日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然。長棒稽古。田川郡香春町呉ダム公園。6月14日。


風門館徒然。野天長棒稽古。in田川郡香春町呉ダム公園。令和2年6月14日。

 

https://www.youtube.com/watch?v=_n2i_XFenZ4

令和2年6月14日。日曜日。午前の部。曇り。本部。

行者:千手丸氏・常磐丸氏。顧問:宮崎宗家師範

 

稽古内容 体術総合。

豊前福光派古術・素振足12法。

第1法:歩足、第2法:踊足、第3法:迎足、第4法:舞足

 

風門館拳法応用:二足法・三角法・跳足・捻腰・回し蹴り・後ろ回し蹴り

流し受け・横受け・下受け、長棒稽古・対面シャドー

 

久しぶりに四人揃う。前半は、福光流の素振り足。これは、福光派古術の得物芸法の歩法・体捌きを12法にまとめたもので、大変優れている。この歩法・体捌きができれば、体術の之歩法・体捌きもできる。

 

また福光派では、この得物の素振り足の稽古が、そのまま全身の鍛錬になるよう工夫されているので、斧などの先端が重い物を使って、昔は稽古していた。現在は、鉄パイプや素振り用の木刀・薙鎌など、各自の目的に沿って使用し、稽古している。

 

コロナの収束の見通しが立たないので、6月一杯は、野天での稽古。この素振り足の鍛錬は、体術組みにも後々効いてくると思う。

 

後半は、拳法の応用。普段、なかなかできていない難易度の高い歩法・体捌きを稽古。それから、長棒を使ってのシャドー。対面シャドーと行い、雨天ではあったが、充実した稽古となった。

 

見晴らしの良い香春町呉ダム公園は、いざ稽古するとけっこうきつい。ゆるく傾斜した地面では、思うように技が出ないし、ゆるくても登りながらの運足はきつい。

 

道場とは違い野天でのわずかな傾斜が、ここまでやりにくいとは、やってみて始めて分かることである。護身実用の難しさとは、こういうところにもあると言う証左であろう。