用を研究する場で有り、士道精神涵養・大和心復興を目的に活動している。

 

また、日本拳法道の八木山峠以東への普及という目的も持っている。各自の目的は、あくまでも、風門館の武道修練の目的の範囲内に収まってもらわなければならないのは、当然のことである。

 

たまにいるのだが、安いKBジムのつもりで来て、KBジムのような内容を要求する人がいるが、私は、常に風門館の目的を掲げているのだから、KBがやりたかったら、KBへいくべきだと思う。

 

その当然の理屈が分からない人がいるので、時々トラブルになるが、風門館は、日本拳法道と福光流古術を併伝稽古する場所であって、それ以外の何物でも無い。

 

さて、A氏の話。第3話。

 

目的が、体を動かすことと明確なのがいい。そういう人の指導はしやすい。体を動かし、リフレッシュが目的なら、こういうマスク付きのマススパーは、最適だ。

 

基本もある程度出来ているので、無理の無いよう。今後は、どんどんマスク付きマススパーに参加してもらおうと考えている。

 

まだ、無級の白帯だが、3月か4月くらいには、昇級審査を受けても構わないだろう。

 

今年も、一人一人が、自分の目標を設定し、それに向けてチャレンジする。

 

それが風門チャレンジだ。私の仕事は、各自のチャレンジを手助けすることと、道を示すことにある。先達とは、文字通り経験者のことであるから、私の半世紀を越えた武道経験の中から、私なりの山の登り方を示したい。

 

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風門之儀2023 希望 風門館女子部チャレンジ 面付・鍛錬手合L1.5 

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風門之儀2023 希望 風門館女子部チャレンジ 面付・鍛錬手合L1.5 

 

風門祭の直後。怪我・仕事の関係などで、一気に稽古者が激減して、落ち込んでいた。

今年4月で、風門館も、34年目を向かえる。既にのべ800人以上を教えたが、相変わらず、人集めに苦労している。

 

風門館は、格闘技では無く、武道として稽古しているため、今の時代、普通に人気がない。しかも、現代は、私の住む田川地区でも、KB・MMA系のプロがジムを7箇所くらい開いているので、人口過疎地域で、我々のような草の根アマチュが人を集めるのは、常識的にはむしろ無謀と言える。

 

よく考えてみたら、続いていること自体が奇跡的かも知れない。

 

そんな中、風門館女子部のA氏が、着実に力を着けてきている。そういう姿を見ると希望が湧き、私自身もやる気になるから現金なものだ。

 

しかし、女子部で面付きマススパーが出来るというのは大変なことだ。

 

昨日の稽古が、初めての面付きだったので、こちらの方が驚いた。

 

風門館は、競技武道を主体に稽古しているわけでは無い。武道修練の目的は、護身実用においており、競技武道への取り組みもあくまでも鍛錬法の一つで有り、ゲームとしての、勝ち負けには拘らない。

 

従って、稽古内容も、前半は、護身用の手業と組討、後半は、当身の稽古としている。

 

鍛錬手合は、稽古の最後に、目慣らし程度のものを1分・5Rくらいで回す程度だ。

 

しかし、面を着けていると空乱とは言え、やはり当てていく。無論、女性に当てると言うことは無いが、それでも、自由攻防をする訳であるから、かなり怖いと思う。

 

しかも、風門館は、80K代が二人いるから、その二人と向かい合い、目をつぶらないということ自体が簡単なようでいて、容易では無い。

 

昨日A氏。1分で3Rくらいこなしただろうか。女性の場合。乱取りは早い段階ではさせないのだが、やはり、乱取りに参加しないと寂しいものだ。そういう時に、空乱は優れた稽古法だ。

 

女子でも空乱なら誰でも出来る。女性で、護身をやってみたいという人は、風門館も一つの選択肢とあり得るのではないだろうか。

 

風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。