日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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日本拳法道連盟 風門館 令和4年夏季昇級審査会。自由組手演武L2.5(首相撲・クリンチからの投げ有り)千手丸三段(45歳)VS八咫丸5級(47歳)田川郡福智町武道館。6月19日。

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日本拳法道連盟 風門館 令和4年夏季昇級審査会。自由組手演武L2.5(首相撲・クリンチからの投げ有り)千手丸三段(45歳)VS八咫丸5級(47歳)田川郡福智町武道館。6月19日。

 

風門館は、入会金も取らないし、月謝制でもない。来たとき払い・700円で運営している。これは、多忙な社会人がいつ来てもいいようにと思ってやっている制度なのだが、時々、普段の、打撃のみのマススパーを見て、お金の安いKBジムのつもりで入会してくる人間が後を絶たず、トラブルの元となっている。

 

もし、KBやグローブ空手をやりたいのなら、私が道場を運営する必要は無い。今や、福岡の最深部である田川でも、プロが教えるKBジムが、6箇所くらいあるようで、私のようなアマチュア草の根の出る幕は無いだろう。

 

では、なぜ、私が、風門館を運営しているのかというと、日本拳法道連盟の道場は、八木山以東では、二つしか無いからである。

 

私は、KBやグローブ空手・MMAも嫌いとかではないが、私のやりたいのは日本拳法道で有り、他に稽古する場所が無いから、私がやっているのである。

 

私の場合。何となく、武道をやりたいとか、何となく格闘技をやりたいとかで、日本拳法道に入門したわけでは無い。日本拳法日本拳法道のルール上の違い、防具の違いなど承知の上で、33年前。木立門下に加わった。そして、そのルールで他流試合をするために、入ったのだから、ひ弱で臆病なくせに根っからの他流試合好きだったと言える。

 

今も、基本は、日本拳法道が好きだし、社会体育として、また、凡夫のための護身実用乱取り競技法としては、非常に優れていると思っている。

 

33年間の指導経験から、立ち技系の人には、まずは、首相撲・クリンチから投げに入るのが接続しやすいと考えて、生み出したのが、この鍛錬手合L2.5である。

 

私のベースは、福光流といういわば、古流柔術だったが、形稽古のみで、乱取りの経験が無かった。しかも、組討は形は出来ても、乱取りには自信がなかったので、体の大きい人間に捕まるのが苦手だった。

 

しかし、接近戦を恐れると肝腎の打撃で勝負できない。

 

総合系ルールの経験者なら分かると思うが、打撃・組討・寝技。この全てが出来ないと最終的には勝てない。

 

私が、日本拳法道に参入した頃は、総合格闘技黎明期であり、今のように、技術が洗練されていなかった。だから、相手の土俵に乗らないことが勝つための秘策だった。

 

立ち技系には、寝技で仕留め、組み技系には、徹底的に距離を取って打撃で仕留める。

 

マチュア・防具式・異種格闘技戦オンパレードの日本拳法道は、1990年代輝いていた。

 

しかし、今や、最先端のMMA選手は、何でも出来るし、また、そうでないと勝てない時代になった。

 

八咫丸5級・47歳。2~3年ほど前から空手を始め、その後、ボクシング・KBなども経験している。

 

素質的には、過去私の教えた門人の中でも、ベスト3に入る。

 

よく、武道・格闘技と無縁でいたのが不思議なくらいだが、熱心だ。体も柔らかいので、申し訳ないが、千手丸三段のスパーリングパートーナーを務めてもらう予定にしている。

 

千木丸1級と八咫丸5級、いずれも40代後半だが、千手丸氏の相手を務められるのは、二人しかいない。

 

風門館のような、小規模道場の場合。スパーリングパートナーを確保することが非常に難しい。

 

かって、千手丸氏も獅子丸氏のスパーリングパートナーとして、力を蓄えた。風門館は、競技武道を専一にしているわけでは無いが、千手丸氏が現役続行となると、どうしてもスパーリングパートナーがいる。

 

二人にとって、5ヶ月ほど、スパーリングパートナーを務めるのも、貴重な経験となるだろう。

 

色々な経験が、将来の指導者を生むと私は考えている。

 

風門館では、防具式徒手総合武道・日本拳法道ルールで出稽古したい方も受け付けています。1回1000円(場所代込み)・ただし、流会派非公開・動画撮影NGの方はお断りしています。また、ガチスパーはしませんので、その点了承していただける方に限ります。

 

風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。