日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 熱暑・酷暑・活況・体験二人。困難・障壁を乗り越えて、本日も千日鍛・万日錬 福智町武道館 2024・8・4

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風門館徒然 熱暑・酷暑・活況・体験二人。困難・障壁を乗り越えて、本日も千日鍛・万日錬 福智町武道館 2024・8・4

 

令和6年8月4日。日曜日。午前の部。晴れ・熱暑・酷暑。田川郡福智町武道館

 

行者:千木丸氏・八咫丸氏・弦音丸氏・上羽丸氏・天音丸氏 体験二名

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

護身:胸取小手返し・初手 苑場返・蹴手繰里下段足払 

 

組討 豊前福光派古術 素手第3法 組討 形稽古・投げ込み稽古  

1本目:腰車、2本目:鉢返

 

受け返し返し稽古

羽手拳法1本目:直3連、二本目:左直左鈎右直

押手・羽根手

 

木霊丸氏9R 千手丸氏27R・千木丸氏13R・八咫丸氏19R・弦音丸氏8R・上羽丸氏7R・出雲丸先生9R・天音丸氏7R

 

風門グループ稽古場所 地域貢献の一環として活動しているため入会金なし。

風門館田川道場 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00

ジュニアからシニアまで 1000円/1回

風門館八幡道場 八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00

*中学生からシニアまで 1000円/1回

日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3木曜日

19:30~21:00 ジュニアからシニアまで 1000円/1回 

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

LINE:ID kirara1987 代表福光まで。

 

指導・運営・広報・集客 これを一人でやっていると疲れて消耗する。特に、最近、筑豊・北九州地区で、各種イベント・異業種交流会などでプレゼンしているので、本来、営業能力0、社交性0、人見知りMAXの私の心身の消耗が激しい。

 

しかも、熱い。前週日曜日の佐賀も、唐津の体育館が熱くて、軽い熱中症にかかったのではないかと思った。それ、以降も、木曜日は小倉クラブ、熱いのと列車での移動。これが、確実に体力と気力を削っている。

 

また、他にも悩みは大きいが、一番の悩みは、福智町武道館の料金改訂がメンタルを撃ち抜いた。

 

場所代200円+指導料500円。これが、理想だったが、5月から、場所代の赤字が続き、指導料500円から補填しているから、無料で、指導している形になっている。

 

この状態は、間違っている。私は、現代の社会体育の指導者は、ボランティアで教えるのが当たり前の風潮に激しく反発を感じる。なぜなら、その考えの奥底には、共産主義思想が見て取れるからだ。

 

ただで、何でもサービスを受けたい。その思想は、根本的に共産主義思想なのである。現代日本人の多くは、共産主義とかにはほぼ無縁だから、自覚が無いが、TVのドラマ・ニュース・コメントなどを通して、その何でもただ。フリーライダー思想が蔓延している。

 

ただが好きな人とは、結局、自立してない傾向にある。風門館の根本は<大和心復興・士道精神涵養>にある。

 

要するに、私は、武道を通して、自立した人間を育てようとしている。だからこその、日本拳法道なのである。

 

競技武道の世界に怪我はつきものだ。全て自己責任でコートに立つ。本戦2分・延長1分の間、ただ一人で闘い続けなければならない。孤独であるし、全て自己責任の世界だから、勝敗・怪我を含め自分で背負える覚悟が無ければ、コートに立つべきでは無い。

 

そういう覚悟を持った者達が、拳足を思いっきり振りあうから、その闘いは、神々しく、神聖なのである。

 

そういう世界に、何でも人にしてもらいたい、サービスだけただで受けたい、フリライダーでいたい。そういう人間が入ってきても空気が乱れ、場の雰囲気が壊れるだけだ。

 

従って、値上げは、極力避けたかったが、都度払いを維持するために、9月から、1000円/1回とした。

 

福智町武道館の料金改定は、8月からだ。8月は、800円/1回としているが、例えば、11日。予約一名。この時点で、場所代1040円は、誰も来なくても私一人の負担となる。一名の場合。240円を払って、習いに来てもらってるということになる。それは、つまり、私の技術を安く買いたたかれているという意味になる。

 

お金の問題と言うより、私の技術に対するプライドの問題である。私の拘りは、最後はそこに行き着く。安く買いたたかれても頭を下げて習いに来てもらうのか?そこまで、屈辱を味わいながら続ける意味があるのか?

 

3ヶ月ほど考え続けたが、稽古もしたいし、かといって私のメンタルを削ってまでやる意味があるのか、逡巡した結果、1000円なら、私のメンタルは守られるので、これでいくと昨日、全員に通告した。

 

5人以上、常時稽古に来るなら、700円でもやれるのだが、皆、社会人ばかりで忙しい。少年部を集客できないから、稽古存続のためには、決断せざるを得なかった。

 

私の最大の悩みは、集客にあるのだが、昨日は、二人、体験入門があった。ありがたいことだ。体験入門したからと行って、必ず入ると言うことではないが、まず説明を聞いてもらえる。このメリットが大きい。

 

しかも、嘉麻市から一名、田川市から一名だったので、筑豊地区からの体験は、久しぶりだ。風門館は、なぜか、北九州市からの問い合わせが多い。それで、八咫丸道場長に無理を言って、八幡にまず、拠点を作ってもらった。

 

そのおかげで、新たに会員の獲得に成功し、その上で、私が小倉南に出ることが出来た。

 

三箇所どこも、集客には苦しんでいるが、日本拳法道と風門館の存在自体が知られていないので、拠点を作り、集客することには大きな意味がある。

 

とにかく、次から次とある行事をこなしながら、指導の方は、きっちりとやる。

 

18日。小倉南で体験教室。9月には、昇級・昇段審査、10月には風門祭、そして、いよいよ、千手丸四段の現役最後となる第35回福岡武道館大会。

 

やることは多い。

 

しかし、昨日は、体験内容としては、良かった。日本拳法道ルールに必要な組み討ち稽古。当て身の素振り、受け返し稽古。護身用の胸取りや蹴手繰里ローキックなど、ほぼ、普段通りのメニューを流した。

 

しかも、昨日は、会員が五名参加と盛況だった。体験二名で、総勢8名。いつもこれだけ賑やかだといんだが、可能性はあるということだ。

 

また、体験の二人とも、40代、50代とのことで、やはり、無理な稽古を用心していたようだが、雰囲気も分かったので、終わりは和やかだった。

 

理想を言うと、運営のことさえ無ければ、私は大人のための護身教室としてやりたいのが本音だ。40代、50代、60代歓迎だ。競技武道は若くないと出来ないが、護身武道に年齢は関係ない。

 

競技武道の良さも捨てがたい魅力があるが、ゆったり・まったりの護身武道で楽しくやるのも健康法としては非常に良い。

 

今後も、誰が入会しても、教える自信はある。競技武道・護身武道・健康武道、どれでも、希望に沿ったメニューを組める。

 

もう、60年武道の世界にいる。達人にも名人にもなれなかったが、それなりの指導が出来る技量と引き出しの多さは持っているつもりだ。

 

もし、あなたが悩んでいるなら、一度体験入門をして欲しい。