日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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令和6年度 第9回 風門祭 日本拳法道錬成大会 Episode3 新種目 空乱之部 鍛錬手合L1 マススパールール 狙い

www.youtube.com

 

https://www.youtube.com/watch?v=iTVS4hJINFg&t=12s

 

参考動画:令和6年度4月。日本拳法道昇段審査会において

 

59歳・田中三段 ✕ 64歳・東先生(元空手五段)による空乱取り

 

令和6年度 第9回 風門祭 日本拳法道錬成大会 Episode3 新種目 空乱之部 鍛錬手合L1 マススパールール 狙い

 

趣旨 

 

・50歳以上男子、女子、白帯男子に、試合の場を提供する。

 

日本拳法道連盟では、40歳以上の競技出場は、基本推奨していない。理由は明白で、安全性の高さを謳う日本拳法道ルールであっても、事故は皆無では無い。また、40歳以上の場合、やはり反応が遅くなる傾向がある。そのため、安全性を考慮して、40歳以上の一般ルール出場は、元々推奨していないという事情がった。

 

しかし、年輩者でも、日本拳法道を始める人が増えた現在。より安全な競技法を研究している風門館では、この空乱による競技法を試行することとなった。年輩者の試合に出たいという要望に応える形でルールを整備している最中である。第9回風門祭では、この空乱ルールの披露をしたいと考えている。

 

風門祭 空乱之部・鍛錬手合L1 マス・スパールール

 

第1条 対象 50歳以上壮年男子・女子・白帯男子

 

第2条 競技法

 

第1項 本戦を1分とし、打撃のみによる攻防を、バランス力・手数・攻撃の正確さ・ディフェンス力などなどに注視し、総合的に判定する。主審は1名とし、進行・反則注意・失格・最終判定を行う。

 

第2項 勝敗 判定勝ちにより決する 引き分け有り。判定は、参加者の黒帯全員のジャッジで決める。ジャッジが同数の場合。主審が最終的に決する。
日本拳法道連盟の昇級・昇段審査のやり方をベースに、競技化したものと考えれば分かりやすいはずである。

 

第3条 判定基準

 

第1項 面部・上段 素面・着籠手による寸止めとする。特に引き手を取り極めを入れた打撃を重視する。スキンタッチ可

 

第2項 胴部・中段 着胴 ライトコンタクト可。寸止めでもタイミング・気合い発声・引き手を取っての極めがあれば有効1ポントとする。

 

第3項 下段 ライトコンコンタクト可。

 

第4項 押し出しは2回で有効1ポイントとする。

 

第4条 反則

 

第1項 面部へのライトコンタクト反則、注意2回で減点1、面部への打撃による強打(失格) 競技終了の合図後の攻撃(程度により、減点もしくは失格) 

 

第2項 膝関節を含む、膝より下の足へのローキック・カーフキックの禁止(減点1) ただし、蹴たぐり・足裏を使った足払いのライトコンタクトは可。