日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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豊前福光派古術素手第五法掻取


豊前福光派古術 掻取稽古 大任町B&G 2019・6・2

 

https://www.youtube.com/watch?v=N2UHhp72gcI

 

令和元年6月2日。日曜日。午前の部。曇り。於田川郡大任町B&G
行者:千手丸氏・常磐丸氏

稽古内容 体術総合・体術古伝

 

豊前福光派古術素手第五法掻取

袈裟固→白拍子取→裏拍子取→縦蜘蛛固→馬乗固→腕拉

横蜘蛛固→膝蹴→腕絡→裏絡

裾絞→片反固

 

風門館当身拳法 跳足

受け返し稽古。回し蹴り防御

ミット シャドーからロー3種・シャドーからミドル3

 

鍛錬手合L1 千手丸氏:常磐丸氏 3分1R

 

千手丸氏累計9R

 

今日は、常磐丸氏が遅れてきたので、前半は寝技の稽古していたら常磐丸氏が合流。

風門館の特色は、組み討ち・寝技は、90%が古術由来の手業を使っていることにある。

 

一見柔道やブラジリアンに見えても、出自は古術由来なので、発想などがかなり違うと思う。

 

というか、私は、柔道やブラジリアンの経験が無いので、日本拳法道ルールで闘うにあたって、当然、自分の使える古術の手業を使うしかなかったし、それで、当分の間に合ったので、以来、未だに、そのままの手業を使っている。

 

福光流では、寝技・抑え技の系統を<掻取>と言う。本来は、組討の後、敵の首を掻き取ることが目的であったからである。それが、現代のMMA系列の技と近似してくるから世の中は不思議なものだと思う。

 

私は、寝技系は苦手なのだが、取りあえず初歩的なことは教えられるのも古術のおかげだと感謝している次第である。

 

後半は、ローを中心としたミット稽古。

 

どうも、ローが出ないので、当分、この稽古を続けたい。シャドーからのローのミット。同じくミドルのミットは良かった。

 

突然思いついた稽古法だが、当分これをやりたい。

 

ラストは鍛錬手合L1 L1は、マスクのみで面は寸止め(当然当たることも多々ある。)他は、ライトコンタクト。これだと、痛くないので、自分のコンビネーションを自在に繰り出すことが出来る。

 

特に、黒帯になれば、私の指導するコンビネーションだけでなく、今は、動画などいくらでもあるので、自分の気に入ったコンビネーションを開発するのも大事だと言っている。

 

競技武道のいいところは創意工夫できることにある。知力の啓発。そこらあたりも日本拳法道ルールの楽しさではないかと考えている。