https://www.youtube.com/watch?v=orOPNjlJ2JA
https://www.youtube.com/watch?v=lUcDxxnQkY8
令和7年度 日本拳法道連盟 春季昇級審査会 形審査 1級の形 掬い受けの形
一本目・二本目 注記:今後も継続指導。
日本拳法道には、競技としての日本拳法道と流儀としての日本拳法道の二つの側面があり、ここら辺で、いつも誤解・混乱を生んでいる。
1987年。福岡で生まれた日本拳法道は、そもそも、全てのアマチュア武道・格闘技が安全性を担保しながら、他流試合・異種格闘技戦ができないかという構想の下、考案されたルールだ。中心は、木立先生と他にも各種拳法・空手の師範達5・6名で結成したと私は聞いている。
まだ、総合格闘技という言葉が普及する前、ちょうど、修斗や大道塾が生まれた時期と機を一にして、福岡で産声を上げた。
それから、39年。コロナのための3年間の休止を挟んで、今年で第36回日本拳法道格闘技選手権として、福岡武道館で開催される。
知名度は低いが、福岡・九州では、総合系の人なら知っている人も多い。36年間、防具着装MMA競技としての歴史を刻み続け今日に到っている。
ベースの日本拳法と比べ、空道ルールやMMAルールに近いのが特徴だ。しかも、試合はフルオープン。
となると、打撃経験0であっても、レスリングのすごい人が出てくればタックルから、マウント、面への空撃で1P。また、1Pと取っていけば、ルール上勝てるようになっている。
実際、このルールでは、それが一番効率よく勝てる必勝パターンだ。
従って、競技としての日本拳法道では極論を言えば打撃経験なしでも勝てるということになる。問題は、では、打撃経験無しの人に、日本拳法道連盟の段級を発行して良いのかということになる。
また、風門館のように、40歳以上しかいない道場では、福岡武道館未経験者が、ほとんどであり、また、40歳以上の大会出場は基本推奨していない。
日本拳法道乱取り競技法の経験がない人達には、段級が出せないのかという道場運営上深刻な問題も孕んでいる。
風門館は、流儀としての日本拳法道を継承する団体として活動している。もちろん、40歳未満が、入門し、大会に出たいとなると全力で競技としての日本拳法道にも取り組む。
しかし、私の力量がないのか、若い人間が全然集まらない。この現状で、道場を運営するには、流儀としての日本拳法道に注力するしかない。
では、流儀としての日本拳法道とは何かと言えば、基本の素振り6本、試合用口伝技6本。そして、日本拳法道形34本。
これを、いかに忠実に守っていくかということになる。風門館では、日本拳法道形と基本の素振りで芯を作る。
現在、競技コース・護身コース・健康コースの三択制で活動しているが、全コース、日本拳法道は必修である。
私は、看板に偽り有りが嫌いなので、日本拳法道連盟・風門館の看板を掲げている以上、当然、試合に出る出ないは別にして、日本拳法道ルールに出た場合に必要な組討、寝技も含め全員に指導する。
と同時に、段級に関しても厳格に管理し、形は必修にしている。特に、日本拳法道ルールを経験していない黒帯ほど、形をしっかりやるように喚起している。
日本拳法道形は、シンプルだが、非常に難しい。何度教えても、覚えない人が多い。それでも、繰り返し稽古する。
例えば、1級に合格しても、この形は二度としないでは無い。今後も継続して指導するし、また、後進の指導をさせる。その中で、形を何万回も繰り返しながら、時間と共に覚えていく。頭ではなく、体に刻み込む。
日本拳法道連盟では、乱取りが出来るか?形が出来るか?で昇級・昇段をさせる。
乱取りは弱いが形はうまい人もいる。それはそれで昇級する。形は下手だが乱取りはうまい人もいる。それはそれで、昇級する。
そして、合格後も後進の指導のために何度も形を練り込む。そうやって、長年稽古することでやがて、この形の持つ本当の意味と凄さを知るようになる。
何事も、技術の熟練には時間がかかる。その稽古にかけた時間を保証するのが日本拳法道連盟の段級だと思っている。
・風門館 福智町武道館(福岡県田川郡福智町金田1313番地1)
毎週日曜日 10:00~12:00 6月8日:日曜日以外。予約済み
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回
*6月8日(日) 第10回九州拳友空手道オープン選手権大会 福山師範補出場のため福智町武道館は休館とします。
・日本拳法道小倉クラブ・錬和会空手道徳力教室
小倉南区徳力市民センター 6月4回。予約済み
毎週木曜日 少年部18:30~20:00
一般開始自由~20:30まで。
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回
*6月も小倉武道場。土曜日稽古会・10:00~12:00で一度は行う予定です。
日本拳法道小倉クラブ・門司練和会・直方筑前塾・田川風門館・八幡八修会にも案内を出します。直方の筑前塾も都合がつけば参加するかもとのことなので、少年部にとって新しい出会いがあるかも知れません。乱取り稽古も安全第一を念頭に置きながら増やしていきます。
風門ネットワーク 稽古場所
・日本拳法道連盟八修会 八幡西区市瀬公民館 毎週金曜日19:30~21:00
*中学生からシニアまで 1000円/1回
錬和会空手道門司道場(日本拳法道連盟・加盟団)
門司区大里市民センター 月・水 17:15~18:45
門司区丸山公民館 土 17:15~18:45
連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550
メール kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。