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日本拳法道小倉クラブ 第10回稽古会 ついに待望の少年部体験入門あり。#北九州市小倉南区徳力市民センター 2024・9・19
行者:千木丸氏・多聞丸氏・天音丸氏・体験1名
受身:力走り
風門館当身拳法基本素振り12箇条 波返・一本目から六本目
一般、受け返し稽古 6種×5分、歩法稽古兼ミット撃ち 5種×60秒
キックミット蹴込み稽古左右ミドル 3種×10本
少年 基本素振り・ミット撃ち・突き・蹴りなど10種×10本
風門グループ稽古場所 地域貢献の一環として活動しているため入会金なし。
・風門館 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00
ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回
・日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3・5木曜日
19:30~21:00 ジュニアからシニアまで 一般1000円・中学生以下700円/1回
・日本拳法道連盟八修会 八幡西区市瀬公民館 毎週金曜日19:30~21:00
*中学生からシニアまで 1000円/1回
連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550
LINE:ID kirara1987 代表福光まで。
小倉クラブ。今年4月18日に開校して以来。昨日で、10回目となった。人数が少ないため、現在奇数週木曜日で、月2回の稽古だが、何とか乗り切っている。
社会人6人で始めたのだが、怪我・仕事などで、参加者一人が多い。いつも、私一人だったら、どうしようかと思いながら、徳力教室まで通っているが、昨日は、久しぶりの盛況だった。
千木丸二段が、行けると言うことで、まあ、一人はないかと思っていたが、突然、体験入門があって、慌てた。
ただ、私自身は、かって、日本拳法道連盟内最強と言われた風門少年隊を率いた経験があるので、少年部の指導には慣れている。
かって、私の率いる風門少年隊は強かった。日本拳法道ルールだけではなく、硬式空手の大会にも出し、優勝・準優勝など当たり前のように取ってきた。今も、少年部を預かれば、けっこうな選手を育てる自信ある。
元々、徳力教室を開講したのは、場所的に、少年部が集まりやすいとみてのことだった。しかも、昔と違い、今や、小倉クラブ登録メンバー6人中、5人は、黒帯。指導陣万全の体制で出張っている。後は、どうやって少年部に見つけられるかだけなのだが、徳力市民センターの教室情報のようなもので知ったとのことだったので、今後も、期待が持てる。
さらに、体験した小学二年生、逆立ちで歩けるというので見せてもらったら、ほんとにするする歩いている。思わず、神よと叫ぶところだった。
私の経験上、逆立ちが出来る子は、バランス力がある訳だから、競技武道に向いている。この逆立ちで歩けるというのは、身体能力を量る上で非常に重要なことだ。
現在8歳だろうが、10年すると18歳になっている。10年という月日は長いように感じるがあっと言うまだ。私も、後10年で76歳。まだ、指導は出来るのではないかと思う。
それに、私が育てた風門館黒帯5は、10年後には、60歳前後、4段から5段になっている。指導者としては円熟味を増す頃だろう。
私に万が一があっても、今いる門人達が困らないように、私の終焉を見据えながら、準備してきた。
しかし、天音丸氏といい、昨日の体験の子といい。小倉クラブには、身体能力の高い人と縁があるようだ。体験の小学生も入ると決まった訳ではないので、先走って考えても夢で終わるかも知れないが、一本の糸が垂れ下がってきてるような感じは受ける。
天は、最後に、もう一度、私に晴れ舞台を体験させようとしているかと夢膨らむばかりだ。
結果はどうにせよ。体験があったということは可能性はあるということだから、今後の集客にも力が入る。
さて、天音丸氏。日毎にフォームも固まってきた。まだ、素振りが完全ではないが、私と二人の時や、少年と一緒の日には、徹底的に素振りをやる。
単純に、楽しみたい人には、こんな地味なことをさせても続かないし、競技に出ない人には、そこまで素振りをさせる必要も無い。楽しめば良いと思う。しかし、27歳の天音丸氏は、先々、試合に出る可能性は高い。だから、競技に出ること前提の稽古をしなければならない。
競技武道・護身武道・健康武道・生涯武道、それぞれ目的が違えば、稽古法も異なるのは当然だ。そこを理解できず、何でも、みんなと一緒という人には、競技武道は向かない。野球の経験が長いようなので、私の意図を十分理解できているから、非常に指導しやすい。
また、昨日は、私が少年を見ていたので、天音丸氏の指導は千木丸二段に任せていたが、現在現役プロシュータのデビュー前や、元プロレスラーと撃ち合い続けた経験があるので、デイフエンスの重要性は、嫌と言うほど身に染みている。昨日も、私はおおまかな指示をだすだけで、任せっきりだったが、よく考えた指導をしていた。
千木丸二段も、来年9月には三段。三段が、正指導員で有り、支部長格なので、貴重な指導員を獲得したことになる。
私の提唱する護身武道の意味も、一番理解しているので、今後の福智町武道館と小倉クラブの運営上、私の右腕として活動してもらわなければならないが、技量的にも、申し分ないところまできている。
こうやって、40歳以上の人には、将来の指導員として、また、護身武道に関する膨大な手業をじっくり練り込んで来ているから、昨日のような、突発的な状況でも即座に対応が出来る。
一番苦手な集客に苦しみながら、貴重な指導員を育ててきた成果がやっと花開こうとしているのかも知れない。
そうやって、日々練り込んでいると、天音丸氏も、12月には、5級。来年春には、3・4級を受けて、茶帯となる。
出雲丸先生も、11月頃には復帰しそうだし、何と言っても、徳力教室には獅子丸二段がいる。仕事が多忙なために参加できなくて、本人も気にしてるだろうが、ゆっくりでいい。私は、まだ、後4年はいける。
最後に、昨日だったか、過去800人教えたうち、天音丸氏は4本の指に入るということを書いた後。昔教えた4本の指の一人から、連絡があった。仕事の関係もあり、月1も難しそうだが、たまに出てきてみたいということだったので、彼が戻って来ると指導員体制は盤石になる。
66歳。35年かけて、やっと金辺峠を越えたが、この半年、何時撤退に追い込まれるのかとはらはらしながらやってきた。しかし、ひょっとして、最後に、この35年間撒き続けた種が、いよいよ開花期を迎えるのではないかという淡い期待が膨らんできた。
ということを書いたら、次には、またしても絶望的な気分になるの繰り返しだったから、心構えはしているが、取りあえず、今は、幸せな気分で稽古禄を書いている。