日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。速射砲。50歳。15秒ノンストップ。田川郡福智町武道館。2022・3・13

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令和4年3月13日。日曜日。午前の部。曇り。田川郡福智町武道館。

 

行者:千木丸氏・TO氏・TA氏・SF氏・SJ氏。

 

稽古内容 体術総合

 

素振り 1ヶ条~8ヶ条。

日本拳法道形。上受けの形・下受けの形・掛け受けの形・掬い受けの形。

着胴打ち込み稽古 飛び膝からの首相撲、首取り膝車・裾車、尾長鳥、払車。

鍛錬手合 L0・遠当て、L1.3・60秒2R。

サンドバック 15秒×2

 

本日から、福智町武道館で稽古再開。マンボウ期間中は、有志のみの稽古だったので、本日から再開したメンバーには、無理をさせず、ゆっくり稽古。

 

私は、稽古が終わったら、必ず、稽古禄を書くようにしている。これは、昔、先代(古術の)が、稽古が終わる度に、言い残したことや、教えた手業の名前などを書いた、長々しい手紙を寄越してた頃の名残が、古術を正式に、教え始めると同時に、私の中で、スタートしたもので、かれこれ、14年くらい続けている習慣となっている。

 

で、この稽古禄を書きながら、改めて思ったのは、漢字の名前が減っているということだ。

 

風門館は、日本拳法道と福光流を併伝して教えている道場だが、古術の文化的な影響力が強い道場なので、一般の武道とも、かなり、趣が違う。特に、正式な入門者は、日本拳法道・もしくは、福光流の級の審査を合格した者としている。

 

日本拳法道コースの希望者がほとんどだが、打撃は日本拳法道を主体に教えているものの、組討・寝技・護身は、古術がベースであり、だいたい、半々で稽古している。

 

だから、日本拳法道の級に併せて、古術の級も同じものを発行する。

 

その級に合格した時点で、行者名を与える。ここらへんが、今時としては、風変わった道場と言うことになるんだろうが、私は、古術の文化が好きなので、私が館長を務めている限りは、好きなようにさせてもらうつもりだ。

 

風門館への正式入門、即ち、初めての昇級審査は、基本、週一回2時間の稽古を半年続けたら、受験の資格が出来る。そこで、合格したら、そこからが、風門館の正式な門人ということになる。

 

だから、漢字が減り、アルファベットが増えていると言うことは、古い門人が減り、新しい半年以下の会員が多いという状態を示している。

 

風門館のような、小規模な道場でも、人の移り変わりが多い。これが、道場というものだから、仕方がないのだが、稽古の95%は、形稽古の風門館で、これだから、武道とは、まさしく道なのだと思う。

 

しかし、悲観しているわけではない、4月の中旬には、千木丸氏が、1・2級、TA氏が、5・6級を受け、その時点で、漢字になる。

 

6月には、SF氏とTO氏が、5・6級、漢字となる。

 

今年の6月には、一気に漢字が増え、アルファベットが、一気に減る。

 

10月には、千木丸氏が初段、TA氏が3級・茶帯、12月には、SF氏とTO氏が3級・茶帯

 

日本拳法道の場合。基本。3年で初段・黒帯となるので、長いようで、あっという間に3年間はたち、新しい指導員補が生まれる。

 

実力的にも、問題ないので、このまま、順調にいくと思う。

 

直方同好会も発足し、平日、不定期だが、TA氏とSF氏が中心となって稽古している。TA氏。フルコンとボクシングの経験があるので、打撃だけだと、日本拳法道では初段クラスだが、規定があるので、飛び級はできない。

 

しかし、10月に茶帯だから、十分指導もできると思う。

 

無論、直方同好会には、田川からも、私や、教授代理の黒帯も指導にいく。千木丸氏が、10月に初段に合格すれば、教授代理となるので、田川から、4人、指導に行ける体制ができる。

 

コロナ・ヨーロッパの戦争。色々な事情に振り回されながらも、風門館。元気ですと言えるのがありがたいことだ。天神地祇に感謝しながら、私は、後進の育成に邁進するつもりだ。