日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。一番嬉しい日。日本拳法道連盟 春期昇級審査 賞状授与式。田川郡福智町武道館。2022・5・1

 

令和4年。4月24日。午後の部。晴れ。田川郡福智町武道館。

 

行者:千木丸氏・八咫丸氏・T氏。

 

稽古内容:体術総合・体術護身。

豊前福光派古術素手第三法・組討 花手(初伝)

1本目:腰車、2本目:鉢返、3本目:鉢落

風門館護身体術:飛膝からの膝車・裾車→大内・小内

受け返し。羽手拳法:1本目~4本目×20回、襷掛:2種×20回。

蹴足法:3種×20

鍛錬手合L1.7。60秒2R

撃ち込み稽古・サンドバック。雷神波10秒・1R、風神波30秒・1R、

10秒無酸素ラッシュ1R。

 

本日は、この4月の昇級審査に臨んだ二人に、賞状を授与した。この日は、感慨深い。

いつも、稽古が終わってから、稽古禄を書きながら、じんわりくる喜びにひたる。

 

この日が、一番の幸せだから、風門館の運営と指導を続けている。

 

級が上がる毎に、その人との年月が積み重なっていくので、そのつらつらを思い出しながら、今日は、バーボンを飲んでいる。

 

千木丸氏。振り返れば、よく耐えたなと思う。入ったときが、すごいメンバーの時だったから、えぐい日々を送った。アマのテッペンを昨年取った青年や、秋月流の宮崎宗師範・雷電流の雷電代表・千手丸氏を含む、風門の黒帯たちと結局毎週ガチ・スパー。

 

ゆるいと言っていたのにと思ったことだろうが、流れでどうしても、そうなる場合がある。それに耐えた者だけに許されるのが日本拳法道の黒帯だ。

 

しかも、コロナで、閉館・再開・閉館の繰り返し。よく続いたなと思う。いよいよ、9月には、初段・黒帯。楽しみでたまらない。

 

八咫丸氏。空手・ボクシング・KBなどの打撃経験があるので、日本拳法道では、打撃だけなら初段の力を持っている。しかし、徒手総合武道・日本拳法道は、投げ・関節・寝技を含むので、まずは、5級からの出発となる。入会して、1年だから、コロナが無ければ、もう茶帯なのだが、規定があるので、仕方が無い。もう少し辛抱してもらって、順調に昇級して欲しい。

 

46歳だが、運動能力が高いので、黒帯までは、千手丸氏のスパーリング・パートナーを努めてもらうことになるだろう。今年の秋までは、やや、えげつない経験をすることになるだろが、そういうもろもろに耐えた者だけに、日本拳法道の黒帯が許される。

 

風門館では、日本拳法道の級を取った者には、同時に、福光流の同じ級を与える。その者だけが、正式の私の門人となる。

 

今年9月で、3級茶帯。先は長いようで、あっという間に来る。茶帯を取ったら直方同好会の責任者に任じようと思っている。

 

稽古内容は順調。後は、月日を重ねるだけだ。