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風門館は、寝技が得意では無い。だから、下になることが多い。そこで、欲しいのが、下から取れる決め技。
特に、この三角絞めは、私が、もどきしか教えられないので、是非一度、専門家にならいたいと切望していた。
今回の、合同稽古会の最大の目的が、正しい三角絞めを習うことだったので、目的は果たせた。
ただし、一回習って身につくくらいなら、苦労はしないので、今後も機会ある度に、この三角絞めを習いたいと考えている。
日本拳法道ルールの場合。下から取れる有効な技は二つあり、それが、裏拉ぎと、この三角絞めである。この二つができれば、まず、困らない。
拳法を名乗っているように、我々の場合、あくままでも、多局面に於いて、当身で決めるというのが流儀の本質である。
だから、三角絞めも決める力までは無くても、相手に警戒させるレベルまで行けば、合格である。それで、10秒稼いで、また立ち技からスタートし、当身で決める。
これが、本来の日本拳法道のあるべき姿だ。
ここで、実戦なら、寝技10秒とは限らないという意見が出てくるが、それは当然のことだと思う。
我々も、寝技10秒が、完全とは思っていない。だから、寝技が永遠に許される状況を想定するなら、日本拳法道だけでは、未完成であろう。
そこは、ブラジリアンや柔道に、行って磨くというのも個人の選択肢として有りだと思う。
そもそも、この世には、完全な乱取り法というのは無いのではないだろうか?また、実戦と言っても、想定される状況は様々なので、最終的には、武芸十八般の世界に行かざるを得なくなってしまう。
そこで、問題になるのが、昔の武士と違い、現代人は、職業を持っているということだ。仕事優先、家族もいる、平凡な一般社会人が、武芸十八般をやるとなるとほぼ不可能に近い。
だから、賭けるしか無い。最も必要なことから学んでいく。そう考えると、日本拳法道ルールは、かなり優れていると言えるだろう。
話しが、横道にそれてしまったが、三角締めの要領を口伝で習うというのは、貴重な体験であった。
タフス道場のM先生に改めて御礼申し上げると同時に、今後の指導も是非お願いしたいと考えております。
風門館では、防具式徒手総合武道・日本拳法道を中心に、護身・健身・修身の三位一体を目指して、形稽古・技の受け返し稽古主体で行いますから、年齢に関わらずどなたでも出来ます。
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