日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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第7回風門祭新種目 壮年男子・変手スタイル 投げ有り・極めて有効1P。田川郡福智町武道館 2022・10・16

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https://www.youtube.com/watch?v=ApztKRfPVJk

 

第7回風門祭新種目 壮年男子・変手スタイル 投げ有り・極めて有効1P。田川郡福智町武道館 2022・10・16

 

やっと、投げが出たので解説。この変手スタイルは、50歳以上を対象としているので、打撃は当て止め・セミコンタクト。投げは、大外刈り以外の足技は全てOK、また、腰に乗せない・担がない投げは可としている。

 

ただし、投げただけでは、有効ポイントにはならない。投げて即打撃による空撃・極めが入れば、有効1Pが入る。

 

風門館の基本は、あくまでも、日本拳法道ルールにある。

 

防具立ち技やこの変手スタイルも、日本拳法道ルールには、まだ早いとか、危険すぎる初心者や50歳以上の壮年部のために考案したものだ。

 

だから、常に本来の日本拳法道ルールから、乖離しないよう、配慮している。

 

なぜなら、普段の稽古メニューは同じだから、特別に、そのルールのための稽古をしなくて良いように工夫した。

 

足し算では無く、引き算で作ったのがこの変手ルールだ。

 

投げ技を完全禁止にするとどうしても打撃だけしたがる人間が出てくるので、足技や、腰に乗せない投げは可とした。

 

このルールだと、普段の組み討ちも稽古せざるを得なくなるから、全員が、統一したメニューで、稽古することになる。そこが主眼だ。

 

しかし、見事な投げだった。こういう腰に当てる投げは珍しくないが、古術では置倒と呼び、小太刀や腰刀と併用してよく用いる。

 

最も、新しい人には教えていないので、八咫丸氏が工夫したんだろうと思うが、彼は、よく、研究していると思う。

 

ルール内でいかに効率よく勝つか。その工夫もまた、競技武道の良さだと思う。

 

この変手スタイルは、初心者や女性にも向いているので、壮年・4級以下・女子部などには、この変手スタイルから入れば、風門祭の入り口も広がる。

 

有効なスタイルだと思う。

 

風門館事務局 0947・32・3550 代表福光まで。