総合武道 風門館 日本拳法道連盟・福光流柔術拳法連盟・錬和会空手道 三法一致

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風門館徒然 護身ONLY たまに欲しいこんな日が。田川郡福智町武道館 2025・10・19

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風門館徒然 護身ONLY たまに欲しいこんな日が。田川郡福智町武道館 2025・10・19

 

令和7年10月12日 日曜日 晴れ 於田川郡福智町武道館

先達 雲母丸・出雲丸先生 行者:木霊丸氏・八咫丸氏・若菜丸氏  

 

護身コース 

 

福光流柔術拳法 小太刀 

素振り足 第1法:迎足、第2法:踊足、第3法:刺腰、第4法:歩足、第5法:舞足 組形・小具足 小太刀:横一文字 真っ向返し、袈裟返し、突き返し

福光流柔術拳法 素手第2法取手 刺し面一本取り 

 

日本拳法道木立伝素振り6形

日本拳法道形 6級:上受けの形、2級:掛け受けの形、1級:掬い受けの形

 

空手道錬和会 基本動作 手業 

 

千手丸氏68R・獅子丸氏1R・千木丸氏5R・八咫丸氏35R・弦音丸氏20R・上羽丸氏10R・天音丸氏31R・A氏10R ラウンド数はL2換算。

 

計算式:公式戦L5=地稽古L2・10R 公式戦L3・1R=地稽古L2・5R、公式戦L2・1R=地稽古L2・3R 公式戦には、昇級・昇段審査の組み手を含む。55歳以上は、L1以上で記録。

 

この日は、選手コ-スが、一人もいない。予約が入らなければ、休館にしようかと考えていたら、若菜丸氏から予約が入ったので、木霊丸氏・出雲丸先生に予定通り開館を連絡。そしていってみたら、八咫丸氏も来ていたので、いつも通り5人での稽古となった。

 

選手コースがいないので、このチャンスを逃すはずもなく、この日は、存分に小太刀の稽古をした。心地よし。

 

まずは、素振り足から。この素振り足も12法あるが、基本必要なのは、第5法まで、最低限、この5法までが出来ていないと、小具足小太刀は出来ない。古術の小太刀というのは、元来、小具足用だから、腰の廻りで、鎧通し・鼻捻じなど、短き物であれば、何でも使う。これが、転じて江戸期は、護身用に鉄バチを用いていた。

 

この鉄バチを応用すれば、警棒術として使えるのではないかと思い、今から、12年前、旧日本拳法道連盟風門同志会を発展解消させ、現在の総合武道風門館に至った訳である。

 

組形:横一文字も存分に稽古して、満足。最後に、若菜丸氏に最近教えている、刺し面からの一本取りを稽古。まさに、古術という満足のいく稽古となった。

 

私は、日本拳法道ももちろん好きだが、私にとって、日本拳法道は、他流試合をしてなんぼの競技武道であり、福岡武道館を目指すところに価値があったので、選手がいないとやる気が出ない。

 

護身用の古術の稽古なら、試合とは無関係にいくらでも喜んで教えるのだが、残念ながら、こちらの方は、希望者がいないので、無念である。

 

しかし、昨日は、久しぶりに古術を堪能した。

 

後半は、当身。風門流は、いつも説明しているように、木立伝日本拳法道×福光流×村上伝沖縄小林流で出来ている。

 

この日は、新人若菜丸氏以外は、黒帯ばかりでだったので、木立伝の素振り拳法をそのまま、オリジナルで、伝えた。何事もオリジナルを知ることは必要である。

 

芸事の基本は、守・破・離である。まずは、守がなければ、それは、ただの我流である。我流の人間が、ちょろちょろっと習って、日本拳法道の看板を使うのは、私の価値観が許さない。

 

守があって、破り・離れる。これは、武道としては当然のことだが、受け継がれるDNAなしで、日本拳法道の看板を使うことは許されないというのが風門流の考え方である。

 

過去、5段・6段と段位だけもらって、ろくに、先生から直伝教授を受けていない人間を見てきたので、私のように、流儀の系譜を重要視する人間からは、耐えられなかった。

 

日本拳法道は、競技ルールこそ、流儀の核心だが、同時に、その更に核心は、形にある。

 

福岡武道館に1回しかでたことがなく、形の本質も分かっていない人間に5段・6段と許したのが、今日の衰退の原因だと私は思っている。

 

日本拳法道ルールで他流試合をやるか?形を突き詰めるか?最低限でもどちらかが無ければ、日本拳法道の段位を発行すべきではない。

 

風門流の允可権をもらった以上、私の一門からは、何をやっているのかわらないような段位発行はしない。

 

さて、話が長くなったが、昨日は、上級者ばかりだったので、日本拳法道形の深い理合いを伝えた。

 

36年やったが、未だに、うまく出来ない。最初に習ったときは、単純な形なので、これに何の意味があるのかと思っていたが、やればやるほど奥が深い。

 

木立伝拳術の生きた指南書であり、奥義でもある。もっとも、それに気がつくためには、日本拳法道ルールでの他流試合経験が必要だろう。と同時に、空手か何か別の武道で、形の意味を学んでいる者にしか、真価は分からないかも知れない。

 

私の知る限り、木立門下で、この形の真価に気づいたのは、私一人だと思う。そして、私以外の直系の黒帯は、一人も残っていない。

 

この木立伝日本拳法道の形の真価に気づいたものだけが、恐らく日本拳法道の道統引く継ぐのではないかと予言しておく。

 

風門館 10月の稽古日程

・風門館 福智町武道館(福岡県田川郡福智町金田1313番地1)

毎週日曜日 10:00~12:00 

10月19日 日曜日 福智町武道館 13:00~15:00

10月26日 日曜日 福智町武道館 10:00~12:00

 

ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回

 

日本拳法道小倉クラブ・空手道錬和会徳力教室

(総合武道風門館と空手道錬和会共同運営武道教室) 

小倉南区徳力市民センター  

毎週木曜日 少年部18:30~20:00 一般開始自由~20:30まで。

ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下600円/1回 

 

【交拳知愛】 小倉南武道場稽古会

10月25日 土曜日10:00~12:00

参加費 一般1000円 高校生以下500円

 

空手道錬和会門司本部道場(日本拳法道連盟・加盟団団体)

門司区大里市民センター 月・水 17:15~18:45

門司区丸山公民館  土 17:15~18:45 

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

メール kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。