日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 天音丸氏。久しぶりに来訪。5級・下受けの形伝授。風門館は、流儀としての日本拳法道を受け継ぐ。田川郡福智町武道館 2024・11・25

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風門館徒然 天音丸氏。久しぶりに来訪。5級・下受けの形伝授。風門館は、流儀としての日本拳法道を受け継ぐ。田川郡福智町武道館 2024・11・25

 

令和6年11月25日。日曜日。午前の部。晴れ。田川郡福智町武道館

 

行者:千手丸氏・千木丸氏・天音丸氏 

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

豊前福光派古術素手第三法 組討 花手(初伝)

一本目:腰車、二本目:鉢返・鉢落、三本目:鉢回

口伝:引き回しからの前落

 

日本拳法道連盟 制定形 下受けの形2本(5級の形)

 

受け返し返し稽古

試合検討会:サウスポー対策 4種 

 

千手丸氏0R・千木丸氏38R・八咫丸氏28R・弦音丸氏19R・上羽丸氏24R・出雲丸先生9R・天音丸氏15R・A氏2R ラウンド数はL2換算。

計算式:公式戦L3・1R=地稽古L2・5R、公式戦L2・1R=地稽古L2・3R

 

久しぶりに八修会の天音丸氏が稽古に来た。まだ、5級の形の指導をしていなかったので、全員で稽古。初めて教えたのに、ほぼ5級としては完成。

 

日本拳法道には、二つの顔がある。意外とここが分かっていない人が多く、混乱する要員となっているので、再度掲げておく。

 

外部の人間が分からないのはともかくとして、日本拳法道連盟所属の黒帯が、ここを理解してないとなると洒落にならない。

 

競技としての日本拳法道は、防具付徒手総合武道だから、流派を越えて、強い人が勝つ。また、空手+柔道、KB+ブラジリアン、ボクシング+レスリングなど、組み合わせ自由で有り、要は、打撃・投げ・関節・絞め・寝技10秒の相克の中で、強い人が勝つ仕組みになっている。

 

日本拳法道連盟が結成された1987年頃。奇しくも、どの武道・格闘技が強いのか確かめてみたいというムーブメントがあった。

 

以下年表にする。

 

1981年 大道塾設立 北斗旗第1回

1985年 修斗設立

1987年 日本拳法道連盟設立 第一回日本拳法道選手権開催

1988年 真武館全日本格闘技選手権開催

 

今、考えると驚くべき先進性だったと思う。

 

競技としての日本拳法道は、今年35回大会を終えて、日本で唯一の異種格闘技戦色が強い大会として、今も健在である。

 

従って、毎年、どのスタイルが勝つのか予測不能である。素人にありがちなのだが、その年に勝った選手のまねをしがちというのがある。それに振り回されて、大会に出るまでに到らず多くの人間が辞めていった。

 

私は、門下には、いつも、この点を口を酸っぱくして強調している。風門館は、あくまでも、日本拳法道連盟の所属であり、他流試合の中で、いかに、流儀としての日本拳法道、即ち全局面打撃対処型総合拳法として闘うかを研究している道場だ。

 

では、流儀としての日本拳法道とは何かと言えば、宗家が考案し伝えた、拳法基本素振り6本・歩法4種、試合工夫伝4本、日本拳法道形36本をひたすら磨き続けることしかない。

 

これが木立伝拳術理論の集大成で有り、流儀としての日本拳法道の全てだ。私は、外様だったが、自分の他流試合経験、また、私の門下の他流試合を通して、この日本拳法道で、他流派に通用するという確信を持っている。

 

従って、迷うことがない。それで、私の門下には、徹底的に素振りと歩法・体捌き、日本拳法道形を指導する。特に形については、全員に宗家直伝の形に触れさせるために、現在も、年二回、直接指導を受けさせている。

 

動画は、天音丸氏・上羽丸氏が、今年の9月に宗家から直伝を受けている時の様子を撮影したものだ。

 

この日本拳法道形の神髄が分かるには、時間がかかる。非常にシンプルなために、見た目地味だ。帯が進み、自分が他流試合を重ねるうちに、この形の凄さが分かってくる。

 

錦糸刺繍入りの日本拳法道連盟の帯を締めながら、この形の価値が分からない人間も多かった。そういう人はいずれ消えていく。

 

風門館の日本拳法道形に対する徹底度は強烈だ。それが、風門スタイルの特徴でもある。特に、武道・格闘技未経験者ほど、この形の修練をやっておかないと他流試合をする度に、根無し草となり迷いが生じ、結果辞めて他の流派に乗り換え乗り換え、結局何者にもなれないということになる。

 

最後は、各個人が選ぶことだが、日本拳法道連盟に入った以上、形で自分の根元・根幹を作るしかない。その上で他流派を学び、足りない所は補うのが理想だ。と言うことを年中言っている。

 

黒帯は締めているが、流儀としては何者か分からない人間を作らない。それが風門館の考えるところである。

 

その後は、今回の大会の反省と検討会。サウスポー対策を4種ほど稽古。この日も充実した稽古となった。

 

風門グループ稽古場所 地域貢献の一環として活動しているため入会金なし。

・風門館 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00

ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回

日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3・5木曜日

18:30~21:00 少年部は、20:00まで。

ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回 

日本拳法道連盟八修会 八幡西区市瀬公民館 毎週金曜日19:30~21:00

*中学生からシニアまで 1000円/1回

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

LINE:ID kirara1987 代表福光まで。