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令和5年1月15日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。
稽古内容 体術護身・体術総合
拍子取り(奥伝) 天秤・(大被・奥掛け・片鶴)
基本コース 腰車・鉢返・鉢落・鉢回
選手コース 負車・大外刈・払車・横掛横捨身・膝付背負い
受け返し稽古 風門館基本7種×10
マススパー1分3R
鍛錬手合L2 上羽丸氏90秒1R・弦音丸氏2分1R*千手丸氏
鍛錬手合L2分1R 常磐丸氏*千手丸氏
この日は、6人集まり活況だった。6人いると、活気が出るので、十分な人数。常にこのくらいの稽古者が欲しいところである。
しかし、風門館は、元々、月1回ペースが精一杯という多忙な社会人のための稽古場として開設した経緯がある。そのため、月謝制度を取っておらず、来たとき払い700円で、運営している。
従って、元々、週1回は、来れないことを前提にしているので、それで、一回の稽古人数を6人にするには、その3倍。18人程度が会員として必要になる。
当面の目標は、15人。現在登録会員は、9人なので、無理な数字でも無いと思うが、現実は厳しい。
さて、内容だが、2月5日の唐拳杯へ向けて、千手丸氏のための稽古メニュー中心で組んでいる。
風門館の目標は、他流試合をしても、無事に帰還すること。闘って、怪我をしない。簡単そうだが、言うほど容易では無い。
週1回2時間の稽古、全員サラリーマン。しかも、平均年齢49歳。従って、総力戦でサポートに回っている。
大会前に必須なのは、やはり乱取りである。各自できるレベルで、千手丸氏のスパーリングパートナーを務めている。
58歳と64歳の私たちまで、動員されている。
風門館の総力戦である。しかし、この大会に出る選手のスパーリングパートナーを務めることで非常に実力がつく。
他流試合を闘う選手の気持ちの張りは、半端ではない。その相手を務めるのだから、鍛錬手合のレベルは無理なくと言っても、けっこ激しくなるのが普通だ。
特に、L2以上になると、防具装着・面当て止め・打撃のみとは言え、手足のぶつかり合いで痣が出来るのは怪我のうちにも、入れない。
一昨年末に、武道・格闘技未経験で、入門した弦音丸5級も、4月頃には、3級茶帯。風門祭も経験したので、戦力となっている。また、51歳の上羽丸6級も、ボクシング経験があるので、他流試合向けの稽古には非常に都合が良い。
後、2週で、本番。
リングで防具総合というのも初めて見る風景だが、貴重な経験となるであろう。
風門館事務局。0947・32・3550 代表福光まで。