

交拳知愛 第2回小倉南武道場稽古会 筑前塾初参加。#小倉南武道場 2025・6・14
参加団体
日本拳法道小倉クラブ・空手道錬和会徳力教室
先達 雲母丸・出雲丸 行者:獅子丸氏・吉都童子・小太郎童子・穂高童子
空手道錬和会門司本部道場 7名
吉都童子6R・小太郎童子7R・穂高童子5R ラウンド数はL2換算。
計算式:公式戦L5=地稽古L2・10R 公式戦L3・1R=地稽古L2・5R、公式戦L2・1R=地稽古L2・3R 公式戦には、昇級・昇段審査の組み手を含む。55歳以上は、L1以上で記録。
赤字が続いたら辞めようということで始めた小倉南武道場稽古会だが、盛況になってきている。
この日は、昔から風門館と付き合いのある直方市・筑前塾が初参加。ここは、グローブ空手形式の稽古を中心にやっている道場だが、風門館以上に総合武道で、長い付き合いの私でさえ、全容を把握しきれていない。
現在空手部門の指導は、S先生が中心になって行っているとのこと。S先生の武歴がまたすごくどこまで書いていいのか分からないので、省略する。
冒頭の写真。柔道なの?と思うだろうが、これが、#防具着装MMA競技・日本拳法道の真の姿だ。
打撃6・投げ3・寝技1となるようにルールが設計されている日本拳法道では、受け身が必須である。そのため、組討・寝技の稽古も当然する。
小倉南武道場を借りて稽古会をしている目的の一つが、この受け身とマット運動などの基本を習得するためにある。
徳力市民センターでは、組討・寝技・受け身・マット運動の稽古が出来ないので、月二回、なんとか畳でやりたいと始めたわけである。
もう一つは、他流試合を経験させること。普段、小倉クラブでは、基本とミット撃ち、空手の型のみしか稽古しない。人数が少ないからというのもあるし、年齢が離れすぎてそもそも成立しないというのもある。
私は、乱取りを無理強いするのが嫌いなのだが、乱取り・他流試合をしないものは、普段の基本・素振りを舐め腐ってやらないというのも知り尽くしている。
形稽古こそ、真剣にやらないとものにならないのだが、人という生き物は、環境が甘ければそれに安住する。仕方の無いことだ。
風門館が、普段形稽古しかしないのに、他流試合をやりたがるのも、そこに大きな理由がある。
他流試合をしない者は、大人でも、空手拳法を舐め腐るという傾向がある。そういう人間を道場においておくと道場の雰囲気が弛緩し、どうせ解散する。同じ解散するなら、せめて、空手拳法を舐め腐る人間には痛い眼にあってもらうというのも狙いとしてある。
最も、それ以上に教える以上は強くしたい。強くするためには、他流試合が一番効果がある。それが一番の理由でもある。
筑前塾には、参加をお願いしていたが、まさか、こんなに早く実現するとは思っていなかった。また、筑前塾は、グローブ空手系の道場なので、ローあり、面突きあり、防具着装だから、日本拳法道との相性が良い。
小倉クラブも最近ローを教え始めたばかりなのだが、ローあり乱取り試合が、これほど早く実現するとは予想外であった。
門司錬和会は防具空手、筑前塾はグローブ空手、小倉クラブは、三種類に対応できるよう訓練中であるから、錬和会の子には、希望通り、筑前塾と小倉クラブは、相手に合わせるというなかなか、異色の稽古試合となった。
吉都童子など、この日、筑前塾の小4二人、錬和会の小5女子、小3男子と4本も一気に取った。
また、中1小太郎童子は、錬和会の中1三人とロー有り、ロー無しで3本取った。二人とも、乱取り稽古がこれで二回目と言ったら、嘘だろと言われるくらい急速に進歩している。
そして、穂高童子。まだ早いかなとは思ったが、フットワークが意外と良いので、出してみたら、筑前塾の同じ小5三人と一気に3本取ってしまった。これは、予想外の大収穫である。
小倉クラブ、まだ、半年足らずだから、他の道場を呼べる力はないが、相手にも都合がある。うちが強くなるのを待っていたら、いつまでも足踏み状態が続くのは目に見えている。
これで、3人闘えるようになった。
秋には、風門祭が控えている。ここで、初公式戦に出すつもりだ。頭の中を計画表・行程表・スケジュール表が渦巻いている。
怪我をさせずに着実に強くし、順序よく、公式戦の場数を増やす。千手丸師範補には、福岡武道館を今年で最後にさせるつもりである。
また、1・2年の間は、福岡武道館から撤退となるが、今度は、小倉クラブを率いて、再び風門旋風を巻き起こすつもりである。
徳力少年隊が、福岡武道館のコートに立つとき、少年部の指導にも長けてたいたのかと話題になるだろう。
今いる関係者は、私がかって率いていた風門少年隊の圧倒的な強さを知らない。
どうすれば、強い選手を育てることができるのか。このルールに関しては、私のノウハウはかなりのものがある。ただ、集客が下手ため、指導者としての力量を発揮出来ずに埋もれるところだったが、どうやら、67歳にして、最後の運が巡ってきたようだ。
1年前、金辺峠を超えるとき、そんな大胆な野心は持っていなかった。しかし、才能と巡り会えば、やはり、そこは他流試合大好き日本拳法道病が出てくる。
福智町武道館では、術理を楽しむ稽古を専らとしてきたが、少年部を持つと競技武道の指導者としてのもう一つの顔が滲み出てきて隠せない。
いかに怪我をさせずに他流試合を闘わせるか?結局、最後はまた、出発点に戻っている。
・風門館 福智町武道館(福岡県田川郡福智町金田1313番地1)
毎週日曜日 10:00~12:00 6月8日・22日以外。予約済み
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回
*6月8日(日) 第10回九州拳友空手道オープン選手権大会 福山師範補出場のため福智町武道館は休館とします。
*6月22日(日) 第10回唐拳杯日本拳法道九州オープンに、福山師範補出場が急遽決まったため、休館。
*6月29日(日)午後小倉南武道場稽古会があるが、福智町武道館は通常通り稽古。午前福智町、午後小倉南 どちらでも参加可。二部練も可。
・日本拳法道小倉クラブ・空手道錬和会徳力教室(総合武道風門館と空手道錬和会共同運営武道教室)小倉南区徳力市民センター 6月3・10・17・24日木曜日4回。予約済み。
毎週木曜日 少年部18:30~20:00 一般開始自由~20:30まで。
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下600円/1回
*6月29日(日) #【交拳知愛】第3回小倉南武道場稽古会
14:00~16:00確定 小倉南武道場稽古会は、月2回ペース。不定期開催。
錬和会空手道門司道場(日本拳法道連盟・加盟団団体)
門司区大里市民センター 月・水 17:15~18:45
門司区丸山公民館 土 17:15~18:45
・日本拳法道連盟八修会 八幡西区市瀬公民館 毎週金曜日19:30~21:00
*中学生からシニアまで 1000円/1回
連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550
メール kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。