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風門之儀2023 希望 風門館女子部チャレンジ 面付・鍛錬手合L1.5
風門祭の直後。怪我・仕事の関係などで、一気に稽古者が激減して、落ち込んでいた。
今年4月で、風門館も、34年目を向かえる。既にのべ800人以上を教えたが、相変わらず、人集めに苦労している。
風門館は、格闘技では無く、武道として稽古しているため、今の時代、普通に人気がない。しかも、現代は、私の住む田川地区でも、KB・MMA系のプロがジムを7箇所くらい開いているので、人口過疎地域で、我々のような草の根アマチュが人を集めるのは、常識的にはむしろ無謀と言える。
よく考えてみたら、続いていること自体が奇跡的かも知れない。
そんな中、風門館女子部のA氏が、着実に力を着けてきている。そういう姿を見ると希望が湧き、私自身もやる気になるから現金なものだ。
しかし、女子部で面付きマススパーが出来るというのは大変なことだ。
昨日の稽古が、初めての面付きだったので、こちらの方が驚いた。
風門館は、競技武道を主体に稽古しているわけでは無い。武道修練の目的は、護身実用においており、競技武道への取り組みもあくまでも鍛錬法の一つで有り、ゲームとしての、勝ち負けには拘らない。
従って、稽古内容も、前半は、護身用の手業と組討、後半は、当身の稽古としている。
鍛錬手合は、稽古の最後に、目慣らし程度のものを1分・5Rくらいで回す程度だ。
しかし、面を着けていると空乱とは言え、やはり当てていく。無論、女性に当てると言うことは無いが、それでも、自由攻防をする訳であるから、かなり怖いと思う。
しかも、風門館は、80K代が二人いるから、その二人と向かい合い、目をつぶらないということ自体が簡単なようでいて、容易では無い。
昨日A氏。1分で3Rくらいこなしただろうか。女性の場合。乱取りは早い段階ではさせないのだが、やはり、乱取りに参加しないと寂しいものだ。そういう時に、空乱は優れた稽古法だ。
女子でも空乱なら誰でも出来る。女性で、護身をやってみたいという人は、風門館も一つの選択肢とあり得るのではないだろうか。
風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。