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令和5年1月22日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館。
行者:千手丸氏・常磐丸氏・上羽丸氏。
稽古内容 体術護身・体術総合
回し蹴り・横蹴り・前蹴り 一人稽古法。
ミット打ち3種×60秒。
組み討ち撃ち込み稽古:負い車・膝付き背負い・大外刈り・腰車・横掛け横捨て身。
受け返し稽古 風門館基本7種×10
マススパー1分3R
鍛錬手合L2 上羽丸氏90秒2R・常磐丸氏2分1R*千手丸氏
鍛錬手合L4 2分1R 常磐丸氏*千手丸氏
この日は、元々参加予定が少なかったところ、前日に上羽丸氏から、参加の連絡があり、助かった。
ところが、当日、肝腎の千手丸氏の車の調子がおかしくて、欠席するとの連絡。しかも、常磐丸氏は遅刻。
ところが、幸い遅刻したから、そのまま、千手丸氏を向かえに行くことが出来、無事に4人で稽古することが出来た。
風門館のような、小規模道場の一番辛いところは、誰かが試合に出るとなるとスパーリングパートナーがいないこと。
護身だけが目的なら、そこまで、無理をして、スパーをする必要も無いが、試合に出るとなると話しは別だ。怪我を防ぐためには、当然、試合に出るに値するスパーをこなさなければならない。
平均年齢・49歳の風門館にとって、他流の大会に乗り込むのは、総力戦で臨まなければならない。ほぼ徴兵に近い。
年明けからは、私もマスだが、防具を着けて乱取り消耗戦に参加せざるを得なくなった。
64歳・51歳・36歳。三人で、順次戦線投入。
こうやって、苦労を乗り越え、涙ぐましい努力の末に、選手を送りこむから、みな、チームとしての絆も深まる。
TVで、安直に、絆とかの言葉を乱発するから、言葉のインフレが起きるが、言葉など、いくらあっても役に立たない。
防具を着けて、乱取りの相手をし、選手を支える。<連帯するなら、防具を着けろ。>それが一番ありがたい。
51歳の上羽丸氏も、L2で2R取った。また、最近、稽古によく来ているので、調子の戻ってきた常磐丸氏が、いいスパーリングパートナーの役目を果たしている。
来週は、私が、法事のために稽古に行けないが、頼める人には、みんな、頼んでいる。
ラスト2週前としては、納得のいく稽古内容だった。
追記。懸案のスッポンについて。サプリメントを千手丸氏が買うという今時の発想で、ここもクリアーした。稽古後、福智町武道館の前の自販機でお茶を飲みながら、簡略な出陣式も出来たので一安心。
昨年、風門祭で怪我人を出してしまったので、今年からは、風門祭前に、スッポンを食すよう計画する。
風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。