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日本拳法道ルールの魅力4 投げが美しい 


H25風門館「飛梅之御更衣」2 鍛錬手合L5 演武披露一本目

 

 

日本拳法道ルールの魅力4 投げが美しい

 
日本拳法道の魅力を整理している今回のシリーズも、これで、4回目。いよいよ佳境に入ってきた。
 
今回のテーマは、投げの美しさについて。
 
日本拳法道ルールでは、まずは、離合い・当て身の攻防から始まる。だから、互いに、前進・突進することになる。そして、体捌きが重要なため、当然、腰高になる。となると必然的に<柔よく剛を制す。>という、<理想の柔道>が示現する。
 
私は、これが好きだ。私自身は、柔道の経験が無いので、柔道そのものを分かっているわけではないが、これが、嘉納師範の理想とした柔道なのでは無いかとか。あるいは、日本拳法を創始した、澤山先生も実は、そこを目指して日本拳法を作ったのでは無いかとか。かってに想像することがある。
 
現代の当て身なしの柔道では、互いに腰を落として、腰を引くために、なかなか美しい投げが示現しない。それが、打撃系総合武道では、非常に美しい投げが、かなりの確率で示現するので、私は、そういうのが好きなんだなとよく感じる。
 
また、必ずしも柔道のような派手な投げでなくとも、転がして当て極めが出来るので、福光流古術の技が使いやすい。おそらく相撲も使える。
 
だから、私は、柔道の出身者が、もっと参加すると面白いのにと常々考えている。また、古流の柔術諸派が自分の流儀と相当に矛盾なく採用できる乱取り法なので、古流柔術の参加とかあれば、日本武道史上画期的な出来事になると胸踊らせている。
 
寝技主体の総合とは別の、立ち技系総合の美しさ。それも、日本拳法道の魅力の一つだ。
 
動画の濱野獅子丸二段(風門館)は、柔道二段で入門した。入門時点で打撃経験0であり、スキルはもちろんだが、知識も皆無だった。しかし、私の門下で、日本拳法道スタイルの打撃と古術式の投げの発想を学び、それに合わせて柔道技を駆使して、得意の払い腰で、相手を派手に投げ飛ばす。本来の講道館の良さを十二分に示現しているのではないだろうか?
 
だから、彼のような、組技系出身者をもっと育ててみたいと常々感じてるところである。
 
打撃系出身者の組技対策も面白いし、組技出身者の打撃習得の上での派手な投げ技も面白い。入り口も広く出口も広い。この日本拳法道の魅力を広く知ってもらいたいと感じている。