昨年撮った写真の中で、一番気に入っている一枚。
この紫陽花の全てが、自家製である。
俺が、花の写真をFBなんかによく挙げるから、
花が好きなんですね。と言われるが。甘い。
無論。花好きであることも確かなんだが、
我が家が四季折々に、常に花があるのは、
当然、目的があってそうしている。
要するに、祖霊供養用の花を自給している訳である。
花も買えば高い。自給は、田舎者の籠城戦流にとっては
死活問題である。
仏式で供養しているので花が必要だが、俺の場合。
仏への思い入れは皆無。
ただ、祖霊を祀る思いは強い。
籠城戦流などと言う馬鹿げた生活を送れるのも、
先祖が、いくばくかでも田畑を残してくれたからだ。
ちなみに、そもそも、花である必要性が分からないと言う
コメントを以前、撃ち込まれたが、放っておけと答えた。
俺の家の祖霊崇拝は、福光流。それで、母親と二人
満足しているんだから、こんな充足感は無い。
しかも、この紫陽花のうち、8割方は、物々交換で手に入れた。
そして、増殖すると、また、人にやれるのでありがたい。
自然と神と祖霊に感謝しながら、また、今年も咲くだろう
紫陽花が楽しみだ。