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風門館護身体術。豊前福光派古術:鷲掴変化・綾取表。
田川郡福智町武道館 毎週日曜日。10:00~12:00。1レッスン・700円。
護身術が難しいのは、いつ、どういうシチュエーションで使うのか予測が不可能ということにある。
しかし、案外と多いのが、仕事絡みのケースではないだろうか?
対面での窓口業務。営業マン。飲食関係など対人商売の場合。客とのトラブルで、起こり得る可能性は高く、サラリーマンなら、一度や二度は、そういう危険に遭遇したことがあるのではないだろうか?
顧客絡みの場合。相手にいくら非があったとしても、殴られたら、すぐに殴り返すという訳にはいかない。
しかも、極力警察沙汰にはしたくない。かと言って、無茶をする顧客というものはいるもんで、いきなり殴ってくるという場合がある。
実を言うと、私も二度ほど体験した。
ここで、難しいのは、何度も言うようだが、殴られたからと言って簡単には殴り返せないという問題である。あくまでも、相手は顧客だ。会社の評判にも関わる。
しかし、では、ボーッと殴られれば良いかというと、これも容易では無い。私は、顔面殴打された結果。視力を失ったケースを知っている。特に、素人のブン殴りフックは、目を狙ってくるケースが多い。
過剰防衛を防ぎつつ、自分の急所は守るとなると、こういう鷲掴み系統の手業が有効だ。
江戸期農村共同体での喧嘩騒ぎで、やりすぎるとやはり、村に居づらくなる。かといって黙って暴力に耐えていたら、無法者というのはますます増長しエスカレートする。
ほどほどに収める技術の必要性は、現代と同じ高さで必要だったのだろう。古術には、武家の流儀とは違って、殴る・蹴るへの対処法が36本有り。それらを含めて、<素手第1法:当身>と称している。
風門館では、古術福光派の手業をベースに、現代社会で必要な護身の技術を研究・錬磨している。
徒手総合武道・日本拳法道は、そもそも競技武道だから、若い人に向いていることは確かだ。しかし、護身に年齢は関係ない。日本拳法道で軸と芯を作りながら、応用変化は、福光流で学ぶ。
この風門スタイルが私の理想だ。
風門館事務局 09547・32・3550 代表福光まで。