https://www.youtube.com/watch?v=tA7a9V3gU5M
国事奔走。妄想にひたる時のBGM。藤圭子 命預けます。
度胸のない、私に、国事奔走など無理に決まっているが、そういう妄想を抱く時がある。
元々、私が、古術者として世に出たのは、<日の本根腐れする時、迷わず起て>
という、古術世に出るの定め第3箇条に拠っている。
どうみても、日本の土台が、根腐れしているのは間違いない。
既に、63歳。年も年だしと思うが、反面、家族を金銭的に養わなければならないという負担もない。
後、20年は、年金と貯金で、己自信の生活にも困らない。
国事奔走は、私の最後の夢だった。歴史小説の主人公では無くても、それを支援する村の庄屋階級とか、地侍のような者に憧れた。
時代が、私を呼んでいるような気がする。トレンチコートを着て、襟を立て、冬の都会のビルの谷間の風に吹かれ、国事に奔走する。
そういう妄想を抱くときには、藤圭子の命預けますが、脳内に流れる。
妄想で終わらせるか。行動して嫌な目にあい。逃亡して恥を掻くか。
現実に悩んでいる自分に、おい。おい。と驚きの声をかける。
逼迫している。私のごとき、草莽をそこまで、焦らせるほど。
日本の根腐れは、逼迫している。
このままでは、日本は滅びる。それは、映画の中のセリフだけではない。