日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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令和5年度 第8回風門祭 ボクシングスタイルマススパー交流会 川上二段・50歳(風門館)VS大川内選手(タフス道場) 福智町武道館 10月8日

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令和5年度 第8回風門祭 ボクシングスタイルマススパー交流会 川上二段・50歳(風門館)VS大川内選手(タフス道場) 福智町武道館 10月8日

 

これも、ど迫力だった。やはり熟練者のマススパーと言うのは、見ていて気持ちが良いものだと改めて痛感した。

 

本来は、徳光5級の希望で行われたマスボクシング交流スパーだったが、川上二段もやりたということで、相手をしてもらった。

 

いつも言っているが、日本拳法道連盟の段というのは、さほど難しい訳ではない。誰でも、週1回・2時間、稽古に来れば、未経験者でも、3年で初段、4年で二段、6年で三段・支部長までなれる。

 

だから、たいしたことではないと言っているが、実際は、まず、この3年間が続かない。また、やっと初段を取って、後1年で、二段というところでだいたい消えていく。

 

まして、そこから、もう2年。三段となると、ほぼ皆無だ。35年間で、のべ900人を指導したが、私の門下で、三段までいったのは、福山師範補一人。

 

従って、川上二段には、是非、三段までいって欲しいと大いに期待している。

 

さて、さほど難しくないと、先ほど述べたが、では、なぜ、続かないのか?色々な理由はあろうが、一番は、他流試合から逃れたいというのがある。

 

基本、日本拳法道連盟は、元々、他流試合をするために開発されたという経緯があり、従って、気風として未だに他流試合をやらせたがる風潮が残っている。

 

40歳以上は、他流試合NGでも、昇段に問題は無いのだが、元々が他流試合好きという病的な遺伝子を持っているため、安全性には配慮しつつも、50歳にして、まだ、こんなことをやりたがる人がどうしても残ってしまう。

 

この風潮が、特に若手の脱走要因となっている。

 

しかし、川上二段。子供の頃空手の経験が若干あるとのことだったが、色帯も取っていないし、流派も覚えていないということなので、ほぼ、未経験者と言っていいだろう。

 

46歳の時に、入門。入った時期が最悪で、今はプロになったHなどとハードな組手をやり続けた。よく、あの環境で続いたなと今更ながらに感心する。

 

タフスの大川内選手の経歴は、公開できないが、このキャリアの選手を相手に、マスボクシングで美しく動けている。

 

そこを私としては強調したい。46歳・未経験、4年でここまで動けるようになる。

 

私は、風門館が強いとかうまいとか言うつもりは無いが、修練体系には自信を持っている。

 

風門館の普段の稽古を見たら、なぜ、こんなゆっくり稽古で、ここまでの成果が上がるのか?と逆に不思議に思うだろう。

 

ユーチューブ等に、組み手の動画をよくUPしているので、誤解されがちだが、風門館では、組み手は、稽古の一番最後。一人90秒か、120秒で1・2R行うだけだ。

 

それも空乱・レベル1が多い。

 

護身・組討・当身、全て形稽古といわゆる約束組み手で行う。

 

だから、稽古自体は、さほどきついとかはないので、平均年齢51歳でも、長続きする。

 

それで、4年たったら、こういうマスボクシングが出来るまでに成長する。

 

人の価値観は、それぞれだが、私は、男らしい人間が好きだ。物資欲を否定しないが、金さえあれば、幸せになれるとは思っていない。

 

男らしく生きたい。しかし、若い時に、仕事の関係で、武道をやる間が無かった。そういう人は多い。

 

そういう人に、風門館は、幸せの形を提供している。

 

私は、人からどう言われようと、最後は、死ぬときに自分の生涯を悔いなく生きたかどうかが一番大事だと思っている人間だ。

 

自分自身が満足すること。男らしく生きるというのも人の評価などはどうでもいいことだ。要するに究極の自己満足の世界だ。

 

それが、幸せの形であれば、それで良いのではないだろうか?

 

風門スタイルと言うのは、生き方も含めて、使っている言葉だ。

 

風門館事務局 0947・32・3550 kirara.1958ss@gmail.com

代表福光まで。