日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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少年部復活。風門館徒然。令和元年。8月18日。田川郡福智町武道館。


風門館徒然。組討稽古。令和元年8月18日。in田川郡福智町武道館。

 

https://www.youtube.com/watch?v=ITnZtyohzag&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1M2nO-0coPKXMVdBYqbZezvQtTpjsA72AJFvqSmAnEUou5XxIrebRGCZY

 

令和元年8月18日 日曜日。午前の部。晴れ。於田川郡福智町武道館

行者:木霊丸氏・千手丸氏・常磐丸氏・H氏・M氏。

 

稽古内容 体術総合・得物護身

 

豊前福光派古術素手第三法組討花手:前落・払車・大外掛・尾長鳥

歩法・体捌 二足法・三角法×60 

突っ込み稽古15秒×5 円懸稽古15秒×3
鍛錬手合L4 2分2R・鍛練手合L1 2分3R

古伝得物 豊前福光派古術元手(太刀振り)変化稽古3分2R

 

昨日は、H君の弟S君が体験入門。体験終了後、即時に入門となったので、15年ぶりくらいに少年部復活となった。

 

前半は、組み討ち。古術と柔道は下半身は同じだが、上半身の使い方が違うので、H君もまだ戸惑っているようだ。また、今から、25年くらい前、福岡武道館で、私は、宮崎宗家を古術の尾長鳥(柔道の内股にあたる。)で投げたことがある。

 

その尾長鳥の説明をしていたら、「ああ。この技は、あの時の技だ。」と覚えていたのに驚いた。意外と印象に残る技だったのだろう。それを聞いて嬉しかった。
見た目は、柔道の内股なのだが、仕掛け方が古術の場合違うので、柔道ルールではかけにくいが、日本拳法道ルールでは威力を発揮する。
もともと、古術の想定が当て身ありの中で使うようになっているから、やはり古術は日本拳法道ルールが一番居心地が良い。

 

後半は、H君も他流で十分基礎があるので、二足法と三角法の打ち込み稽古をした。
協会の猪狩先生の秘伝を自分なりに研究して、風門では、これを奥義にしている。
簡単に身につく技では無いが、マスターすれば、最強になる。
風門でも、2段以上にならないと教えないが、H君は特別扱い。
千手丸氏も久しぶりにこの稽古をしたので、まだまだ、動きがぎこちない。
なめらかになるまで徹底的にやる。

 

終わりは、ハードな稽古。
H君が、9月中旬に真武館の大会を控えているので、スタミナ養成・ラッシュ力を着けるための突っ込みを15秒×5セット。これは、かなりきつい。
ヒット&アウエイとスタミナ養成。円懸かり(まるががかりと読む。)15秒3セット
鍛練手合L4 2分2R・鍛練手合L1 2分3R

 

古伝組は、元手の変手稽古 ゆっくりやるのだが、どっと疲れる。この稽古法が一番、一番楽しい。

充実した一日であった。