日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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跳足。体術総合・体術古伝 合同稽古。3月10日。田川郡大任町B&G

 
平成31年3月10日 日曜日 10:00-12:00 雨天 大任町B&G海洋センター体育館
師範:木霊丸
行者:千手丸、常盤丸
稽古内容
基礎
 縄跳3分2回
組技
 組討:腰投、鉢返、鉢落、鉢回、大外掛
打撃
 突技:飛込からの振突1連、2連、3連、揚突1連、2連、各40本
 蹴技:受返30本
 ミット打ち:各種3往復
 マススパー:マススパー(上段突き無し)、5-10分3R
本日の稽古は館長不在のため、木霊丸師範の指導の元で行いました。
少し肌寒い感じでしたので縄跳びをして体を温め、組討で体をほぐした後、常盤丸氏が不得手とする飛込からの突技を重点的に行いました。
突技だけだと寂しいので、蹴技の受返と、ミット打ちを行い、いわゆるフルコンタクト空手ルールのマススパーで締めました。
組技は相手を倒した後の処理を重要視し、処理が十分でない場合は倒された側が反撃する様にして倒して終わりではないということを再確認しました。相手を倒したことで安心してしまいがちですが、実戦の場合はここからが重要です。1vs多を想定すると立ったまま相手を制する必要がありますので、立ったままの抑え込み、抑え突や踏当、蹴当まで意識して取り組みました。
打撃は飛込からの振突をメインとし、各動作を分解して練習したので常盤丸氏もかなり上達できたと思います。
後半は上段突き無しのいわゆるフルコンタクト空手ルールのマススパーで追い込みました。フルコンルールのマススパーは上段がないので事故が起きにくく顔を打たれる恐怖感が少ないので、技術練習にはもってこいだと思います。また、胴防具の影響で中段の防御がおろそかになってしまいがちな風門行者衆にとっては中段突き連打によりいやでも防御意識が向くようになる効果もあります。ただ上段の防御が下がってきやすいので、上段蹴りでその事を意識させる必要もありますが、皆上段蹴は不得手なのでなかなか難しいものです。
春までは激し過ぎない稽古で技術的なレベルをあげ、秋の本戦に向けての準備を進めていきたいと思います。