https://www.youtube.com/watch?v=QQxZrS3Tp5w
風門館は、私の理想の実現である。現在の風門館のあり方に、私自身は満足しているし、私にとっては、この姿が正解なのである。
現在の風門館に至るまでには、長い道のりがあった。半世紀を越える私の様々な武道体験や、そこにおける挫折・成功・不満・欲求などの上に、私の求める武道・こういう道場であって欲しいという私自身の願望や、門人達の求めるものなどに答えながら紆余曲折を経て、現在の形になった。
常に人数集めに四苦八苦していると言う悩みはあるが、逆に言えば、悩みはそれだけである。後は、ネットでの宣伝を通して、私の理念に賛同してくれる人を待つしかないと思い定めている。
それで、集まらなければ、私のような人間は、世の中には案外と少ないのだと諦めるしかないだろう。
いつも、連載の形式で初めては、途中で断念するのだが、今回は、気長に、なぜ、風門は、こういうスタイルを取っているのかと言う説明を私の体験を交えながら書き綴ってゆきたい。
道場でも、門人には話すのだが、週一回二時間では、話しが長すぎると稽古時間が取れなくなるので、まとまった話しができない。
最近、新しい人も増えてきたので、私の半生を振り返りながら、何故。私は風門に至ったのかと言う話しを書き留めたい。
それが、即ち、風門の求めるところで有り、目指すところであるから、それを理解した上で稽古してもらった方が、お互いにストレスなく稽古できるのでは無いかと思う。
続く。