日本拳法道連盟・豊前福光派古術連盟 風門館公式ブログ

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風門館徒然 帯渡之儀・満足のいく稽古 田川郡福智町武道館 2024・5・19

 

 

令和6年5月19日。日曜日。午前の部。快晴。田川郡福智町武道館

 

行者:千手丸氏・千木丸氏・弦音丸氏・B氏

 

稽古内容 体術総合・体術護身

 

護身 豊前福光派古術 素手第2法 取手(とって)

胸取小手返 初手:苑場返

 

組討 豊前福光派古術 素手第3法 組討  

花手 1本目:腰車、2本目:鉢返・鉢落、3本目:鉢回

中伝・肩絡浴倒・肩絡前落

 

受け返し稽古 5月のテーマ 追足・追突・追蹴 

開き足展開 5種×30回

追い足1種×30回

口伝:挟受日本拳法道スタイル・挟受古術スタイル

 

鍛錬手合L1 着胴・着籠手・面寸止め・首からライトコンタクト・打撃のみ 

90×2R B氏×千木丸氏・弦音丸氏 

鍛錬手合L2(変手スタイル)90秒2R 千手丸氏×千木丸氏・弦音丸

 

木霊丸氏5R 千手丸氏13R・千木丸氏7R・八咫丸氏10R・弦音丸氏6R・上羽丸氏3R・A先生8R

 

風門グループ稽古場所

風門館田川道場 田川郡福智町武道館 毎週日曜日 10:00~12:00

キッズからシニアまで

風門館八幡道場 八幡西区市瀬公民館 第2・4金曜日 19:30~21:00

*中学生以上

日本拳法道小倉クラブ 小倉南区徳力市民センター 第1・3木曜日

19:30~21:00 キッズからシニアまで

 

連絡先 風門館事務局 ☎0947・32・3550

kirara.1958ss@gmail.com 代表福光まで。

 

本日も納得のいく稽古が出来て至極満悦。習った側は、どうか分からないが、経験上、私が満足がいったときは習った側も満足。私が、消化不良の時は、習った側も不満足が多い。

 

とにかく、小倉クラブの、場所の具合なのか?時間が80分のせいなのか分からないが、消化不良だったので、本日は、ご機嫌。

 

さて、稽古内容について書き始めると膨大な量になるので、開き足展開についてのみ書き記す。

 

木曜日、小倉クラブで開き足をしたとき、千木丸氏も戸惑っていた。え?という感じだったが、よくよく考えれば、福智町武道館は、現役千手丸氏のためのメニューでほぼ組んでいる。基本は、全員に教えたつもりだったが、千木丸氏が、入門した時は、全員黒帯、しかも、数年後、アマ修斗全日本チャンピンから、プロになった、某選手が出稽古に来ていた時期に被っているので、あんまり、基礎・基本をやっていなかったのかも知れないと思い至った。

 

また、弦音丸氏が入門したときも、他全員黒帯。しかも、コロナの最中で、以外と基本をすっ飛ばしている可能性がある。

 

そこで、本日から開き足の基本から、応用まで、徹底的にやった。特に、開き足展開である挟み受けからの古術式引っ掛けと日本拳法道スタイルなどは、初めて教えたのではないだろうか?

 

これなどは、護身実用としても使える高度な技だが、見ておく、こういう技も基本の応用・展開としてあるのだということを知るのも一興であろう。当分、この稽古を続ける。

 

話しは変わって、本日の本題。

 

音丸氏に帯渡之儀を行った。日本拳法道連盟の刺繍の入った黒帯が渡される。いつもいっているように、日本拳法道の黒帯は、誰でも取れるくらいのハードルだが、実際には、到達率1.5%にしか過ぎない。

 

少年部は、小1から始めても、1級までしか出せない。それで、中学校に入ると部活などにはいるためにまず、黒帯まで、続ける子は皆無である。

 

では、大人はどうかというと基本、3年で黒帯になれるのだが、社会人は、仕事・転勤・職種が変わる・結婚・育児などもろもろの関係で、この3年間の奇跡に巡り会える人の数は少ない。

 

また、環境が整ったとしても、基本そこそこに痛い。この痛さに3年間耐えられる人間は少ない。

 

日本拳法道は、安全性の高さを売り物している打撃系総合武道だが、安全というのは、痛くないという意味でもないし、ぼーっとしていても怪我無く3年間過ごせるという意味でも無い。

 

あくまでも、他の過酷なルールに比べたら怪我が少ないから、相対的に安全だと言っているのだし、他のハードルの高い流儀に比べると相対的に黒帯が取りやすいよと言っているに過ぎない。

 

世の中には、自分の規準でしかものを考えきれない人がいるために、私の言う相対的にを、絶対的にと勝手に脳内変換する人間が後を絶たないから困っている。

 

おおよそ、競技武道で、痛くもかゆくもない流儀など存在するはずがないだろう。

 

風門館は、続けるということを最重要課題として活動しているので、一切無理をさせないが、それなりの壁は越えてもらわないと帯は出せない。

 

しかし、根気力さえあれば、誰でも、何歳からでも、黒帯が取れるのも、また事実である。

 

ただし、その石の上にも3年の間、全く無傷というわけにはいかない。私は、私自身を含め、私の門人も怪我をさせたことが無いと言うのを自慢にしているが、この怪我をさせたことがないというのも入院・手術をするようなという前提で言っている。

 

脇腹にヒビが入ったとか、鼓膜が破れたとか、指の骨折、歯が折れたりとかは、基本、怪我の打ちには入れていない。

 

こういうことを書くと、安全性は嘘かという人が出てくるが、規準が違うとしか言いようが無い。

 

競技武道である以上、ある程度の痛み、仕事にいける程度の怪我は、あって当たり前の世界である。

 

この石の上にも3年間を耐えた証として、黒帯が渡される。

 

音丸新初段。45歳・未経験で入門。コロナ禍という最悪の環境の中、多忙な仕事・家庭とある中で、しかも、回り全員黒帯か、他流の経験者という孤独の中。よく耐えたと思う。

 

心から拍手を送りたい。

 

と同時に、あなたの3年間の意味を、小さいとは言え、北部九州5団体から構成される、NKD日本拳法道競技連盟の関係者は知っているということを付記しておこう。