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風門館徒然。風門館。大人のための部活動。第7回風門祭へ向けて 試合稽古④ 壮年男子変手之部(50歳以上) 田川郡福智町武道館。2022・9・25。
令和4年。9月25日。午前の部。晴れ。涼風。田川郡福智町武道館。
行者:千手丸氏・八咫丸氏・弦音丸氏・上羽丸氏。トライアルA氏。
稽古内容:体術総合・体術護身。
豊前福光派古術素手第二法・取手・拍子取・背後両羽根:背後上羽根拉投。
豊前福光派古術・組討
初級:腰車・鉢返・鉢返落
茶帯以上:前落・小内大内・払車・尾長鳥
風門館当身拳法基本素振12箇条。風神波&1~6
受け返し稽古:開き足・展開6種。
千手丸氏。26R。
千木丸氏。16R
八咫丸氏。24R
弦音丸氏。25R
上羽丸氏。17R
本日も、充実した稽古だった。女性のトライアルコース・A氏に稽古の終わりに、どうでしたかと必ず聞いてしまうのだが(職業病)、楽しかったですと言われると、やはり、こちらとしてもやる気になる。
女性が一人いるとより一層和やかになるので、是非、この記事を見た、女子部や少年部は、無料体験入門することを勧める。
稽古内容は、これを二時間でやるのかと言うくらい濃密だから、全ては書き切れないので、以下箇条書きにする。
1護身:背後両羽根・上羽根拉投に移る。
2組討:初心者と茶帯以上に分けて稽古。初心者には基本の3本。茶帯以上には、試合用の手業。
3本日の本題・壮年男子変手之部試合稽古について。
もともとは、上羽丸6級(51歳)のために、考案したルールだったが、試行を重ね、回を増す毎に、これは大ヒットかもという手応えを感じている。
日本拳法道ルールをベースに、全空連的に寄ったルールを想定してるのだが、スピード感も有り、迫力も十分だ。
毎回、上羽丸氏に当たりの強さについて意見を求めているが、けっこう、当てても大丈夫とのことで、当たりの強度をだんだんと強めている。
本戦一分。延長30秒先取り制も、負担はないようだ。
風門館は、壮年部中心の珍しい道場なので、私としては、形稽古だけでもいいのではないかという気分もある。しかし、基本、日本拳法道をやっているため、40歳過ぎて入会してくる人たちが、組手やる気満々なので、それはそれで良しとしている。
私自身は、20代まで形稽古の流儀で修行し、31歳から突然、乱取り・試合偏重流儀の日本拳法道に入り、約10年間に渡り、各種ルールでの他流試合に明け暮れたという変わり種なので、乱取り・試合のきつさも分かっているし、同時に、興奮する気分も承知している。
問題は、怪我と後遺症である。特に、50代の人に安全でかつ楽しめる試合法とはと考えているうちに、この流れになったが、上羽丸氏が、乗ってこなかったら、成立しなかったと思う。
しかし、<瓢箪から駒>と言うが、このセミコンタクトルールは、かなり面白いと思う。
護身実用も大事だが、そればっかり考えて、稽古に来る人がいたら、逆に異常だろう。万が一は、あくまでも万が一で有り、生涯に一度の確率ではないだろうか?
だから、逆にスポーツとして楽しむと言うアクセスの仕方もあるべきだと思う。
要は、動機は何であれ、続けることが大事なのだ。
何歳になっても、稽古を続ける。続けられるシステム。それが私の目指す風門館のあり方だ。
スポーツとして楽しむ。全く問題ない。
ただ、風門館は、その先に、常に護身実用・生涯武道と言うテーマを目指している。それも、達人・超人では無く、あくまでも、我々のような市井に暮らす凡夫のための芸法をである。
蟻には蟻の理想有り。これが、私の座右の銘だ。輩(ともがら)と共に蟻ながらの芸の道を歩いてゆきたい。
風門館事務局。0947・32・3550。代表福光まで。