計算式:公式戦L5=地稽古L2・10R 公式戦L3・1R=地稽古L2・5R、公式戦L2・1R=地稽古L2・3R 公式戦には、昇級・昇段審査の組み手を含む。55歳以上は、L1以上で記録。
季節は巡る。そして、行事も巡る。12月14日には、
日本拳法道連盟の昇級・昇段審査会がある。それに備えて、連日、
日本拳法道形の稽古をしている。
先週から、出席者は一人だが、私は常にいる。そして、マンツーマンで形を指導するから、私は、先々週の日曜日。先週、土曜日。日曜日とひたすら、
日本拳法道形を振っている。これを36年間繰り返したので、宗家の次に形が出来るようになった。
木霊丸師範は、私の元で長年修行したので、本来なら、
日本拳法道も五段師範なんだが、どういう訳か、ちょうど審査の日に、仕事や用件があったりで、また、別の日には頼みにくいということで、まだ、三段だ。
宗家も、木霊丸師範のことは知っているので、今年の12月、四段を受験する許可をもらった。
この日は、四段の形 4本を徹底的に稽古。わずか4本にも関わらず、これだけで、1時間半かかる。この1時間半で完成という訳ではない。ある程度の形を整え、宗家直伝で直してもらい。さらに、今後も磨き続ける。
日本拳法道連盟には、文字にされた規約と言うものがない。ルールは、全て、宗家の頭の中にあり、我々門下は、それを察するしかなかった。
その察する文化がない者は、地雷を踏んで去って行った。
我々は、その地雷を踏んだ連中を見ながら、何が、アウトで、何がOKなのかを察するしかなかった。
私が、生き残ったのは、武道文化の中で育ったので、察する文化に慣れていたからだろう。その弊害を取り除くため、風門館では、ネガテイブリストを
言語化して伝えている。
日本拳法道競技法と、その流儀の文化は似てくる。
ポジティブリストではなく、あくまでもネガティブリスト。何をやれではなく、何をやってはいけないのか?その発想法は、競技ルールと似通ってくるのは当然かも知れない。
長々と書いているが、四段の形も難しい。特に私の場合、どうしても、
日本拳法道形を古術や沖縄小
林流で解釈しようとする部分がある。
木立伝
日本拳法道には、木立先生独自の
拳術理論がある。そのため、私の解釈に誤りが無いかを確認するのが、
日本拳法道連盟の審査の一つの目的である。オリジナルを直接に知る。そのことで、風門館には、より源流に近い技術・理合いが蓄積される。この地道な作業を36年間、積み上げてきたのが、我々風門系の最大の特色と言えるだろう。
この日も、二人で、四段の形を徹底的にやり、疑問点などを洗い出した。その疑問点、確認すべきことを宗家直伝講習会で学ぶ。この作業を繰り返しながら、我々は、
日本拳法道とは何かを知っていくわけである。
続いて、30分ほど福光流の薙鎌の稽古。
私は、今、
日本拳法道・福光流
柔術拳法・空手道練和会 三法一致を唱えて活動している。これを、奇をてらったやり方だと思う向きもあるので、大会のないシーズンオフの時に、薙鎌を振らせる。
先端の重い薙鎌を振ると、自然に前屈立ちの形になる。その前屈立ちで養った静止筋がないと、効かせる前拳が打てない。前拳が効かなければ、主武器である後ろ拳の直突きは効かない。
効かない突きしか持たない人間は、舐められて、試合の主導権を握れない。特に、組み討ち系は、フックやアッパー、回し蹴りなどの回転系の技に強い。組み討ち系は直線を嫌う。そういう諸々の事象に気がついたのは、全て、
日本拳法道ルールを主とした、私の他流試合経験から来ている。
また、36年間、のべ、900人を指導した結果、
日本拳法道の形が出来るためには、空手の型を学んだ方が、却って効率が良いという結論に至った。
現在の風門館の技術体系は、思いつきでやっている訳ではない、私自身の他流試合における検証と、指導者として選手を育てながら、仕事を持った多忙な社会人にどうすれば
日本拳法道を修得させれば良いかの試行錯誤の中で自然と行き着いた結論である。
信じるか信じないかは、あなた次第の世界なので、あとは、あなたが決めれば良いことだが、少なくとも、
日本拳法道福岡武道館のコートに6度立ち、
日本拳法道形を36年間、学び続けた人間は、私以外にいない。
競技で強い人間はいくらでいる。ボクシング×
レスリングの北米スタイルなど、
日本拳法道ルールでは、最も勝ちやすい組み合わせだ。しかし、
日本拳法道形を全く知らずに、北米スタイルが優勝したからと言って、その人間が、流儀としての
日本拳法道の段位を取得して良いのか?そこに私は疑問を持っている。
また、逆に
日本拳法道形だけ出来て、他流試合経験0の人間が、
日本拳法道連盟の黒帯を巻いて良いのか?
流儀としての
日本拳法道を残すためには、他流試合経験と
日本拳法道形の重みの配分は、基本は、5:5であるべきだろう。
しかし、壮年部への配慮、他流派出身者への特待制度、そういうものは、以前は、形と試合実績を鑑みながら、重みの配分を変えて審査していた。
私は、私が入門した頃の1990年代の審査基準に立ち返るべきだと思っている。試合に出るか?形が出来るか?シンプルだった。
人が減って、難しく考えすぎたのではないかと最近思うようになった。原点への回帰。それが、今後の風門流の課題であろう。
風門館 11月の稽古日程
・風門館 福智町武道館(福岡県田川郡福智町金田1313番地1)
毎週日曜日 10:00~12:00 予約済み
11月2日 日曜日 福智町武道館 10:00~12:00
11月9日 日曜日 福智町武道館 10:00~12:00
11月16日 日曜日 福智町武道館 13:00~15:00
11月23日 日曜日 福智町武道館 10:00~16:00
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回
第11回 風門館・小倉クラブ・練和会 合同稽古会
11月30日 日曜日 門司大里柔剣道場(北九州市門司区不老町1丁目1-4)
10:00~12:00
一般1000円 高校生以下500円
場所代1980円 電気代320円 (合計)2300円
・日本拳法道小倉クラブ/空手道錬和会徳力教室(総合武道風門館と空手道錬和会共同運営武道教室)
小倉南区徳力教室
毎週木曜日 少年部18:30~20:00 一般開始自由~20:30まで。
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下600円/1回
空手道錬和会門司本部道場(日本拳法道連盟・加盟団団体)
門司区大里 月・木 17:15~18:45
門司区丸山公民館 土 17:15~18:45
連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550
メール kirara.1958ss@gmail.com