日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門之儀2020 絆とは何か?ウィルスと戦いながら。

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昨日は、久しぶりに四人集まったので、呉ダムをバックに記念撮影をした。1月頃より対コロナへ向けてどうするか、話し合いながら稽古していたら、3月の頭から、公共施設が閉館となり、5月中旬まで、風門館も閉鎖を余儀なくされた。

 

稽古自体は、5月中旬の宣言解除と共に、野天での稽古のみと言うことで行ってきたが、元々人数が少ない上、仕事上の都合。また、5月一杯は、自粛命令の出ている会社有りなど。組織的にもがたがた。内心、このまま、潰れるかも知れないと思っていたのも正直なところである。

 

しかし、昨日、ようやく四人集まり稽古をした。やはり、賑やかさはいい。笑い声・談笑。これが、道場のよさだと思う。日本人は<絆>という言葉を安売りするが、共に汗をかき、笑い、目的と時間を共有するから生まれるのであって、かけ声だけでは、

<絆>は、たやすく生まれない。

 

風門は、元々、多忙な社会人のための護身を目的とした道場だから、強さより、続けることを重視している。そのためには、笑い声も大事だ。我々、一般社会人にとって重要なことは、各自の仕事場で、自分の職責を果たすことにある。当然、そこには多大なストレスがかかる。

 

だからこそ、週一回。職場のストレスから解放されて、同好の士が集まり、汗をかき、技を工夫し、経験を語りながら、非日常にトリップする。そのことで、癒やされ、また、仕事場へと向かうエネルギーを充足する。

 

究極の護身とは、<職=食>を失わないこと。そして、健康であること。コロナとの戦いは、長くなりそうだ。仲間と共に、笑いながら、免疫力を上げる。これも一つの戦略ではないかと思う。