風門館徒然。対面シャドウ。福智町武道館。令和元年12月22日
https://www.youtube.com/watch?v=l_48Ucbcn8Q
1月12日。日曜日。10:00~12:00 福智町武道館。稽古始め
1月19日。日曜日。10:00~12:00 福智町武道館。
1月26日。日曜日。10:00~12:00 福智町武道館。
風門館徒然。対面シャドウ。福智町武道館。令和元年12月22日
https://www.youtube.com/watch?v=l_48Ucbcn8Q
1月12日。日曜日。10:00~12:00 福智町武道館。稽古始め
1月19日。日曜日。10:00~12:00 福智町武道館。
1月26日。日曜日。10:00~12:00 福智町武道館。
風門館では、福岡武道館が終わるとシーズンオフになる。12月から3月までの4ヶ月間は、基本と日本拳法道の形稽古。それに、古術を中心とした護身技法を稽古する。
そして、4月になると、また、11月の福岡武道館を目指して、試合のための稽古を中心とする。
このサイクルを繰り返すことで、各自、上達していくわけである。
そんな、風門的な冬場の稽古風景の一つが、この拍子取りの稽古。
古術では、一般で言う短刀取りのことを、拍子取りと呼ぶ。まさしぐ、タイミングが命である。この何気ない風景を、雷電師範が、動画に撮ってUPしていた。
音楽をつけると、俺たちってこんな稽古をしてるのかと、逆に新鮮だった。
同じ稽古でも、見る人の視点。編集の仕方。BGMの付け方で、こんなに違うものかと驚いている。
我々の、拍子が、このロック調とここまで、合うとは思って無かった。
あらためて、びっくりぽんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=_yYOilOfzEg
風門館は、元来、忙しい社会人のための護身教室として出発したのが、その本義である。したがって、この体術護身コースが、本来の風門の目指すところと言っても過言では無い。
このコースでは、日本拳法道の基礎・基本・形、及び福光流の古伝体術を中心に稽古するが、福光流や日本拳法道に拘らず、三十年に及ぶ、風門館の他流試合経験や他流儀との交流から学んだ技なども織り込んだ、風門館護身体術を専らとするコースである。
わざわざ、達人にならなくても良い市井の凡夫のための、より汎用性と再現性に優れた護身技術をこのコースでは学ぶことになる。
また、組手や競技はNGと言う人も安心してきて欲しい。
風門館では、鍛錬手合(一般で言う組手)も、その程度からレベル1~7まで設定している。レベル5が、日本拳法道乱取り競技法であり、それを基準に、1~7までその度合いを設定している訳である。
つまり、この体術護身コースでは、その鍛錬手合の強さを、本人の希望で選ぶことができるという画期的なシステムを導入している。
互いに、素面素籠手による寸止めのレベル1から、防具付き面ライトコンタクトのレベル4まで、自由に選ぶことができる。
試合に出なくても、一般人の護身実用としては、十分な稽古が出来る。
また、形稽古中心だが、形に縛られることもなく、護身として、有効かどうかで技や稽古内容を自由に組み替えることが出来る。
私が、こういう道場が欲しかったという理想を実現したのが、この風門館護身体術コースなのである。
大人のための護身教室。現在、私は61歳である。年が明け、4月になると62歳になる。そういう私でも出来る稽古をやっている。
護身を習いたいが、怖そうで勇気が無いというあなたのために開かれているのが風門館である。
現在も、61歳の私から、50代。40代の人が多く参加している。
女性・子供・老人・壮年。肉体的に弱い者ほど必要なのが護身の術ではないだろうか?
何度も言うが、風門館は達人を目指さない。市井に暮らす凡夫のための護身術を学ぶ場である。
我々が、提供する技は、達人技ではないが、汎用性と再現性に優れている。
風門館は、自信に満ちたあなたを造るためにある。是非、一度無料体験入門をしてみてはいかがか?
毎週。日曜日。10:00~12:00.田川郡福智町武道館にてお待ちする。
https://www.youtube.com/watch?v=fGEhyyaKRqo
令和元年12月8日 日曜日 午前の部 晴 於田川郡福智町武道館
行者:木霊丸氏・千手丸・初音丸氏・常盤丸・K氏
稽古内容
1本目:叩表裏、3本目:天秤奥掛、4本目:見栄取表裏
拍子取り自由稽古
風門館当身拳法素振十二箇条
1本目:3種拳 波動拳・雷神波・風神波
2本目:基本構から交互直突
3本目:基本構から交互振突
4本目:基本構から交互揚突
5本目:基本構から交互直蹴
6本目:組手構から左右直突
7本目:組手構から左右直蹴
8本目:手綱構えから交互前蹴上
日本拳法道形
6級・二段・三段・四段。それぞれ時間いっぱい。
サンドバック 左右下段蹴り 10本。
前半は、拍子取り。これは、後日記す。
後半は、打撃。とにかく、忙しい。久しぶりに新人が入ったので、全員で、基本からやってるが、来年、2月頃に、昇段審査がある。それに照準を定めて、日本拳法道形を集中的に稽古をやっている。ただ、今回は、初段一人、二段に二人、三段一人、四段一人、しかもここに、私が六段を受けるという風門始まって以来の珍事が出来し、脳がてんてこ舞いである。
しかも、全員容易に覚えない。日本拳法道形自体は、非常にシンプルで、一見何の変哲も無い形なのだが、初めての形に接すると、全員一様に出来ない。しかも、今回は黒帯全員が受けるため、私が、一人一人形の直伝稽古をつけなければならない。
時間が足りない。正直、二月で良かったと思う。
形の風門と言われるくらい、風門は、日本拳法道形を重視している。流儀の根幹技術・理合いは、全て形に込められている。日本拳法道が日本拳法道らしくあるためには、形を練りこまなければならない。我々のように、他流試合が日常風景の流儀にとって、自分の根幹技術が何者かを知ることは重要だ。
枝葉は、いくら他流の技を盗んでも構わないが、幹が無ければ、ただのつぎはぎになる。つぎはぎは、積み木と一緒でもろい。
幹を鍛える。幹を磨く。風門の冬はそういう時期である。
年二回の昇段審査のために形稽古をするような気がするだろうが。それを私のように三十年続けるとその意味が分かってくる。山登りと同じだ。初段や二段の時に見える風景と四段で見える風景はまた違う。五段になって、おそらく初めて、この集中形稽古月間の意味が分かるだろう。
私は、この道を登ってきた先達だから、迷うこと無く徹底的にこの時期形を鍛える。日本拳法道連盟制定形36本。ここに全ての打撃技術のエッセンスがある。
また、試合から離れたこの時期の和やかな和気藹々の雰囲気が好きだ。ルールが有り、防具付きとは言え、基本、他流試合は、そのルールの中のつぶし合いであり、殺伐としている。
その緊張感から解放され、純粋に技術を楽しむ4ヶ月間。この休息が無いと長く続けるのは、難しい。
我々はプロではない。アマにはアマの身の丈に応じた稽古が重要だ。風門は、元来そういうつもりで起こした。その原点に立ち帰るときが今なのだと感じている。
風門館徒然 日本拳法道連盟 風門館 上受けの形。in福智町武道館。2019・12・1
https://www.youtube.com/watch?v=_ZcAYk2YQjw
令和元年12月1日 日曜日 10:00-12:00 晴 福智町武道館
行者:千手丸、常盤丸、童子丸、S氏、K氏
稽古内容
組技(修練度別メニュー)
組討:初伝
組討:腰取(払腰、尾長鶏)、小内大内
それぞれ良しとするまで
風門館当身拳法素振一二箇条
1本目:3種拳 波動拳・雷神波・風神波
2本目:基本構から直突
3本目:基本構から振突
4本目:基本構から揚突
5本目:基本構から交互直蹴
6本目:組手構から左右直突
7本目:組手構から交互直蹴
各20本
受返
蹴技6種
各10本
日本拳法道形
六級、五級、二段、四段の形
それぞれ良しとするまで
ミット打ち
追突左右
各5本
本日の稽古録は館長に代わり、千手丸が書きます。
本戦も終わり、冬の審査に向けての基本稽古の時期となりました。
この時期は追い込む練習は影を潜め、ひたすら基本を確認するだけになります。
本戦に向けての激しい稽古で崩れてきた基本動作を見直して細かく修正していくことで、初級者は基本を身に着け、上級者は基本に隠された意味を知ることとなります。
基本の稽古は本戦までの激しい稽古とは違って体力的には楽なのですが、神経を使うのかまた違った疲れがあります。
何がずれているのか、何が間違っているのかを意識し、正確さと精密さを上げていく作業を続けることで日本拳法道の真髄に少しでも触れられればいいなと思っております。
風門館徒然。日本拳法道上受けの形。稽古風景。in福智町武道館:2019・11・24
https://www.youtube.com/watch?v=PAqcrbR-cpo
令和元年11月24日。日曜日。晴れ。於福智町武道館。
稽古内容 体術総合・体術護身
豊前福光派古術素手第二法取手 変手(奥伝)拍子取1本目。叩表裏
風門館当身拳法素振り一二箇条
1本目:3種拳 波動拳・雷神波・風神波
2本目:基本構えから直突
3本目:基本構えから振り突き
4本目:基本構えから揚げ突き
5本目:基本構えから交互直蹴り
6本目:組み手構えから左右直突き
7本目:組み手構えから交互直蹴り
日本拳法道形 12本
1週間前の稽古禄なので、内容はうろ覚えだが、改めて、体術総合と体術護身の合同稽古はやりにくいと思った。
当たり前のことだが、童子丸氏は、打撃経験も豊富、柔道二段・ブラジリアン青帯と言っても、風門スタイルの基本をやったことがない。
風門館では、4月頃から、11月の福岡武道館までは、大会用のメニューを組む。
この大会用のメニューは、流派が違っても、特に気にならないが、
この大会が終わってからの12月から3月までは、護身用の福光流の取手と日本拳法道の基礎基本を徹底的にやる。
試合稽古が行書、試合が草書だとすると、この冬場は、楷書に戻るわけである。
わたしからするとなんと言うことも無い内容なのだが、他流派出身者は、この段階で、戸惑う。私も戸惑う。
組手が出来るのに、なぜ、この基本が出来ないんだ?そこらへんが流儀の違いなんだろうとは思うんだが、童子丸氏もびっくりするくらいできない。
また、彼は、ベースが格闘技なので、福光流の拍子取りとかになると、当然、全くの素人なので、短刀の突き方から教えなくてはならない。
だから、前へ進まない。古術では、1単位時間にどれほど手数を稼いだかで、その腕前を量るという習性があるが、これは、真実をついていると思う。
童子丸氏自体、護身目的ではないので、迷惑なメニューだろうとは思うが、風門は、元々、多忙な社会人のための護身術を修練する場としてもうけられているので、4ヶ月間は風門スタイルに付き合ってもらう。
彼もいずれ老いる。格闘技だけでは無く、武術色の強い風門の古伝体術を学ぶのも一興では無いかと考えている。