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日本拳法道小倉クラブ 第6回稽古会 掛け受けの形・展開 #北九州市小倉南区徳力市民センター 2024・7・4
令和6年7月4日。木曜日。夜の部。猛暑・湿度高し。北九州市小倉南区徳力市民センター
行者:雲母丸・千木丸氏・出雲丸氏
稽古内容 体術総合・体術護身
日本拳法道連盟 五段指定形 掛受の形二本・逆手引き取りの形2本
6級上受けの形 2本
風門グループ稽古場所
風門館田川道場 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00
ジュニアからシニアまで 都度払い 1000円/1回
風門館八幡道場 八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00
*中学生からシニアまで 都度払い 1000円/1回
日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3木曜日
19:30~21:00 キッズからシニアまで 都度払い 1000円/1回
連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550 LINE:ID・kirara1987
代表福光まで。
何とか、第6回の稽古会を終えることが出来た。当初6人で出発したので、6人いれば、1回の稽古に最低でも、二人。1年はもつという計算で立ち上げたが、1名が入院・手術で離脱。
残り5人中。獅子丸二段は、九月から参加、新人アマネ君も仕事の関係があって、急遽欠席。しかし、千木丸二段が参加できたので、昨日は、3人で稽古会が出来た。
少数だが、小倉クラブ。実は、面白い内容になっている。まず、千木丸氏も、51歳で二段。出雲丸先生も空手の高段者で64歳。私が66歳。
この面子になると、格闘技には興味が無い。
風門館は、武道として稽古しているが、私の出自は武術だ。武術→武道→格闘技という、普通とは逆パターンの履歴で、今の位置にいる。
だから、本来、武術が好きだ。だから、小倉クラブでは、ものすごく高度な武術技を稽古している。
日本拳法道の形は、見る人の位置によって、まったく違った風景を見せる。格闘技の人から見れば、格闘技の単純なコンビネーションに見えるし、武道の人から見れば教育的な価値のある優れた形に見える。
ところが、武術が出自の私から見れば、恐ろしくよく出来た武術技の集合体なのだ。例えて言うと、格闘技的にカモフラージュした武術ということになるだろうか。
ただし、それが見えるのは、出自が武術の人間だけだ。また、初心者にこの武術的な意味を教えても伝わらないので、最初は、まずは、格闘技的な業として教える。
空手でも、初段・二段なら、日本拳法道形に隠された武術性に気づくことはない。しかし、出雲丸先生や私の直門である千木丸二段になると、私の解釈を受け入れることが出来る。
要するに面白い。若い人がいる時は、競技用に教え、50過ぎの黒帯だけの時は、武術として教える。こういう、武術・武道・格闘技の三面一体の形を作り出したのだから、やはり、宗師範は、偉大だと思う。
昨日も、かなりマニアックな武術としての用法を稽古できたので、滅茶苦茶大満足の一日だった。
獅子丸氏の復帰まで、後、3回。もうすぐ援軍が来る思うと持ちこたえられる。援軍無き籠城は必ず破れるという。しかし、1年この拠点を守り抜ぬけば、そのうちに新規も入ってくるだろう。
楽しみつつ稽古し、無理の無いよう続けて、小倉方面に日本拳法道の存在を知らせる。拠点があるからこそ、それが出来る。
100万都市、北九州市に日本拳法道を普及するのは、風門の悲願だった。八幡道場も八咫丸道場長のご苦労でかなり熱くなってきている。私も小倉方面進出で、何とか小倉クラブを軌道に乗せたい。
筑豊の中心地に風門館福智町武道館。遠賀川東岸に八幡道場、小倉方面秋月街道に小倉クラブ
この3点を押さえれば、八木山峠以東の普及拡大の基礎を築くことが出来る。
古希まで、後4年。幸い金銭的にも不自由がないし、時間もある。体は壊れているとはいえ、技術的な指導は、まだ出来る。
ここまで、ため込んだ技術を無駄に終わらせたくない。
花は何処で咲いても、いずれ散る。同じ散るなら、種は残したい。
それが、男子の本懐ではなかろうか。この野心が面白くてやっている。