風門の儀2018。平成30年記念福岡県武道大会。日本拳法道。試合演武。
https://www.youtube.com/watch?v=rLG7E-J2e2s&t=66s
<用・美・道>のうち武道の美について
私は、格闘技と武道の違いは、文化にあると思っている。日本拳法道など、特に、そうなんだが、技術的には、格闘技とどこが違うかと言われると重複するところが多く、差異は少ない。
しかも、基本は、プロにつながるKBやMMAなどの方が、技術的なレベルは高いというのは当然だと思う。
ただ、様式美が違う。主観の問題だが、美意識とは、主観そのものなので、むしろ大切ではないかと思う。
道着を着る文化。これこそが日本的な美意識なのではないだろうか?我々、風門はそこに拘っている。あくまでも、主観だ。だからこそ、その主観を大事にしたい訳である。
武道の美は、動きの美でもあるが、日本的な様式美の維持。それを通して育まれる日本的な美意識の涵養。それが武道の美で有り。役割ではないかと思う。
<用>で述べたが、実用が第一だが、それだけなら、日本武道に拘る必要はないかも知れない。しかし、<用と美>とを求めるとなると日本武道に行き着く。
あくまでも主観の問題である。
我々風門は、<用も美>も欲している。となると、やはり、日本拳法道と福光流古術の併習が一番良いという結論になった。
多様な武道・格闘技が存在する中で、風門スタイルと言う一つの提案をしたい。
そういうことである。