このカテゴリー>風門館公式では、07年以来の風門館の公式行事・大会の軌跡や、今後の公式行事連絡などを書いていくことにする。ヤフブロのサービス停止も、一つの神意であると考え、風門の歴史を逆ぼるのも面白いかも知れない。
どんなものでも歴史がある。風門自体。平成元年に私が日本拳法道連盟木立門下に馳せ参じたところから始まっている。今年4月3で、ちょうど30年。
奇しくも、今年で平成も終わる。
新たな御代に、風門も新たなステージに向かうのもいいかも知れない。
風門のDNAが、これからも、残るように、暇々にこの30年を振り返るのも一興だと考えている。
平成31年1月20日。日曜。晴れ。田川郡大任町B&G行者:木霊丸氏・千手丸氏・常磐丸氏。この日。昨年末に初段に合格した常磐丸氏に賞状と黒帯を渡す。黒帯を締めると、しまってみえるから不思議なものだ。これで、風門黒帯7。私の門下の特徴は、全員が日本拳法道と福光派古術の有段者であることだ。風門館に改組する前の、風門同志会時代に日本拳法道の黒帯を取った者が、4名いるが、うち、風門館まで着いて来た木霊丸氏以外の三名には、福光流の手業は教えていないし、存在すら教えなかった。12年前、風門館に改組して以来の門人のみが、福光流の手業を知っている。最も、全容を知るのは私一人だが、1年生きれば、1年手業を教える数が増える。何しろ、古術は、得物から体術まで、膨大な手数を持つ。だから飽き無いとも言える。そういうのが分かってくるのが、3段になる頃からだ。競技には、競技の良さがあるが、古術の形稽古も知的で面白い。彼も続けば、いずれはまるだろう。私と木霊丸氏がそうであったように。