書評・「縄文の新常識を知れば日本の謎が解ける」
関裕二。ほんとよく読む。で、好きかというと今一自分でも分からない。とにかく書いてる内容に結論が出ない。ああかも知れない。こうかも知れないという仮定の話が多くて、結局、実はどうよ?と言いたくなる。
しかし、本のタイトルのネーミングがいい。で、多分。また買うことになるだろう。
最近の、考古学の進歩で、従来の縄文人と弥生人の対立言うフィクションが成立しなくなってるというのは、俺も同様の意見だ。どうも、日本列島の日本民族は、縄文初期頃から大きくは変わってないのではないかと思われる。
我々の歴史は、思ったより連綿と長いのかも知れない。ああ!俺もやっちまった。不確定な。<かも知れない>コール連発。ただ、知的な好奇心をくすぐられるのは間違いない。