日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 風門館壮年部集結・平均年齢47・5歳の青春。                   

風門館壮年部集結・平均年齢47・5歳。令和4年10月9日。

令和4年。10月9日。午前の部。晴れ。寒い。田川郡福智町武道館。

行者:千手丸氏・千木丸氏・八咫丸氏・弦音丸氏・上羽丸氏。トライアルA氏。

ゲスト:後藤流拳法・Y師範。

 

稽古内容:体術総合・体術護身。

豊前福光派古術素手第二法・取手・拍子取・背後両羽根:背後中羽根肩担

豊前福光派古術・組討

初級:腰車・鉢返・鉢返落

茶帯以上:自由技 前落・小内大内・払車・尾長鳥・大外掛・横掛横捨身・大外刈り

受け返し稽古

①開き足・展開→左右回し蹴り・左右膝蹴り

②被せ突き・展開

千手丸氏。30R。

千木丸氏。20R

八咫丸氏。27R

音丸氏。27R

上羽丸氏。21R

 

現在、風門館は、最年長64歳の私を筆頭に、壮年部5名・女子部1名の、総勢7名で活動している。全員の平均年齢が47・42歳。

 

風門館では、40歳以上60歳未満を壮年部としているが。その平均年齢が47.5歳。しかも、全員現役。

 

簡単そうで、なかなか出来ることでは無い。社会人として、それぞれの持ち場で、リーダー的な役割を果たしているからだろうが、非常に風通しが良いのが、風門館の自慢である。

 

分かっている大人の集まりだから、非常に指導しやすいし、また、各自技量のなかなかなので、指導を安心して任せられるから、以後心地の良い空間となっている。

 

目標は、15人。後、8名だが、そのうち行くのではないかと思っている。

 

稽古内容は、順調。本日から、護身用の手を新しくした。背後・中羽根と言うのは、背後から背中・首などを指されたときに用いる手業で、上羽根とは手の受け方が違う。

 

最近、頻発している事件は、縁もゆかりもない人間が、死刑になりたかったとか、動機そのものが狂っているので、これを感知し、体を捌くというのは、達人の領域だが、事件が頻発している以上、稽古せざるを得ない。

 

万が一の際には、使えるか否かは、確率論的に厳しいのは分かっているが、対策を練っていなかったら、それこそ、自分が、死ぬだけだから、生き残るためには、やるしかない。と言うのが私の考えだ。

 

受け返しは、開き足の展開をやっているが、まだ、不完全だ。しかし、開き足から、どう応用展開するのかという発想法は得ることができたはずだ。実は、この発想法を得るというのが、難しい。人の頭は、案外と硬いから、自分の思い込みから出ると言うのは、思うほど簡単では無い。

 

他流の研究には、この発想の転換をはかるという意味もある。

 

金曜日に、八幡同好会で、被せ突きを教えたので、福智町武道館でも、被せ突きの基本の稽古した。来週から、被せ突きの展開をやろうと思う。

 

締めは、試合稽古。9月から、レベル2以上でやているので、そろそろ、体が壊れる時期だ。各自体調と相談しながら、取り組むように指示を出している。

 

11月27日まで、どう調整するのか。その経験が、指導者になった時に役に立つ。

 

当たりの強い組手も10月一杯だ。残り3週。この時期を乗りこえ、本番の試合をこなすと、やはり、動きが違ってくる。

 

自分の年齢・抱えている仕事。その中で、自分がどこまでやれるのか、試して見る。

 

試合とは、その当日、相手と闘うことだけを意味するのではない。事前にいかに準備するか。2ヶ月そこらの稽古で、どうなるものでもない。

 

普段のゆるい稽古の中で、いかに、効率よく技を磨くか。そういう意識を持てる者だけが、現役を続けられる。

 

普段から、試されているのが、試し合いの本質だと私は考えている。

 

風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。