日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門之儀2022。過去を無駄にするな。もうすぐ51歳・ボクシング経験者のための風門スタイル。田川郡福智町武道館。2022・5・8。

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風門之儀2022。過去を無駄にするな。もうすぐ51歳・ボクシング経験者のための風門スタイル。田川郡福智町武道館。2022・5・8。

 

日本拳法道の基本コンセプトは、「安全に他流試合ができる。」というところにある。私もそれに惹かれて、今から、33年前、31歳になったばかかりの、4月に木立先生の門下に入った。

 

私は、沖縄小林流初段・八光流三段・合気会初段・剣道初段で、入門したが、先生には、段までいってない武道や人に話すとめんどくさい福光流免許皆伝のことは話さなかった。

 

表に出しても良い武道だけでも、その時点で、合計6段。

 

だから、入門した年の秋には、もう、福岡武道館の無差別のコートに立っていた。

 

その年、どこかの空手の黒帯を撃破。2回戦で、日本拳法と闘い、膝を付くダウンと言う、屈辱を味わった。

 

翌年、無差別30人程度のトーナメントで、ベスト8に入り、敢闘賞をもらった。

 

その頃、先生から指導を受けていたのは、自分の出身流儀の技を無駄にするなということだった。自分の武器をアレンジして、日本拳法乱取り競技法に生かす。その具体的な指導を受けたことが、指導者として、他流出身者を教える時に役立った。

 

T氏。もうすぐ51歳。試合を目指しているとか言うわけでもないが、道場の立ち会いそのものが、常に他流試合風になるのが、日本拳法道の特徴だから、マススパーでも、不利にならないように、ボクシング経験を生かす指導をしている。

 

この動画は、T氏のボクシング時代の得意のコンビネーションらしい。左ストレート・右アッパー・左ボディフック。しかし、これだけでは、徒手総合武道である日本拳法道では通用しない。

 

ただ、これにフォローの右ローを合わせると、このコンビネーションが輝き出す。ひとつまみの塩が、味を引き立たせるのと同じである。

 

面で倒そうと思ったら、ローで相手の虚を作る必要がある。虚々実々の駆け引き。この面白さが日本拳法道の魅力ではないだろうか?

 

日本拳法乱取り競技法は、安全性を担保するために、防具式ポイント制だが、KOして悪いわけではなく、と言うよりも、皆、ポイントで勝とうとかいう気持ちで出ない。面を付けていても、KOする。それ狙いで来ているので、競技そのものは、激しい。

 

風門館では、40歳以上の人には、基本。競技試合は推奨していない。一般社会人の護身用の鍛眼法としては、マススパーで、十分だと考えているからだ。

 

ただ、マスとは言え、実際は、けっこう当たったりするので、その中での勝ち負けは存在すると思う。負けるより勝ちたいのが、人間の本質だ。

 

だからこそ、自分の過去をいかに生かすかという指導が大事になってくる。ボクシング出身者なら、それを生かす工夫を。

 

そういう蓄積に関しては、風門も33年の歴史を誇るので、けっこうなノウハウを持っている。

 

武道・格闘技経験者で、現在は、何もやっていないと言う人も多いと思う。私からすると実に惜しい。徒手総合武道・日本拳法道は、防具式のMMAだから、どんな武道・格闘技でも参入可能だ。

 

40代、50代になったが、自分の武道経験を生かしたい。そういう人には、是非風門館に参集して欲しい。

 

面白いですよ。日本拳法道ルールは。

 

田川郡福智町武道館 毎週日曜日。10:00~12:00。

武道・格闘技経験者で、日本拳法道の同好会を作りたい場合。風門館がバックアップします。