日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 福光流小太刀・女子護身体術 形指導。指導員のための道場。田川郡福智町武道館 2024・12・1

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https://www.youtube.com/watch?v=OvIXmNJddFQ

 

令和6年12月1日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

行者:木霊丸氏・八咫丸氏 

稽古内容 体術総合・体術護身

豊前福光派古術得物第一法 元手(太刀・小太刀)

素振り足12箇条 1箇条:迎足、2箇条:踊足、3箇条:舞足陰陽、4箇条:刺腰、5箇条:歩足、12箇条:小走り

豊前福光派古術素手第二法 取手

女子護身体術ための応用

手捌きからの当て身、手捌きからの水車

日本拳法道連盟 制定形 上受けの形(6級)・下受けの形(5級)

 

千手丸氏0R・千木丸氏38R・八咫丸氏28R・弦音丸氏19R・上羽丸氏24R・出雲丸先生9R・天音丸氏15R・A氏2R ラウンド数はL2換算。

計算式:公式戦L3・1R=地稽古L2・5R、公式戦L2・1R=地稽古L2・3R

 

昨日は、濃い組み合わせだった。木霊丸氏は、元々は、日本拳法道の門人だったが、唯一、福光流を選んでくれた貴重な門中で有り、福光流に関する後継を託している。八咫丸氏は、現在日本拳法道連盟八修会・会長職で有り、古術の稽古は慮るところがあるのだが、護身術に関心があり、福光流の小太刀などの稽古も嫌がらないのでありがたい。

 

ちなみに、私は福光流を古武道として残したいとかは思っていない。私個人の芸法修練の目的は、あくまでも私個人の護身実用にある。現在、福光流の小太刀を教伝しているのも護身実用の際には、私個人が小太刀類を使うのが最適解だと確信しているからである。そのために教伝しながら、自らも稽古している。

 

それをやりたいがために、15年ほど前に風門館を起こした。

 

八咫丸氏も、空手経験者で有り、沖縄古武道の得物も使いこなすので、こういう護身特化型稽古を嫌がらないのでやりやすい。

 

私は、格闘技が嫌いとかではないし、技術的には格闘技も多いに参考にしている。ただし、格闘技ごっこをする人間は大嫌いだ。

 

マチュアでも、格闘技をするなら試合に出るのが当たり前。そういう人は、リスペクト出来るが、格闘技をやりながら、公式戦には一度も出たことがない人間と言うのが私にはどうしても理解できない。フィットネスでやることを否定しているわけではないが、そう言う人間から、過去、どれほど上から目線でものを言われたことか。

 

特に、風門館は、<護身・健身・修身>三位一体を掲げて活動している。それで、シーズンオフの時など、小太刀を含め、護身用の手業の稽古が増える。そういう時に、<自分そういのいいですから。>と言われたときの私の気持ちが分かるだろうか?しかも、その相手が、格闘技の試合にバンバン出てる人間で、日本拳法道ルールの大会に出てくれる人間なら、相手に媚びへつらうことも厭わないが、公式戦に一度も出てないと聞くと、正直頭に血が上る。

 

そういうタイプは、格闘技ジムで1年ほどやって、ろくに基本も教えてもらわず、アマチュアの公式戦にも出るレベルに達していないまま、トンズラして、風門をオヤジばかりの田舎道場となめくさってくるケースが多い。

 

だから、うちの壮年部・青龍隊に補足されるとたちまち逃げ出す。

35年間。そういうのの繰り返しだった。

 

ここで、明言しておくが、格闘技ごっこをしたい人間は、必ず試合に出す。護身実用の稽古をしたい人は、極論だが、乱取りなしでもよいと思っている。私は、看板に偽りありが大嫌いだ。格闘技をやりたいなら試合に出る。格闘技しかやらないのに試合に出ない人間は、私にとっては格闘技ごっこをやりた人間だから、風門に来て上から目線で、ものを行ってもらっては困る。試合に出ない人間は、風門の護身用のメニューも稽古してもらう。

 

話しが、逸れたが、この日、八咫丸会長には、女子用の護身術の指導法も伝授した。風門館にも、先日、女子の護身目的の体験入門があった。今後、八幡でも、そういうケースが起こり得るかも知れない。そういう時に、道場長は即座に対処しなければならない。護身と競技武道の2枚看板を出すということの重さというのもあるのだ。

 

手捌き・逆袈裟からの当て身、更に応用の水車。30年来の門人である木霊丸氏でさえ、逆袈裟からの水車は初体験だった。

 

古術の技は、無尽蔵にある。生きている限り飽きることがないのが古術の魅力の一つである。

 

最後に、八幡での新人向けに、日本拳法道制定形、上受けの形・下受けの形を伝授。これも、白帯と黒帯で気をつける部分が違ってくる。古流で言えば、同じ形であっても、初伝・中伝・奥伝とあるが、それと同じである。

 

初伝は、基礎。中伝は競技実戦用。奥伝は武術。日本拳法道形も奥が深い。最も、この形の奥伝部分を知っているのは、宗家以外には、私しか知らないのではないかと思う。

 

日本拳法道形の奥伝部分はえぐい。ここは、非公開なので、風門系には、一人でも多くの人間に伝えておこうと思っている。

 

3人だけの稽古だったが、分かってる3人の稽古は、術理の奥深くを探求できるので、私としては至福の時間だった。

 

風門グループ稽古場所 地域貢献の一環として活動しているため入会金なし。

・風門館 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00

ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回

日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3・5木曜日

18:30~21:00 少年部は、20:00まで。

ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回 

日本拳法道連盟八修会 八幡西区市瀬公民館 毎週金曜日19:30~21:00

*中学生からシニアまで 1000円/1回

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

LINE:ID kirara1987 代表福光まで。