令和4年11月19日。土曜。晴れ。
行者:木霊丸氏。
稽古内容 体術護身・得物護身
風門館護身体術 面直突きに対する展開6種
横手・掛取・小手取・挟取・被取・置車
豊前福光派古術得物第1法:元手
脇勝二本目:初花・変化・刺し。
変手勝6本目:置車
元手・変手稽古。
今週日曜日に開かれる、第7回風門祭へ向けて、護身体術展開6種のお温習い。これで、3回目の稽古だから、当日不安はあるが、やはり、風門祭と言うのは、武舞を奉ずる古術のお神楽舞がそのルーツであり、神祭だから、演武でもいいから、参加したい。
失敗も、天神地祇から見れば、愛嬌であろう。
つづいて、備中から、要請のあった初花の変化を説明した動画撮り。無論、撮るためには、稽古しなければならない。それが、課外となって、二人の稽古も熱が入る。
何しろ、古術の稽古をしているのは、豊前では、我々だけだから、備中から見てもらえると思うと張り切ってしまう。
と同時に、木霊丸師範にも、より深い内容を伝えることが出来る。だから、いつも思うのだが、これは偶然なのだろうか?それとも、やはり、天神地祇がそうさせているのか?
神意には逆らわない。それが、古術者の生き方だから、天意のままに生きていく。
最後に、置車。元手・双手・当身。それぞれの用法・口伝を伝える。風門祭が、終わったら、この置車を通して、古術の双手術とは何か?を本格的に伝えたい。
折しも、九州豊前香春岳・一の岳、西方大岩壁は、紅葉が点在し美しい。自然と共に生き、死んでいく。
風のように流れてとらわれること無く自然体でいたい。この日の稽古も心地よく終了。
天神地祇にひたすら感謝。