https://www.youtube.com/watch?v=sRptnMqLvRY&t=14s
私は、居酒屋が好きだ。焼き鳥・豚足・刺身・雑炊からナポリタン。手頃な値段で、何でもありの世界が好きだ。
懐石料理とか、フレンチやイタリアンも行ったことはある。嫌いとかは無い。ただし、落ち着けるか?楽しめるか?となると、やはり、居酒屋が一番良い。
これは、理屈抜きで性分なんだろうと思う。
恐ろしいことに、この性分は、間違いなく、武道にも反映されている。
私は、空手2流派・合気系3流派・剣道・KBと現代武道・格闘技も一通り経験はしている。そこで、満足していられるのなら、日本拳法道には来なかったと思う。
しかし、やはり、満たされなかった。
結局、空道とか日本拳法スタイルが好きで、たまたま、縁あって、日本拳法道に辿り着いたが、やはり、こういう自由度の高い流儀が好きなんだろうと思う。
+。風門館では、これに、福光流古術が加わる。古典的ではあるが雑食性では、日本拳法道と古術は非常に精神風土が似ている。
だから、日本拳法道+福光流古術を併伝する風門館は、まさに私にとってのパラダイス。何でもありの天国である。
また、日本拳法道連盟というのが、組織的に自由度が高く、他流派との交流や、よその大会出場にも一切頓着が無い。
こんな伸び伸びできる組織は、あんまりないと思う。おかげで、今も、自由にやらせてもらっている。
風門館に来る人は、だいたい何らかの武道経験者が多い。ここで、注意点は、武道経験者が多いいが、格闘技経験者は来ないという点も31年やって、例外が無いから恐ろしいくらいだ。
時々、難しいことを言い、書く私だが、本質的に、風門館は、居酒屋だと思って運営している。世の中には、懐石やフレンチ・イタリアンではなく居酒屋が好きな人間も必ずいる。そういう人間の受け皿になりたい。
それが、私の風門運営の根本の理由である。