
日本拳法道/空手道練和会 小倉クラブ シーズンオフ・新規入会1名。小倉南区徳力 2025・11・6
先達 雲母丸・出雲丸先生 行者:弦音丸氏・牛若童子・A君・トライアル1名
稽古内容 日本拳法道・錬和会空手道
少年部
村上伝・探手
拳立て伏せ・腹筋2種×10回
帯を使った回し蹴り稽古15分
風門流当身拳法素振り12箇条 基本5:左右直突き、基本6:左右直蹴り
胴への回し蹴り×左右20回
錬和会基本動作 その場突き・移動稽古12種 錬和会空手道 拳手法の型
小太郎童子30R・牛若童子39R・日鷹童子5R ラウンド数はL2換算。
計算式:公式戦L5=地稽古L2・10R 公式戦L3・1R=地稽古L2・5R、公式戦L2・1R=地稽古L2・3R 公式戦には、昇級・昇段審査の組手を含む。55歳以上は、L1以上で記録。
この日は、体調不良などで5名欠席。しかし、トライアル中だった、A君が、遂に正式入会。これで、少年部の会員が、5名・トライアル3名となった。
小倉クラブは、非営利団体であるから、入会金とかはもらっていない。その入会金代わりに、道着を購入してもらっている。
我々は、武道団体であるので、道着には拘る。この道着を着るか着ないかが、武道と格闘技の最大の違いになる。
特に、日本拳法道は、その実態が、防具着装MMA競技であるため、格闘技系の団体との交流が多い。技術的な交流は、喜んで行うのだが、やはり、格闘技出身者と我々武道系は、文化が違う。
この文化の違いは、やがて、道場内での考え方の違いとなり、後々、辞めていく大きな原因となる。
武道とは、武の道である。道であれば、生涯歩き続けることが我々の前提にある。その我々にとっての当たり前の前提が、理解できない人は、99%の確率で、道着を着ない。
つまり、道着を著ないと言うことは、その時点で、続ける意思がないと言うことにつながる。風門館では、ボクシングやKB出身者も入門してくる。道着をどうしても著ないという人は、お断りしている。過去、それを許したこともあったが、やはり、お金の安いKBジム感覚で来られても、総合武道風門館とは、稽古内容が合わないので、結局辞めていく。
そういう意味合いもあって、必ず道着は買ってもらうことにしている。
ただし、子供であろうと大人であろうと、習い事は、合う合わないがある。また、指導者との相性もあるので、体験したら、すぐに道着とは言えない。
そこで、3ヶ月間のトライアル期間を設け、うちでやっていけるかどうか判断してもらって、そこから道着を購入していただき、正式入会となる。
運営者としては、この真新しい道着を買って、正式入会してもらった時が、一番嬉しいし、ほっとする。
道着を著ると言うことは、我々の仲間になると言うことでもある。一人でも多くの仲間を増やしたい。それで、活動を続けている。
人数は少なかったが、この日は、弦音丸氏も参加したので、ほぼ、マンツーマンで指導できた。大会のないシーズンオフの時に、いかに基礎・基本を磨くか。大会シーズンになると、どうしても乱取り稽古や、試合用の稽古が増える。
初心者が、試合用の稽古をしても理解が出来ない。だから、冬場の稽古が一番重要とも言える。
また、競技のない時期は、指導者側も余裕があるので、多いに遊ばせる。今やチャンバラゴッコなど出来る時代ではない。しかし、子供時代のチャンバラゴッコは、大人になった時に護身実用として役に立つ。
そのうち、小太刀の基本の素振りくらいは、教えようかなと考えている。
また、弦音丸二段には、助教をしてもらいながら、少年部の指導法を伝授している。少年部の指導は、大人よりも難しい。細かい技術を知らずに教えると身体が柔らかいだけに故障も起きやすい。
どこに注意しなければならないのか?こういう細かい点は、一般部での稽古しかしたことがないと気がつくまでに時間がかかる。
さらに、細かい技術を教えるのだから、非常に深く学ぶことができる。この日も、なぜ、空手を並行してやる必要性があるのかを細かく伝授。
日本拳法道形と空手の型の違いと共通点、連関性など相当に奥深いことを教えた。私が、小倉クラブを作った理由の一つが、将来の指導員を養成することにあった。
二段・三段クラスの指導員が、少年部指導の助教を務めることで、実は、風門館の唱える三法一致の姿が見えてくる。
武道歴の浅い人は、表層しか見ないから、風門館が、空手道練和会の参加に入ったのも集客のためくらいにしか思わない。
私は、沖縄小林流・村上先生の内弟子同然で15・6年修行した。高校の時の空手と合わせると空手だけでも17年くらいのキャリアがある。その上で、日本拳法道に入り、36年目、私の理想とする日本拳法道を使いこなすためには、日本拳法道×福光流×沖縄空手の三要素が不可欠だと判断して、練和会に丸ごと傘下に入った。
私のたどり着いた結論を理解するまで、時間がかかるだろうが、日本拳法道を最も合理的に極めるためには、私のやり方が正しいと確信している。
・日本拳法道連盟風門館/空手道錬和会 小倉クラブ
総合武道風門館と空手道錬和会共同運営武道教室
小倉南区徳力市民センター
毎週木曜日 少年部18:30~20:00 一般開始自由~20:30まで。
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下600円/1回
第11回 風門館・小倉クラブ・練和会 合同稽古会
日時 11月23日 日曜日 10:00~12:00
一般1000円 高校生以下500円
第12回 風門館・小倉クラブ・練和会 合同稽古会
日時 11月30日 日曜日 10:00~12:00
一般1000円 高校生以下500円
場所代1980円 電気代320円 (合計)2300円
総合武道風門館 福智町武道館(福岡県田川郡福智町金田1313番地1)
毎週日曜日 10:00~12:00
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回
錬和会空手道門司道場(日本拳法道連盟・加盟団体)
門司区大里市民センター 月・水 17:15~18:45
門司区丸山公民館 土 17:15~18:45
連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550
メール kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。