総合武道 風門館 日本拳法道連盟・福光流柔術拳法連盟・錬和会空手道 三法一致

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風門館徒然 空手道錬和会・拳手法の型を学ぶ。久しぶりに習う側の新鮮さと安心感を覚える。田川郡福智町武道館 2025・1・19

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風門館徒然 空手道錬和会・拳手法の型を学ぶ。久しぶりに習う側の新鮮さと安心感を覚える。田川郡福智町武道館 2025・1・19

 

令和7年1月19日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

行者:雲母丸・千手丸氏・千木丸氏・弦音丸氏・天音丸氏・A氏

ゲスト:出雲丸先生 

 

稽古内容 体術総合・体術護身

豊前福光派古術得物第一法 元手(太刀・小太刀)

素振り足12箇条 1箇条:迎足、2箇条:踊足、3箇条:舞足陰陽、4箇条:刺腰、5箇条:歩足、6箇条:入身 7箇条:追足、12箇条:小走り

 

豊前福光派古術素手第5法掻取

袈裟蜘蛛→白拍子取→裏拍子取→袈裟絞→縦蜘蛛→八咫烏

小手巻き馬乗返 内巻き・外巻き

 

日本拳法道ルール 寝技袈裟固め→馬乗り固め 10秒乱取り 6本

 

風門館当身拳法素振12箇条 5本目・6本目

 

日本拳法道連盟 二段の形 

流し受けの形・掬い受けの形・合掌取りの形・掛け受けの形

 

打ち込み稽古 直回し蹴り・入身抜き胴 20本

 

日本空手道錬和会 拳手法の型

 

今日は、長い物語になるかも知れない。私は、村上勝美先生の門人であったことを誇りに思っている。しかも、私が学んだ沖縄小林流は、先生が、王樹金先生→佐藤金兵衛先生と伝わった内家三拳を学んだ後の晩年の弟子であるから、空手でありながら、太気拳や陳式太極拳に近いような独特の拳風を受け継いだ。

 

しかも、ほぼほぼ、内弟子に近かった。仲人もしてもらい、稽古の後は、しょっちゅう先生のお宅でお茶を飲み、色々な武道に纏わる話し・口伝を15年の長きに渡って、聞いてきた。

 

そう、私は、村上門下で約15年間、修行した。その私が、なぜ、初段なのか。普通、15年門下であれば、4段にはなっている。私は村上流で実質4段までの修行は積んだと自負している。

 

しかし、先生は、組手否定論者だった。組手は「シャモの喧嘩」と言って徹底的に毛嫌いしていた。道場は言うに及ばず、野試合・対外試合をすれば、破門だと宣告されていた。

 

しかし、当時、20代の私にとって、それは、あまりにも酷だった。だから、私は、隠れて空手・拳法関係者と野試合をやっていた。そして、日本拳法道に入門したときも隠れて入門したし、最初の福岡武道館大会も全て隠れて出た。ばれたら、破門だが、どうしても、自分の力がどこまで通用するのか試してみたかった。

 

そして、日本拳法道の田川同好会を作ったこと。大会に出たこと。全て隠していた。

 

最初、日本拳法道の大会に二・三度出れば、また、沖縄小林流に戻るつもりだった。それが、どっぷり他流試合に漬かってしまい。最終的に、村上流を捨てざるをえなくなった。

 

ただ、破門はされていない。多分、先生も狭い田川の武道界隈のこと、実は知っていたと思う。泳がせておけばそのうち帰ってくると思っていたのではないかと勝手に推察している。

 

ちょうど、旧風門同志会第三次解散を受けて、合気道にも戻れず、空手にも戻れない、宙ぶらりんの時、49歳のころだっただろうか?本屋でばったり出会った。「戻ってこい」と言われたとき、本屋でぽろぽろ涙が出た。一言「すみません。戻りたい気持ちはやまやまなんですが。多分。もう引き返せないと思います。」と告げた。それでも、「行き場がなかったら帰ってこい」と言われた。

 

嬉しかった。俺には帰る場所があるんだと思った。その時も、迷ったが、その直後、ほんの二・三日後に、今度は、木霊丸師範と本屋で出会った。俺に帰る場所はあっても、木霊丸師範と千手丸師範補には帰る場所は無い。

 

やっぱり、俺は、もう引き返せないと思った。それで、現在の日本拳法道と福光流併伝の風門館を設立し、今日に到っている。

 

なぜ、こんな話しをしているのか?私は、もうこの36年間で、900人近くを指導しているが、絶対に沖縄小林流の型の指導はしていない。そのことを書くための、長い前振りだった。村上先生は、道統・系譜に厳格な人だった。教授免許を許されていない私が勝手に型を人に教えたら、それこそ、最後。間違いなく破門される。それが怖かった。

 

「シャモの喧嘩」はまあ、大目に見られるだろうが、教授代理を許されていない者が、人に型を教えたとなると激怒する。私は、その実例を知っている。だから、それだけはしなかった。

 

今、私は、錬和会東先生の門人である。私が東先生に日本拳法道形と福光流を教え、私は東先生から空手の型を学ぶ。昔の中国拳法でよく行われていた交換教授を行っているところだ。

 

同じ首里手系だから、、そこそこは行けるだろうと思っていたが、やはり甘くない。系譜・道統の違いと言うのはあるもんだなとつくづく痛感している。

 

と同時に嬉しい。系譜は違っても、首里手系の型をやると、懐かしい気分になる。もう、隠さないでいいことが一番嬉しい。

 

考えてみれば、私の武道人生は秘密が多かった。まず、家伝の鎌倉古流を人前で話せなかったので、この人前で話せないというのが一番の苦痛だった。

 

そして、村上先生には、私が、日本拳法道で他流試合漬けになって、先生の嫌いな「シャモの喧嘩」を率先してやってる人間になってしまったと言うこは最後まで言えなかった。

 

後、2ヶ月もすれば、いよいよ67歳。この年で、同じ首里手系とは言え、沖縄小林流とは、道統・系譜の違う手は、私に取って難しい。しかし、長いこと教える立場であったので、習う側に久しぶりに戻ると気持ちが新鮮になり、とにかく、心が華やぐ。そして、何より楽だ。

 

今、指導してる側だから、体は、甘やかしているが、精神的には、いかに疲れているのかを実感した。習う側だと、体はきついが、心は楽だ。

 

何より、全員で同じ型を振り、同じところで気合いを入れる。空手の魅力の一つだろう。この一体感は、日本拳法道や福光流では味わえない独特の魅力だ。

 

何より、私の直轄道場の門下に、日本拳法道・福光流柔術拳法・錬和会空手道の三法を学ばせることで、ほぼ私の理想とする生涯武道が完成する。

 

私亡き後も、恐らく風門館は消えないだろう。

 

乱取り・試合は、防具空手日本拳法道・グローブ空手の三種に対応できる。

 

錬和会の単練型を学ぶことで、演武に参加するという生涯武道の場も持てる。

 

護身・健身・修身三位一体。の道は完成への道のりが見えてきた。後は歩くだけだ。

 

最後に、私が門人諸氏へ伝えたいのは、武道はいいもんだよということだ。この世界にいれば、老いても、自分の居場所を持てる。その点を強調して、本日の稽古禄を閉じたい。

 

#風門館 

#田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00 二月予約済み

ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回

 

日本拳法道小倉クラブ #小倉南区徳力市民センター 

毎週木曜日 少年部18:30~20:00 一般開始自由~20:30まで。

ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回 

 

#初心者のための日本拳法道教室 第2・第4土曜日

#JEUGIAカルチャーセンター #イオンモール八幡東店 

19:00~20:30 キッズからシニアまで

 

#風門ネットワーク 稽古場所 

日本拳法道連盟八修会 #八幡西区市瀬公民館 毎週金曜日19:30~21:00

*中学生からシニアまで 1000円/1回

 

#空手道錬和会 (日本拳法道連盟・加盟団体)

門司区大里市民センター 月・水 17:30~18:30

門司区丸山市民センター 木 17:30~18:30

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

LINE:ID kirara1987 代表福光まで。